【ONE N’ ONLY】配信シングル『 We Just Don’t Care 』「僕らと一緒に立ち上がろう」優しい〈声〉が届いた、冬のある日

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KENSHIN × EIKU × NAOYA

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初めて『We Just Dont Care』を聴いた時の
感想を教えてください。

NAOYA:僕の感想はシンプルに「好き」でした。普段から落ち着いたミディアムバラードを聴くことが多いので「うわ~、好きなやつ~」って(笑)。

EIKU:分かる!僕もバラード曲が好きなので。この曲は歌詞がめちゃくちゃ共感できるし、後押しをしてくれて勇気をもらえる曲でもあるので、たくさんの方に聴いてほしいです。

KENSHIN:挑戦して失敗してを繰り返しているうちに、自信をなくして弱気になってしまっている人たちの背中を押して、力を貸すことのできる曲ができてすごく嬉しかったです。ワンエンは強い曲やオシャレな曲を表題として派手にやってきたので、ここでミディアムバラードを表題にするのはある種挑戦だな、とも思っています。僕らの幅が広がったというひとつのアピールにもなるんじゃないかな、と。

経験を重ねたからこそ改めて表現できる
ミディアムバラードがありますよね。

「〈十人十色〉な生き方があっていい」という
コンセプトに心打たれたのですが…

皆さんのいままでの人生に
色をつけるなら何色ですか?

EIKU:え!色!?

NAOYA:え~むっず(笑)!

KENSHIN:僕は“白”ですね。良い意味で何にも染まりたくないといいますか。いろいろな場面でそこに必要とされる色に染まれるような人でありたい、という意味を込めて“白”。一時期、自分の個性やキャラをどういう風に持っていけばいいのか悩んだ時期があったんですけど、なにか一つを確立するよりも場面ごとに変えていけばいいのかな?と思って。よくよく考えたら、普段コミュニケーションをとっている時でも、話す人によって変わるじゃないですか。話し方もたくさんあるし。なので、その時々に合わせて色づけられる自分でいれたらな、と。

LANDOER:新たに別の場所に行く時は“白”に戻るんですね。

KENSHIN:そうですね。ゼロになる。「自分にはこんなものがあります!」というよりは、下から下から…(笑)。

EIKU:被っちゃうんですけど、僕も…“白”です(笑)。ただ、この世界に足を踏み入れるまでは“黒”だったと思っていて。元々、シンガーソングライターとしてギターを弾きながらいろんなオーディションを受けたりしていたんですけど、その当時は歌って踊るアーティストに興味がなかったんです。


KENSHIN:言うね~(笑)。

EIKU:「俺はこのギター一本で食べていくんだ!」という気持ちでいたんです。その時は誰に何と言われようが何色にも染まらない“黒”だったんですけど、ワンエンという場所でいろんな方と関わるようになってから、いろいろな場面で臨機応変に変化ができる“白”でありたいと思うようになってきたんですよね。

LANDOER:仲間ができたからこそ、安心して“白”になれた?

EIKU:それもあるかもしれないです。ワンエンという仲間に出逢ってなかったら“白”ではなかった気がするな~。

LANDOER:仲間がいないと“白”でいることって難しいですよね。ひとりで闘うための“黒”も必要ですし。では最後!NAOYAさん!

NAOYA:はい!

KENSHIN:なんかNAOYAくんの気になるね。

NAOYA:僕はですね、僕も“白”…じゃないんですね~(笑)。

一同:おぉ~(笑)!!

NAOYA:僕は“オレンジ”です。本当に周りに恵まれているな、という想いを表す温かみのある“オレンジ”。仲間にもスタッフの方々にも環境にも恵まれていますし、これからもそんなチームと一緒にもっともっと大きいステージに立っていろんな未来を見たい、という意味も込めて“オレンジ”です。

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なんだかジーンときました。
『We Just Dont Care』は不安を感じている時に
支えてくれそうな楽曲ですが、

皆さんが不安を感じた時はどうしていますか?

KENSHIN:僕は、座右の銘として「死ぬこと以外かすり傷」だと思っていて。いままでいろんなことがあったけれど何とかなってここまで来れているので、生きていればどうにかなると思うようにしています。中学生の時に悩んでいたこととかって、その時はすごく悩んでいたことでもいま思えば大したことなかったりもしますし、あんなに悩んでたのがバカらしいな…と思うことも多いですし。

LANDOER:確かに、思い出せないことすらありますもんね。

KENSHIN:そうなんですよ。だから無理やりにでも「大丈夫だ!」と思うようにしているんです。僕、企画で100メートルのバンジージャンプを飛んだんですけど、あれを経験した時に「これ以上に怖いものはない」と思って、さらに「死ぬこと以外かすり傷」だという思いが強くなりました(笑)。

EIKU:僕にもずっと大事にしている座右の銘がありまして。中学校の卒業式で校長先生が卒業生に向けて投げかけてくれた「何事も自分に負けず、己に打ち勝て」という意味を持つ〈克己〉という言葉なんですけど。悩んだ時はこの言葉を思い出して頑張るようにしています。自分に甘えないように、負けないように、ここでひとつ乗り越えることができたら先がまた見えると信じて。それと同時に身近な方たちにも支えていただいています。

LANDOER:向上心を持ちながらも、頼れるところは頼って、ですね。

EIKU:頼れるところは頼る、友達でも親族でも誰でもいいので、そこは大事にしたいと思います。

NAOYA:僕は逆に、悩みがあっても人に相談できないタイプなんですよ。そこはダメなところだな、と思いつつも、自分でも気づかないうちにいろんなものを溜め込んでしまう癖があって。溜まって溜まって限界が来てやっと気づくみたいな(笑)。なので、悩み続けることはあまりないかもしれないです。少しくらいの悩みなら「悩んでいるくらいならとりあえずやってみるか」ってスタンスなので。

LANDOER:ある種、鋼のメンタルですね。

NAOYA:鋼、鋼色…(笑)。(※2ページ目を参照!)

Dear LANDOER読者 about
『We Just Dont Care』

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From NAOYA

事務所に入ったばかりで「僕たち大丈夫かな?」と思っていた時期にこの曲に出会っていたら、すごく背中が押されていただろうなと思う曲ができました。だからこそ、いま現在進路のことなどで悩んでいる人たちの背中を押すことのできる楽曲になれたら嬉しいな、と思います。背中を全力で押すというよりは、さりげなくスッと押せるような曲にしていきたいと思っているんですよね。人生は選択肢の連続なのでチャレンジよりも安定した道を選びがちになってしまうことも分かるんですけど、やりたいと思うことはしっかりとやって、ダメだったらまた考えたらいいんだよ、ということを伝えたいです。

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From EIKU

芸能界という世界で活動していく中で、本当にこの先どうなるのかと悩んだ時期がそれぞれにあって。それでも頑張れたのは「自分のやりたいことをやっていこう」という想いがあったからなんです。そういった思い出もフラッシュバッグしながら歌わせていただきました。最後までやり抜きたいと思えるほどの何かを見つけたいと思っている方たち、やりたいことに一歩を踏み出したいけど不安で悩んでいる方たちに、この曲で勇気や希望を与えられたらいいな、と思っています。僕たち自身もいろんな経験を重ねながらこの曲を長く長く育てていきたいです。

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From KENSHIN

いろんな人を勇気づけたいという想いはもちろんあるんですけど、僕自身がこの曲に勇気づけられている面もあって。パフォーマンスをすることで自然と元気が出る特別な曲なんです。この曲の演出や構成も、最初落ち込んでいる僕たちをメンバーが肩を叩いて起き上がらせるといったストーリーになっているので、最後に向かうにつれて勇気をもらえるんですよね。表現としてお客さんに届けることはもちろん大事。ただ、その前段階として僕たち自身がこの曲に勇気を貰っていることも大事だと思うんです。そこの自己理解ができていれば、絶対にその想いが伝わると信じているので。いま、大変な状況で難しい課題もたくさんあると思うんですけどこの曲を聴いて少しでも前向きになってもらえたらいいな、と思います。