自分だけの幸せを、
純粋に追い求めたい〈貴女〉へ

映画『そばかす』

自分だけの幸せを、
純粋に追い求めたい〈貴女〉へ

映画『そばかす』
(c)2022「そばかす」製作委員会

-Introduction-

「ドライブ・マイ・カー」で実力を不動のものにした
三浦透子、単独初主演!
個性的なキャラクターも勢揃い!

本作は、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』(21、濱口竜介監督)で、日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞した三浦透子の、初の単独主演作となる。更に、歌手としても高い評価を受ける彼女は主題歌も担当する。楽曲を提供するのは、感度の高い若年層から今急速に支持を集めるバンド・羊文学の塩塚モエカ。彼女たちの、柔らかくも瑞々しい、独自の世界観を作る曲と詞の世界が、物語のラストで昇華する。佳純の同級生であり、元AV女優・真帆を演じるのは前田敦子。一層女優としての活動の幅を広げる彼女が、佳純に影響を与えるキーパーソンを見事に演じ切る。また、佳純の新しい一歩を後押しする印象的な役を演じるのは、三浦透子と俳優として「同志」であり、今最も注目を集める若手俳優・北村匠海。他にも、伊藤万理華、田島令子、坂井真紀、三宅弘城といった若手からベテランまで幅広い実力派俳優陣が脇を固め、超個性的なキャラクターで作品を彩っている。近年は、映画『あの日々の話』(19)、『僕の好きな女の子』(20)で脚本・監督を努め、劇団「玉田企画」を主催する玉田真也と、放送作家・脚本家として長年活躍し、映画『his』(20、今泉力哉監督)の脚本で、評価は益々高まっているアサダアツシ。二人のタッグが、この繊細なテーマを、佳純の白いシャツと海辺の白い砂浜のように、明るさと爽やかさを感じさせ、多くの人の心に響く作品に仕上げている。

-Story-

「恋愛をしたことがない、そういう感情もない。
だけど楽しく生きていける―」
それが私だと思っていた。

私・蘇畑佳純(そばた・かすみ)、30歳。チェリストになる夢を諦めて実家にもどってはや数年。コールセンターで働きながら単調な毎日を過ごしている。妹は結婚して妊娠中。 救急救命士の父は鬱気味で休職中。バツ3の祖母は思ったことをなんでも口にして妹と口喧嘩が絶えない。そして母は、私に恋人がいないことを嘆き、勝手にお見合いをセッティングする。私は恋愛したいと言う気持ちが湧かない。だからって寂しくないし、ひとりでも十分幸せだ。でも、周りはそれを信じてくれない。恋する気持ちは知らないけど、ひとりぼっちじゃない。大変なこともあるけれど、きっと、ずっと、大丈夫。進め、自分。

伊藤さとり’s voice
伊藤さとり’s voice
映画『そばかす』

「結婚しないの?」というなにげない言葉。実はとても失礼だったりする。だって「結婚しなければいけない」なんて法律はないし、「結婚」は誰かの為にするものじゃないのだから。未婚率も1985年以降から加速傾向にあり、それに比例して少子化も進んでいる。だけど自分の幸せは人に決められるものでもなく、ましてや人の幸せを勝手に決めつけてはいけない。

この映画『そばかす』の主人公・蘇畑佳純(三浦透子)も、そんな世の中的に見たら「お年頃」と言われる30歳の女性。チェリストになる夢も諦めて実家に戻ってきて、コールセンターで働きながら、時々、同僚のお願いで合コンにも付き合っている。しかも母親(坂井真紀)は佳純の将来を案じてお見合いをセッティングする始末。だけど当の本人は恋愛に興味がない。この気持ちを誰も信じてくれない窮屈な状態で、果たして佳純はどんな決断をするのか?

佳純の家族もバラエティに富んだ構成で、妹(伊藤万理華)は妊婦、父親(三宅弘城)は鬱で休職中、祖母(田島令子)はバツ3。更に佳純が再会する同級生は元AV女優(前田敦子)というんだから、彼らの生き方、考え方も様々で佳純の“自分探し”に間違いなく影響を与えていく。

これだけ状況の異なるキャラクターが登場するのには、脚本を書き上げたアサダアツシ(『his』)の意図していることがあるからで、監督を務めた玉田真也(劇団「玉田企画」主宰)による彼らが一家団欒シーンで食卓を囲んでいる演出で浮き彫りになっていく。それは何かというと、“みんな違ってみんないい”という社会へのメッセージだ。結婚してもいい、出産してもいい、離婚したっていい、仕事を休む時があったっていい、自分が好きならどんな仕事だっていい、恋愛感情がなくたっていい、結婚しなくたっていい、その人が幸せならそれでいい。あなたが幸せならそれでいいのだ。

映画『そばかす』
2022年12月16日(金)新宿武蔵野館 ほか 全国公開

出演:三浦透子
   前田敦子 伊藤万理華 伊島 空 前原 滉 
   前原瑞樹 浅野千鶴
   北村匠海(友情出演) 田島令子 坂井真紀 
   三宅弘城
監督:玉田真也 企画・原作・脚本:アサダアツシ
主題歌:三浦透子『風になれ』(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)

映画『そばかす』
(c)2022「そばかす」製作委員会
『映画のセリフでこころをチャージ 愛の告白100選』

2022年12月16日(金)発売

名作映画100本に登場する“愛の告白”をこの一冊に!
『映画のセリフでこころをチャージ 愛の告白100選』


伊藤さとりが選んだ、2000 年代を中心とした珠玉の映画に登場する愛を伝えるセリフ、そして心理カウンセラーの資格を活かした恋愛アドバイスを収録。
大ヒット映画『花束みたいな恋をした』で菅田将暉が演じる麦のイラストを担当した、イラストレーターの朝野ペコによる描き下ろしイラスト 100 点も必見!
映画が好きな方に、日常に愛を感じたい方におすすめしたい。
心のチャージをしたい自分に、そして大切な人に贈りたい一冊。

著者:伊藤さとり
イラスト:朝野ペコ

全国の書店 ※12 月 16 日(金)より発売