【瀬戸利樹】ドラマ25『クールドジ男子』週の終わりに染み渡るクールな奴らの「あ、やっちゃった!」

瀬戸利樹

ドラマ25『クールドジ男子』
週の終わりに染み渡る
クールな奴らの「あ、やっちゃった!」

「あ、ドジ踏んだ!」と、思った時、あなたはごまかすタイプ?カッコつけるタイプ?それとも笑って認めるタイプ?このドラマに出てくる男子たちは、もれなくみんなクールでドジ!タイパやら、コスパやら、やたらとパフォーマンスを求めてくる世界に咲く“癒しの花”なのです。ちょっぴりダメだって、ドジだって大丈夫。彼らの[ドジ]にあなたがほほ笑んだように、等身大に生きるあなたがやっちゃったドジが、誰かの“小さな癒し”を生み出しているかもしれないのだからーー

ドラマ25『クールドジ男子』

ドラマ25『クールドジ男子』

-Introduction-

原作は「ガンガンpixiv」で連載中の那多ここねによる同名漫画でシリーズ累計80万部を突破!母性をくすぐる一度ハマったら抜け出せない“中毒性”ハートフル・コメディとして、癒されたい女性を中心に多くの共感を集める人気シリーズの実写ドラマ化です!職業も年齢もバラバラな4人のクールなイケメンたち、そんな彼らの共通点は「全員ドジ」!バスでイヤホンを付けず音楽を流したり、コンタクトなのにメガネを上げる仕草をしたり、曲がるストローだと気付かず逆に刺して使ったり――。そんな“ドジ”さえも“クール”にキメてしまう「クールドジ男子」たちが、ドジをきっかけに運命の出会いを果たし、自分のコンプレックスや将来への不安、仕事の疲れ、隠している承認欲求など、等身大のイマドキ男子としての悩みを抱えながら、時にはお互いを支え合い少しずつ友情を育くんでいく、等身大で頑張る“愛され男子たち”の日常をハートフルに描きます。

-五十嵐 元晴(いがらし・もとはる)-

27歳の小説家。“天才型自己完結タイプ”なクールドジ男子。幼い頃の出来事が影響し、「人を知らないと人を書けない」を仕事の信条としている。そのためコミュ力が高く、誰とでも友達になれる。

瀬戸利樹

クールドジ男子 × 瀬戸利樹

僕自身「ドジ」と言われることが多いタイプ(笑)なので、この作品のお話を聞いた時、クールドジ男子たちにすごく親近感がわいたのを覚えています。先にキャスト4人が撮影している現場に途中から参加する経験をいままでしたことがなく、「みんなと仲良くできるかな?」と、すごく緊張しながら撮影に臨みました。

五十嵐元晴 × 瀬戸利樹

五十嵐先生は「人を知らないと人を書けない」と言っているのですが、僕も「人を知らないと人を演じられない」と思って仕事をしているので、そこは共通点だと思っていました。僕の場合は、撮影に入る前のスタッフさんや共演者の皆さんとの会話をすごく大切にするタイプ。その時間で作られた空気感や関係値のおかげで、撮影の際に意見を交換しやすくなると思うんです。ただ、僕は五十嵐先生ほど大人っぽくもクールでもないので、似ている面よりは似ていないところのほうが多いかもしれません(笑)。

瀬戸利樹

知れば知るほど“愛らしい”部分が
出てきそうな五十嵐ですが、

瀬戸さんから見て「愛らしいな」と
思った一面はありますか?

何が起きても動じることなく「ま、いっか!」と思う精神が愛らしかったです。終わったことを気にしない姿勢には、僕も「確かに気にしても仕方ないしな」と共感しました。あれ…?ということは、僕も割と「ま、いっか!」精神ですね(笑)。いま気づきました(笑)。あとは、小説家ならではの言葉選びも演じていて面白かったです。「普通だったらこんな言い方しないよね」と思うような、独特な感性を感じ取れる言葉で話す役を演じたことがなかったので、新鮮な気持ちでお芝居をさせていただきました。

似ているところもありましたね(笑)。
五十嵐をどのように築くことを意識されましたか?

小説家という役と巡り合うことはなかなかないですし、公式で“自己完結型”と謳われる役を演じることはこの先ないと思うので、そこをうまく表現することを意識しました。芝居として一番考えたのは“セリフの速度”。五十嵐先生の落ち着きや天才さを表現するために、普通のテンポよりも少し遅く話すようにしていました。

「人を知らないと人を演じられない」
と考える瀬戸さんが

今回の現場で知った、
共演者の皆さんの印象を教えてください。

悠太くん(中本悠太)は、撮影に入る前は「クールな方なのかな?」と思っていたのですが、実際はすごく少年心のある方で。同じ1995年生まれということもあり、同じ時代、同じ流行を通ってきたという点で話が盛り上がって楽しかったです。真威人(藤岡真威人)は、キリッとハンサムな顔立ちで、物事をハッキリと言うようなイメージがあったのですが、撮影時間を一緒に過ごすうちに甘え上手で犬っぽい性格だと知りました。高身長で甘えてくる…まるでラブラドールレトリバーだな、と(笑)。拓実(川西拓実)は、4人の中で一番、最初に抱いていたイメージと会った後で差がなかった人。本当にキラキラしていて、普段もずっと笑顔なんです。期待していた通りの人柄で嬉しかったです。

皆さんで和気あいあいと
されていたのが伝わってきます。

桜田通さんとは再会といった形での共演ですよね。

そうなんです。以前、共演させていただいたり、雑誌で一緒に表紙をやらせていただいたりと、お会いしたことは何度もあったのですが、なかなか深くお話をしたことはなくて。今回、ガッツリと一緒にお仕事をさせていただいて、「こんなにユーモラスな方なんだ!」と知りました。出演者の中では最年長なのですが、一番ふざけるポテンシャルの高い方なんです(笑)。みんなの良いお兄ちゃんとして現場にいてくださったので、僕たちも自由にお芝居をすることができてありがたかったですし、心強かったです。

瀬戸利樹

逆に、瀬戸さんご自身は
初対面の方にどう見られることが多いですか?

僕の場合は印象が半分に分かれるタイプらしく、半分は「すごく明るい人なんだろう」という印象を抱いている方たち、もう半分の皆さんからは「クールだと思っていました」と言われることが多いんです。僕としてはイメージはどちらか一方にしたいと思っているのですが、なかなか難しい…(笑)。本当の性格は人見知りなく誰にでも話しかけるほう。この仕事を始めた頃は、いまよりもっとツンツンしていたのですが、仕事をしていくうちにどんどんと性格が変わって明るくなったと自分でも感じます。

それは何かキッカケがあったんですか?

キッカケは芸能界という世界を知ったことが大きいです。この世界に入ってレッスンを受けるようになった段階で「世の中にはこんなにカッコいい人、可愛い人がいて、おまけに演技まですごい人たちがいるんだ」と、衝撃を受けたんです。そんな世界で自分がスカしていたら、この世界で頑張っていけないと思って、自分から人に話しかけるようになった気がします。

瀬戸利樹

Dear LANDOER読者
From 瀬戸利樹
ドラマ25『クールドジ男子』

僕が参加する後半戦からは、五十嵐先生含め他のキャラクターたちの過去や悩みが深堀されていくので、登場人物の5人をもっと愛おしく思っていただけると思います。4人の集まりだったところに五十嵐先生が加わることで変化する、新しいクールドジ男子たちの空気感も楽しんでいただけたら嬉しいです。

瀬戸利樹

瀬戸利樹(27)

せと としき

1995年10月7日生まれ。
穏やかに心の戸をノックする睦まやかな姿勢で、
人懐っこく「愉しい」を引き出すDOER

ドラマ25『クールドジ男子』
毎週金曜深夜24時52分~
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち
テレビ北海道、TVQ九州放送

出演:中本悠太(NCT127) 川西拓実(JO1)藤岡真威人 瀬戸利樹 / 桜田 通
原作:那多ここね(掲載「ガンガンpixiv」スクウェア・エニックス刊)
監督:湯浅弘章 枝 優花 柳 明菜
脚本:小峯裕之

ドラマ25『クールドジ男子』

Staff Credit
カメラマン:田中丸善治
ヘアメイク: 窪田健吾(aiutare)
スタイリスト: 冬
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:古里さおり