【西岡星汰】日本テレビ『サヨウナラのその前に』5人の〝今日〟とあなたの〝朝〟がハッピーな音を奏でる8分間

西岡星汰

日本テレビ『サヨウナラのその前に』
5人の〝今日〟とあなたの〝朝〟が
ハッピーな音を奏でる8分間

学校へ向かう制服姿の学生たち、会社へ向かうスーツ姿の大人たち、今日も私たちは“朝”を生きる。どんなに憂鬱な日だろうと、どんなに大変な日だろうと始まることは終わらない。動かぬ表情の下に様々な感情を抱きながら、足早にすれ違ってゆく私たち。そんな何気ないすれ違いを続ける誰かの“今日”がほんの少し覗けたら、「自分だけじゃないんだ」と思えたら、心がスッと軽くなるかもしれない。全国の朝に5人の“今日”が届く時、きっとあなたの“朝”に素敵な音が見つかるはず。これはそんな5人の1人に選ばれた、シンデレラボーイの“今日”の話。

日本テレビ『サヨウナラのその前に』

日本テレビ『サヨウナラのその前に』

-Intro-

隕石衝突による地球最後の31日間を、月曜か日テレ系朝の情報番組「ZIP!」で放送する朝ドラマ「サヨウナラのその前に」。隕石衝突による地球最後の31日間を月曜から金曜まで5人の主役がリレー形式で紡ぐ物語。あなたの今日をきっと前向きにする毎朝約8分間の笑いと涙のチェーンストーリードラマ。月曜から金曜まで曜日ごとに視点を入れ替え、計5人の主役がリレー形式で紡ぐ物語。

-佐藤 開(さとう かい)-

2年前の高校1年生の時に、“ある理由”で引きこもりとなってしまった青年。しかし、特段暗く俯いた生活を送るわけでもなく、YouTuberに挑戦したりと自尊心と承認欲求が強い。家に籠ってから1年の月日が経った頃、隕石衝突の発表がなされ、その発表に自身曰く“世界で一番喜んだ”と語る人物。実は一つとんでもない才能があって…

西岡星汰

佐藤 開 × 西岡星汰

開は感情をすぐに出して他人にイラついたり、常に世間を見下したりしている、超自信家な人物です。僕自身は普段あまり感情を表に出すこともなければ、良くも悪くもすごく自信家なタイプではないので、開を演じる時はしっかりと切り替えをするようにしています。現場でも監督に「もっともっと(世間や人を)ナメまくって」と何度も言われているので、常に他人をナメることを意識しながら撮影に挑んでいますね(笑)。

1ヶ月ガッツリ撮影、とお伺いしました。
開に西岡さんが引っ張られそうな予感は…?

いままでより少し言葉遣いが荒くなったような気がするんですよ(笑)!あと、開って誰かの言葉を受けて答えるシーンが多いんですけど、その時に「あぁ」とよく答えるんです。最近自分も「あぁ」と答えることが少し増えたような…(笑)。撮影期間中は監督からも「ナメまくって!」と言われているので、許可取りはできているつもりで自由にナメまくらせていただこうかな、と…(笑)。

西岡星汰

許可取りできていれば、きっと大丈夫です(笑)。
今回は役が決まって5日でクランクインだったとか。
短い期間で、どんな準備をされましたか?

僕が佐藤開役に決まったキッカケは、日本テレビで行われていた公開オーディションだったのですが、本当にギリギリまで投票の結果が分からなかったんです。合格が決まった瞬間に取材がたくさん入ってきたり、セリフ量の多い台本を少ない期間で覚えないといけなくなったり、何もかもがガラッと変わって。オーディションの時から僕のことを見てくださっている監督、プロデューサーさんやスタッフさんたちに「ここはこうだよ」と教えていただきながら準備をしました。いまでは自分の思っていることをちゃんと伝えるようになりましたし、それに対して指摘をしていただくことも増えましたね。本当に周りの環境に助けられています。

オーディション時のスタッフの皆さんと
また同じ仕事ができるのは嬉しいですね。
そもそも“芸能”の仕事に興味を持ったキッカケは?

最初のキッカケは『男子高生ミスターコン2019』というコンテストに出場したことでした。兄弟が応募してくれたんですけど、それまでは芸能界に興味がまったくなかったんです。もともと映画がすごく好きだったので、どちらかというと制作側の仕事をしたいとずっと思っていたんですよ。でもコンテストの審査で初めて演技をした時に「すごく楽しい!!」と思って。コンテストが終わった後も「やり続けたいな」と思って、上京してきました。

西岡星汰
西岡星汰

感覚的に“演技”にピンと来たんですね。
役者の仕事をしていたら、
そのうち制作側にも携われそうですね。

そうですね。いま、ドラマの現場で「このシーンはこういった角度から撮るんだ」とか「ここで分けて撮っていくんだな」と、撮影の様子を近くで見ることができるのがすごく嬉しくて。小さい頃にテレビに映る撮影現場を観ながら、ずっと「いつか直接見たいな」と思っていたので毎日有意義な時間を過ごさせてもらっています。

実際に現場に参加されて、
いままで観ていた作品の観方に変化はありましたか?

ありましたね。「こういう撮り方で撮ったらこんな風になるんだ」とか「このシーンはこうやって撮ったんだろうな」と、映像を観ていたら撮影の方法がなんとなく分かるようになったので、新たな観方が増えてすごく楽しくなりました。ただ、そこを意識しすぎて純粋に作品を楽しめる部分は減ったかもしれない…(笑)。内容に集中したいときは、現場のことを一切気にしないようわざと意識しています。

西岡星汰

まさに職業病ですね(笑)。
初めての撮影現場で驚かれたことはありましたか?

ドラマなどを無知な状態で観ていたときは、1シーンはすべて一回で撮っているんだと思っていたんです。実際に現場へ行ってみて、何度も同じシーンをいろんな角度から撮ることに驚いたのを覚えています。何度も撮るので、自分が一度やった芝居を覚えておかないといけないんですよ。現場では「撮影ってこうするものなんだよ」と言ってもらえることなんてほとんどなく、全部を知っている設定で撮影が進んでいくので最初は怖かったですね(笑)。いまは現場に慣れてきたので、新しい発見があればこの期間でたくさん吸収しようと思っています。

作品に携わったからこそ出てきた
新たな目標もあったり?

去年の12月頃に「高校卒業するまでに高校生役でメインキャストとしてドラマに出たい」と言っていたら、今回の作品でそれが叶ったので、次は高校卒業を機にギャップを見せることのできるようなダークな役などを演じられたらいいな、と思っています。今回の開も“引きこもり”という一見ダークな設定ではあるんですけど、彼の場合はスーパーアクティブな引きこもりなので(笑)。ただ、その引きこもりにも訳があるので、ドラマを観ながら「開の発言の裏にはこんな想いがあったんだな」というところにも注目していただきたいと思います。

西岡星汰

Dear LANDOER読者
about『サヨウナラのその前に』

いま放送中の話まで観てくださった方は、開が心のうちを明かすところまで観ていただいて、彼の抱えている想いが伝わったんじゃないかと思います。この先、そんな開の気持ちが変わってゆく場面が出てくるので、開の変化に注目して観ていただけたら嬉しいです。今回この作品に出演できているのは紛れもなくオーディションに投票してくださった皆さんのおかげ。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。オーディション期間中にSNSのDMやコメントを通していただいた「応援してるよ」というたくさんの応援メッセージにすごく元気をもらったので、今度は僕がドラマを観てくださっている皆さんに元気と朝一番の活力を与えられたらいいな、と思っています。そのためにも精一杯頑張っていきますので、是非『サヨウナラのその前に』を楽しんでください!

西岡星汰

西岡星汰(18)

にしおか しょうた

2004年3月10日生まれ。
自身の中で光った〈星〉を大切に見つめ、
その掴み方を真っ直ぐに探求し実現に繋げてゆくDOER

日本テレビ系『サヨウナラのその前に』
毎週月曜~金曜あさ7:50頃 ZIP!で放送中
(全23回)

出演:奥平大兼 南沙良 北村一輝 真木よう子 西岡星汰

Staff Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:菅野綾香 
スタイリスト:MASAYA(ADDICT CASE)
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:吉田彩華