【西浦心乃助】 ドラマ『GTO想いを伝え合って成長していく僕ら大人でも子どもでもない、高校生のいま届ける物語

ドラマ『GTO』

【西浦心乃助】
ドラマ『GTO
想いを伝え合って成長していく僕ら
大人でも子どもでもない、高校生のいま届ける物語

心に滾る熱量や貫きたい想いを、ありのままに相手に届けることが〈正義〉だと思っていた。もし気持ちに形があるのなら、みんなまるっと同じ形。努力のキャパも耐久性度も等しいのだから、自分の胸にある熱い画策にも共感してくれるだろうと。けれど、違った。一人として同じ人間がいないように、感受性もキャパシティーもまったく同じなんてありえない。〈正義〉とは同じ土壌にいると信じて投げつけるものではなく、違う土壌で生きていることを知って互いの耕し方を認め合うものだった。他人を想像することは難しい。きっと間違えることもあるだろう。だけど、そうして結んだ〝信頼の種〟はグレートな仲間との絆を生み出してくれるはずだ──。

ドラマ『GTO』

ドラマ『GTO』
©藤沢とおる/講談社/カンテレ

-introduction-

1998年に社会現象を巻き起こした学園ドラマ『GTO』で、主人公・鬼塚英吉を演じた反町隆史が、この夏、再び伝説の教師“GTO(グレート・ティーチャー・オニヅカ)”として帰ってくる。 2026年版『GTO』には、主演の反町隆史をはじめ、脚本・遊川和彦、演出・中島悟、プロデューサー・安藤和久ら、1998年版を手がけた制作陣が再集結。昨年11月から実施された生徒役オーディションには高校生世代から400名を超える応募が集まり、約3カ月にわたる選考を経て、次世代を担う28名のキャストが選ばれた。 本作では、50代となった鬼塚が、これまでの経験を背負いながら、令和の教育現場に真正面から向き合う姿を描く。

-第7話 あらすじ-

サッカー部の特待生で、ゴールキーパーとして活躍する細川大翔(西浦心乃助)が、練習中の事故で左手を複雑骨折してしまう。翌日、学校には大翔の父・藤吾(波岡一喜)が怒鳴り込んできて、サッカー部顧問の小泉(高橋メアリージュン)は対応に追われる。元プロサッカー選手だという藤吾は、普段から息子の練習に細かく口出ししているといい、教師たちの間で“毒親”と噂されるほど、その口調はかなり威圧的。将来有望な大翔に大怪我を負わせた責任をめぐって小泉に激しく詰め寄り、見かねた鬼塚(反町隆史)が担任として間を取り持とうとするが、怒りの形相で声を荒げる藤吾の勢いに、鬼塚も成す術がない。大翔本人はというと、怪我をさせられた相手から謝罪を受けるも、しばらくサッカーができないことへの不満と苛立ちから、自分より格下の部員たちを軽視する発言をして反感を買ってしまう。さらに、小泉にも心ない言葉を吐き、その様子を見ていた鬼塚から「オヤジそっくりだな、おまえ」と言われた大翔は、カッとなってサッカー部を辞めると宣言して…。

-細川大翔-

ドラマ『GTO』
©藤沢とおる/講談社/カンテレ

サッカーが大好きな男の子。

細川大翔
×
西浦心乃助

僕が演じる細川大翔は、サッカーが大好きな男の子です。ただ、思春期真っ只中ということもあり、なかなか素直になりきれない部分があって。「自分の想いをうまく伝えることができない」という悩みを抱えている、等身大の高校生だと捉えています。

役とご自身との共通点や、
共感できる部分はありますか?

僕も13年間サッカーをしていたので、そこが大翔との一番の共通点ですね。負けず嫌いなところも似ていると思います。また、演じるうえでも、同じ高校生だからこそ分かる想いがあると思っていて。高校生って「大人でもないし、子どもでもない」ことに、すごくもどかしさを感じる時期だと思うんです。「まだ高校生だから」と、肩書きで見られることへの悔しさがある一方で、実際自分自身がまだ大人になれていないことも分かっている。その狭間で揺れる想いは、同じ高校生である僕だからこそ表現できるのではないかと思いました。

ドラマ『GTO』
©藤沢とおる/講談社/カンテレ

生徒役のキャストは
約400名のオーディションの中から
決定されたと伺いました。
オーディションに受かってから作品に入るまで、
そして撮影がはじまってから現在に至るまで、
心境に変化はありましたか?

サプライズで結果が発表されたときはとても驚きましたが、「絶対に役を掴みたい」という想いでオーディションに臨んでいたので、ホッとした瞬間でもありました。それと同時に、「それ相応のパフォーマンスをしなければならない」という責任感も感じましたね。また、同世代の活躍されている俳優さんとご一緒できることにも、とてもワクワクしました。

放送を目前に控えたいま、どんなお気持ちですか?
(取材は7月中旬)

もういよいよ放送か〜!という気持ちです。撮影をしていくなかで、僕なりに「こうしたい」と思って表現したものがしっかりと映像に映っているのか、画面の向こう側にちゃんと伝わるのか、とても緊張しています。どう感じていただけるかは観てくださる方次第ですし、それは放送されてみなければ分からないものですが、撮影に取り組んだ時間やみんなでこの作品にかけた想いはきっと画面にも現れていると思うので、それを視聴者の皆さんにどう感じていただけるのか楽しみです。

ドラマ『GTO』
©藤沢とおる/講談社/カンテレ

視聴者の方にもきっと伝わると思います。
鈴木百花役の大島美優さんとは
2回目の共演となりますが、
第一印象から、本作の撮影を経て
印象が変わった部分はありましたか?
(隣に大島さんが)

西浦心乃助(以下、西浦):同じ事務所の先輩ということもあって活躍されているのをよく拝見していたのですが、そのときから「大人っぽい方だな」と思っていました。ドラマ『ぼくたちん家』(2025)で共演させていただいた際も、同い年とは思えないほど考え方がしっかりされていて、その印象は変わりませんでしたね。本作の出演が決まったときは、美優ちゃんと短いスパンで再び共演できることに安心感があり、とても心強かったです。今回の現場でも明るく優しく現場を支えてくれている姿が印象的でした。

大島美優(以下、大島):ありがとうございます(照)!今日たくさんの取材中、心乃助くんはずっと褒めてくれるんです(笑)。

お二人の信頼関係が伝わってきます!
本作のお芝居で、
難しかったところや意識したところはありましたか?

西浦:現代の作品はリアルさを求められることが多いと思うのですが、本作はいまの高校生を描きながらも、1998年版『GTO』の世界観を崩さない見せ方もしなければならず、その「GTO流のお芝居」が難しかったです。撮影に入る前に稽古期間があり、3人組くらいのグループに分かれて稽古をつけていただいたのですが、僕が「声を大きく出すように」というご指導に苦戦している一方で、技術と経験をもたれている周りのキャストの皆さんが監督や脚本家の方から褒められている姿を見て焦ったのを覚えています。自分の番になり「じゃあやってみて」と言われて演じてみては、監督と脚本家の方が二人そろって首を傾げる…という場面が何度もあって。ほかの皆さんがすぐにGTOの世界観に馴染んでいくなかで、僕自身は自分で作り上げてしまった固定概念からなかなか抜け出せませんでした。稽古期間中、僕は一度も褒められなかったんじゃないかな(笑)。お二人からOKをいただくまでにすごく時間がかかった印象です。本当に難しかったですね。

大島:難しかったね。でも心乃助くんはいつも一生懸命なので、その魅力が大翔のお芝居にもすごく活きていたと思います。サッカーをやっていたという共通点もあり、大翔のサッカーへの熱い想いにも説得力がありました。「熱量をもっているからこそ、周りの人とぶつかってしまう」というキャラクターが伝わってくる、観ていてすごく納得感のあるお芝居だったと思います!

西浦:そう言ってもらえてよかった(笑)!ありがとうございます!

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©藤沢とおる/講談社/カンテレ

グレートティーチャーオニヅカが活躍する『GTO』。
西浦さんにとって
“グレートティーチャー”といえる存在はいますか?

やはり母ですね。最近はグループ活動やドラマの撮影で稼働する時間が増え、家にいない時間が多くなりましたが、母はいつも掃除や洗濯、ご飯の用意など、家のことを文句ひとつ言わずにやってくれているんです。以前はそれを当たり前のように感じてしまっていたけれど、全然当たり前のことではないなと思って。年齢を重ねるごとに、「母って偉大だな」と気づかされます。でも、一番身近な存在だからこそ恥ずかしくて、なかなか感謝を伝えられていないんですよね(笑)。母も僕が気恥ずかしいのを分かっているのか、ガツガツ「頑張って!」とは言わず、さりげなく応援してくれています。その支えが本当にありがたくて。いつも救われていますし、尊敬する存在です。

Dear LANDOER読者
about ドラマ『GTO』第7話
from西浦心乃助

僕が演じる細川大翔は、素直になりきれない高校生の男の子。その悩みはきっと、いまを生きている高校生世代の方に通じる部分があると思います。「うまく伝えられないよね」「素直になれないよね」と、大翔の想いに共感しながら本作を楽しんでいただけたら嬉しいです。また、大翔が鬼塚先生と関わりながら成長していく姿とともに、周りの生徒たちや大人たちも一緒に成長していく姿も描かれています。人はお互いに影響を与え合ってこそ成長できるんだ、というメッセージも伝わったら嬉しいです!

ドラマ『GTO』

西浦心乃助

にしうら・しんのすけ

7月10日生まれ
弾ける笑顔で人を惹きつけながら
心に灯る〈炎〉の熱を分け与えるDOER

ドラマ『GTO』
2026年7月20日スタート 月曜22時連続ドラマ (カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
出演:反町隆史 生見愛瑠 工藤阿須加
   高橋メアリージュン 市川知宏 夙川アトム
   近藤芳正 宇梶剛士 松嶋菜々子
   稲垣来泉 及川桃利 大島美優 梶原叶渚
   川口和空 北里琉 柴崎楓雅 難波碧空
   西浦心乃助 堀口真帆 森本陸斗 ほか
原作:藤沢とおる『GTO』(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
脚本:遊川和彦
演出:中島悟、松田健斗

ドラマ『GTO』
©藤沢とおる/講談社/カンテレ

Staff Credit
インタビュー:Suzu
記事:Suzu、満斗りょう
ページデザイン:Mo.et