【鈴木伸之】寡黙な青年からエリート医師まで役の幅に囚われない可能性の余白に迫る

鈴木伸之A

寡黙な青年からエリート医師まで
役の幅に囚われない可能性の余白に迫る

観た作品によって役者のイメージは変わる。故に、一人の役者に百人が百人違うイメージを持っていることもあるだろう。〈鈴木伸之〉は、まさにそんな想像の余白を感じさせる役者の一人。スマートに様々な役をこなす水面下には「努力」と「真面目」の二軸が人知れず揺らめいている。そんな鈴木さんに聞いた「寡黙な青年」と「エリート医師」の話。

Amebaオリジナルシリーズドラマ
『JAM -the drama-』

-あらすじ-

落ち目のアイドル演歌歌手・横山田ヒロシ(青柳翔)。ふとテレビを見ると、彼が過去に捨てた曲「MASAKO」を歌う、元付き人・港町タカシ(SWAY)の姿が。ヒロシは再びスポットライトを浴びるべく、タカシからの楽曲争奪作戦をたてていたが、なぜか【師弟ユニット】として活動するハメに…。それを企てたのは、意識を失ってしまった恋人の回復を祈るタケル(町田啓太)。彼は恋人を救う為、<ある計画>をたてていた。一方、寡黙な青年・テツオ(鈴木伸之)は、ある女性と出会い、生まれて初めて恋を知る。元ラーメン屋店員の香港スター・レスリーチャンチャン(佐藤寛太)、チンピラヤクザの世良(小澤雄太)と滝口(小野塚勇人)、過去にヒロシのコンサートで強盗事件を起こした山下(秋山真太郎)とその事件以降、超能力が使えるようになった金城(八木将康)。そんな彼らにもまた、タケルの計画により<運命が激変>する出来事が…。目が離せないほど疾走感溢れる物語の展開と音楽が混ざり合い、新たな<JAM SESSION>が始まるー。

鈴木伸之A

『JAM -the drama-』×鈴木伸之

最初から『JAM』のドラマ版は映画とは違うオリジナルストーリーだと聞いていて。どんな展開が待っているのか分からない状態で台本を拝見したんですが、自分でも奇想天外な展開だらけだったので驚きました。きっと観ている方も良い意味で期待を裏切られると思います。

映画版と打って変わって、
今回は歌も歌っているテツオ。

鈴木さんご自身はテツオの変化を
どう感じられましたか?

今回はテツオの成長をすごく感じてもらえる作品になっているな、と思いました。彼が恋をしたり、人と関わっていく中でどんな風に成長していくのかを楽しみに観ていただきたいです。

鈴木伸之A

テツオの恋の部分にも注目ですね。
かなり刺激的な作品で楽しませてくださる
SABU監督ですが、

一体どんな方なんですか?

監督は優しくて、かつ、自分のアイデアをとにかく形にしたい方。型にハマることのない方なので、一緒に作品を作らせていただくのが本当に楽しいです。現場でも役者に丁寧に寄り添いながら撮影を進めてくださるんです。演じる身としてはとてもありがたいですね。

鈴木伸之A

鈴木伸之A

『JAM -the drama-』Time
Produce by 鈴木伸之

今作はAmeba TVでの配信ドラマなので、いろんな場所で観ることができます。各々好きな時間に自由なタイミングで観ていただければ!

Dear
LANDOER読者 about『JAM -the drama-』

前回の映画からパワーアップした形で、皆さんの元にお届けできる作品が完成したと思います。今回は『JAM -ザ・リサイタル-』としてイベントも開催するので、そちらの方も是非楽しんでいただきたいです。


フジテレビ『ラジエーションハウスⅡ
~放射線科の診断レポート~』

-あらすじ-

五十嵐唯織(窪田正孝)は、“写真には必ず真実が映る”、と信じる診療放射線技師。アメリカで最 も権威ある放射線科医・ピレス教授から才能を認められた唯織は、ずっと思いを寄せていた幼なじ みの甘春杏(本田翼)が放射線科医として勤務する甘春総合病院に採用された。医師免許も持つ 唯織は、その天才的な読影能力を発揮すると、新人放射線技師の広瀬裕乃(広瀬アリス)や、放射 線技師長の小野寺俊夫(遠藤憲一)ら、“ラジエーションハウス”の仲間たちと力を合わせ、数々の 患者の命を救った。 そして、ピレス教授から、人工知能を使った読影補助ソフトの開発プロジェクトに誘われた唯織は、渡米を決意し、仲間たちに別れを告げた。杏は、そんな唯織に「あなたが手出しできないくらい優 秀な放射線科医になってみせます。だから…必ず戻ってきてください」と約束する―。その約束から2年後―。プロジェクトが一段落した唯織は、日本に帰国し、甘春総合病院へ の復帰を望んでいたのだが…

-辻村駿太郎-

甘春総合病院のイケメン整形外科医。杏を巡る唯織の恋のライバル。将来有望で容姿端麗、女性ウケもよく、自由奔放で何事も“ダメダメな”唯織と対照的な存在。杏をデートに誘うなど、さまざまなアプローチを仕掛けていく。

約一年ぶりの辻村を演じてみていかがでしたか?

シーズン1と変わらず、真面目で甘春さんのことが好きな辻村。今回もその2つを念頭に置いて演じました。衣装を着て、共演者の皆さんやスタッフさんにお会いすると自然と当時(シーズン1)の空気に戻るんです。特に「やるぞ!」と、意識することなく辻村を演じることができました。

数々の医療ドラマがある中で
一線を画す視点で描かれる
『ラジエーションハウス』。

鈴木さんの思う注目ポイントは?

技師チームがメインとなっているドラマは今までにないので、縁の下の力持ちとして存在している人たちの努力や、そこで起きている人間ドラマを視聴者の方々に届けることができるのが『ラジエーションハウス』なのかな、と思います。今回もいろいろな事件に巻き込まれながら、様々な形で問題を解決し、医療を通して各々が成長していく姿が描かれているので、前回同様楽しんでいただけたら嬉しいです。

鈴木伸之A

Dear
LANDOER読者 about『ラジエーションハウスⅡ』

前回よりバージョンアップ、というよりは「前回と同じことが出来たらいいね」と、共演者の皆さんと話していたんです。前回同様、緊張感のある良い現場で演じさせていただくことが出来ました。作品全体を楽しんでいただきたいのはもちろん、辻村の恋愛模様がどうなっていくのか、そして、医師としてどのように成長していくのかにも是非注目してください。

鈴木伸之A

鈴木伸之(28)

すずき のぶゆき

1992年10月14日生まれ。劇団EXILEのメンバー。
深層に有する〈鋭敏さ〉を響かせた芝居で、
千種万葉な人生を魅せてくれるDOER。

Amebaオリジナルシリーズドラマ
『JAM -the drama-』

Ameba TVにて配信中
出演:劇団EXILE 監督/脚本:SABU

フジテレビ
『ラジエーションハウスⅡ ~放射線科の診断レポート~』

2021年10月スタート 毎週(月)よる9時
出演:窪田正孝 本田翼/広瀬アリス 浜野健太 丸山智己 矢野聖人
山口紗弥加/遠藤憲一/鈴木伸之 浅野和之/和久井映見 ほか
脚本:大北はるか 演出:鈴木雅之/相沢秀幸/水戸祐介

Staff Credit
カメラマン:鈴木寿教 
ヘアメイク:studio mam 磯野亜加梨 高尾奈菜 風祭友希子 
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:吉田彩華