Zドラマ『最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~』
無我夢中で生きる彼女に魅せられた、
青く春めく物語
高校生、社会から見たらきっとまだまだ子どもだけれど、言いたいことはたくさんある。考えていることだって、葛藤していることだって、ちゃんとある。自分の言葉で誰かに伝えるのが不安なだけで、私のなかにはどんどん言葉があふれてくる――どうかその言葉を誰かに手渡して、輝きを共有して、一緒に笑い合ってほしい。言わなければ伝わらない、渡さなければ分かり合えない、有限な時間を前にそのまま時が経ってゆくなんてあまりに悲しすぎるから。これは、面と向かって〈想い〉を交わすことの尊さを、生き様で伝え続けた最高の生徒の話。
Zドラマ『最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~』
-Introduction-
自分の生きた証を、生き様を残す
一年で一生分、いや、二生分いきた
最強で、最高の高校生
余命1年という残された時間が有限であると分かった時、今までの常識や大人が押し付けてくる当たり前に疑問が沸き、人は物を見る尺度、意識、立ち振る舞いが変わり、生き方が変わる。この世界に正解がないことも教えてくれる。逆に時間に限りがあるからこそ、怖いものなしで無我夢中に走り切れる最高の時間なのかもしれない。1人でサヨナラすること、1人でここから出ていくことそれは少し寂しいけど、今まで怯えてできなかったこと、恥ずかしくて言い出せなかったこと、本当にやりたかったこと、あの人に言えなかった好き、ごめんなさい、ありがとう。一生みんなが超えることのない想い出作り。誰になんと言われようがやり切れる力が沸き上がってくる。さあ、衝動のままに過ごせる無敵タイムを楽しもう。正解のない問いに自分たちなりの答えを見つけながら、限られた時間を恋人と友と、明るく、強く、太く、青春を駆け抜ける。この高校生たちの生き様が社会を生き抜く活力を少しだけくれるかもしれない。
-二色愛未-
清楚で成績優秀なお嬢様キャラ。両親が厳しく将来はいい大学へ行って、いい仕事につくことを嘱望されている。本や漫画で仕入れた知識や情報が豊富で物知り。異性に関しては頭でかっちで話すのも苦手。【悪とは何か。弱さから生ずるすべてのものである。By ニーチェ】など格言をいいがち。
『最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~』
× 志田こはく
10代のうちに、制服を着て学園ドラマに出演することが夢だったので、お話をいただいたときは本当に嬉しかったです。『最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~』というタイトルを聞いて、「余命1年…どんな内容なんだろう…?」と興味深々でした。台本を読み進めていくうちに、主人公のひかり(畑芽育)が様々なことに葛藤しながらも、前を向いてみんなと楽しんで生きる物語だと分かり、夏にぴったりという印象を受けたのを覚えています。
二色愛未 × 志田こはく
愛未は自分の言葉で話すのではなく、誰かの言葉を借りて気持ちを伝えることが多くて。急に誰かの格言を口にする不思議な子です。それが愛未の個性であり、良さでもあって。そんな愛未が、ひかりと過ごす日々のなかでどう変わっていくのか、愛未だけでなく、他のみんながどう変化していくのかにも注目していただけたら嬉しいです。
台本を読まれて、撮影に臨まれて、
そのなかで志田さんご自身が
“ひかりの生き様”から感じたことが
あれば教えてください。
愛未は感情をあまり表に出さないタイプなのですが、私自身も自分から発言するタイプではなく、そういった部分は愛未に似ていると思っているんです。だからこそ、ひかりの“誰に対しても分け隔てなく楽しそうに生きている姿”を「素敵だな」と、感じると同時に「自由でいいな」とうらやましくなる部分もありました。愛未に似ている面があるからこそ、愛未と同様、ひかりに憧れる面があるんだろうな、と感じています。
コメントでも「愛未に共感できる部分がある」
とおっしゃっていましたね。
では逆に、自分とは違うと感じるところは
ありますか?
性格的なところではないのですが、愛未は家柄がよいお嬢様で、ふりふりのワンピースを着ていたりリボンをつけたりしているんです。そこは私とは違う部分です。だからこそ役に入りこめている気もしていて。ビジュアルから愛未に入っていくことができるので、彼女のファッションに助けられています。
個性的なメンバーが勢ぞろいの3年C組。
撮影現場はいかがですか?
本当の高校の休み時間のようで楽しいです。女子で集まって「好きなタイプは?」など、恋バナをしたり、男子を巻き込んで意見を聞いたり(笑)。撮影中の話でいうと、監督に「ここはアドリブでお芝居を続けておいて」と言われることがあるのですが、そういったときの杢代さん(杢代和人)の頭の回転がすごく速くて。みんなで杢代さんに合わせてツッコんだり、ボケたりしながらアドリブを楽しんでいます。
徐々にキャストの皆さんのことも
分かってきたと思うのですが、
イメージとギャップのあった方は
いらっしゃいましたか?
齊藤なぎささんですかね。見た目はお人形さんのように可愛らしくて、ほんわかしている方、というイメージをもっていたのですが、お話してみたらサバサバしていてすごくカッコいい方なんです!キャラクターとしてもすごく魅力的ですし、安心感があって、ご一緒できてすごく嬉しいです。
前回のインタビューから約一年が経ち、
さまざまの現場を経験されてきた志田さん。
“演じる”ということに対して
ご自身のなかで〈変化〉はありましたか?
たくさんの作品に関わらせていただくなかで、「お芝居ってすごく楽しいんだ!」という気持ちがさらに強くなりました。自分と違う人間になることができる、それこそがお芝居の大きな魅力だと思うので、その楽しさを噛みしめながら毎日演じさせていただいています。次の目標はホームドラマの娘役からサイコパスの役まで、自分に似ている役とまったく違う役の両方に挑戦したいです。
Dear LANDOER読者
From 志田こはく
Zドラマ『最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~』
ドラマの舞台は、青春がギュッと詰まっている高校。TikTokにダンス動画を投稿して楽しんだり、それぞれが恋や将来に葛藤をしたり、そんなザ・高校生活を送っているところから物語がはじまります。物語の前半ではみんなの青春が描かれているので、いま学生の方には「こんな青春をしたいな」と感じていただけたら嬉しいです。ひかりという最高の生徒の生き様が、たくさんの方に届くよう私たちも頑張ります。
Zドラマ『最高の生徒』
地上波:毎週土曜14:30~15:00(日本テレビ/関東ローカル)
配信:TVer
出演:畑芽育 山下幸輝
杢代和人 齊藤なぎさ 志田こはく
菊地姫奈 みとゆな
犬飼貴丈 武田航平
/瀧本美織 / 星野真里
演出: 西村了(AX-ON) 長尾くみこ
脚本 :関えり香 上野詩織
制作 :下村忠文
プロデューサー: 鈴木努 福井雄太
久保真一郎 星野恵(AX-ON)
林洋輔(ウインズモーメント)
製作著作 :日本テレビ
主題歌:TOMORROW × TOGETHER
「紫陽花のような恋(Hydrangea Love)」
作詞・作曲:優里(ユニバーサルミュージック)
Staff Credit
カメラマン:作永裕範
ヘアメイク: 菅井彩花(NICOLASHKA)
スタイリスト:MASAYA(PLY)
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:Mo.et
Item Credit
ブラウス ¥26,400
スカート ¥35,200
以上2点ともに(Adonisis)
イヤリング ¥2,800 (Mon Amie)
パンプス ¥23,958 (神戸洋靴店)
〈お問合せ先〉
Adonisis (06-6532-2441)
Mon Amie
(monamie.accessory@gmail.com
神戸洋靴店 (contact@kobe-yt.com)