【岩瀬洋志】1st写真集『LYRE』TVドラマ『タカラのびいどろ』 見せたことのない〈素〉の姿、見つけたい自分の〈武器〉、自分自身と向き合った熱く輝く夏の記録

岩瀬洋志

1st写真集『LYRE』
TVドラマ『タカラのびいどろ』
見せたことのない〈素〉の姿、
見つけたい自分の〈武器〉、
自分自身と向き合った熱く輝く夏の記録

「他キャストとの現場慣れの差と闘っている」と、話していたあの日から約一年。新たな表現にチャレンジし続ける彼の姿は「あの子は誰?」と、常に話題になるほどの輝きに満ちている。『チャレンジ』に包括される〈葛藤〉も、そこに生まれる〈闘い〉も、すべては達成するために用意された物語の一節。「自分の強みを見つけたい」と、前へ進むエネルギーが奏でる彼だけのLYREの音色、そして、まばゆく光るびいどろの輝きが、私たちの五感を刺激する秋の訪れまであと少し――

1st写真集『LYRE』

1st 写真集『LYRE(リラ)』
©SASU TEI(RETUNE REP)/講談社

俳優・岩瀬洋志のファースト写真集。20歳らしい、あどけない表情から凛としたオトナな視線まで、今この瞬間にしかない表情だけを豪華に収録。冬から夏へと季節が移り変わる中、それと同じく少年から大人へと移ろい変わる表情に注目。ファッション誌等で多くのカバー等を撮影するSASU TEI氏撮り下ろし。

1st写真集 × 岩瀬洋志

写真集は他の雑誌などと違って、すべてのページに自分が写るもの。1ページ目から最後まで自分の写真だからこそ、「普段皆さんにお見せしているクールな表情だけでなく、ナチュラルな表情もお見せしよう」と撮影に臨みました。クールな表情はもちろん、寝起き直後の写真など、いろんな岩瀬洋志の表情を楽しんでいただける一冊ができたと思います。

1st 写真集『LYRE(リラ)』
©SASU TEI(RETUNE REP)/講談社

すべてのページにワクワクが詰まっているんですね。
撮影はどんな雰囲気でしたか?

本誌を撮影いただいたSASU TEIさんは、僕のほうから「この方に撮ってほしい!」と、ご依頼させていただいたフォトグラファーさん。SASU TEIさんとともに、北海道で「スタッフ全員メンズ」という男子校の修学旅行のような雰囲気のなか、とても楽しく撮影させていただきました。終始リラックスモードだからこそ見せている僕の表情を、たくさん味わっていただけたら嬉しいです。

とても楽しい撮影だったことが伝わってきます。
なかでも特に覚えているエピソードはありますか?

印象的だったのは、海でワンちゃんと一緒に撮影したカット。僕が濡れている水はなんと雨なんです(笑)。普通、海での写真を見たら「海に入って濡れたのかな?」と思われると思うのですが、この撮影の日の天候が豪雨…いや、もはや嵐のような日で(笑)。ワンちゃんも撮影中かなりハシャいでいました(笑)。どの写真も僕がワンちゃんを引っ張っているのではなく、ワンちゃんに引っ張られているんです(笑)。

©SASU TEI(RETUNE REP)/講談社

とても豪雨の中とは思えない、
爽やかで素敵なカットですね(笑)。
衣装などにもこだわりが?

はい。何パターンも実際に着て、ひとつずつコーディネートを決めました。どの衣装もお気に入りなのですが、なかでも好きなのは、裸にジャケットを羽織っている衣装と、シルク素材のシャツを纏っている衣装。シルクシャツはボタンがついていない独特のデザインで、他にないカッコよさがお気に入りの一着です。他にも、旭川の街のレトロな雰囲気とマッチした素敵な衣装をたくさん着せていただいたので、ぜひ衣装もチェックしてみてください。

カッコいいお写真から、ナチュラルなお写真まで
本当に幅が広い一冊ですね。
街中のお写真は、岩瀬さんの素がとても感じられて
見ているこっちまで笑顔になります。

ごはんを食べているカットに関しては、実際にごはんを食べているところを撮っていただいたので、本当に〈素〉の僕が写っています。写真集を見ていると、自分でも「こんな表情するんだ」という発見があって。いろんな角度から何度も楽しんでいただける一冊が完成しました。

Dear LANDOER読者
1st写真集『LYRE』
From 岩瀬洋志

ずっと「“岩瀬洋志の象徴”となるファースト写真集をつくりたい」と思っていたので、今回、この写真集のお話をいただくことができてとても嬉しかったです。今まであまり見せてこなかった“自然体”の自分を見ていただくことで、皆さんとの距離がより近くなったら嬉しいな、と思います。カッコいい写真はもちろん、人間らしさが溢れている写真もたくさん載せることができたので、皆さんに新しい岩瀬洋志が届くことがとても楽しみ。最後のページには、僕からの手書きのメッセージも入っています。最後の最後までじっくりと味わってください!

TVドラマ『タカラのびいどろ』

TVドラマ『タカラのびいどろ』

泣いているところを慰めてくれた宝のことが忘れられず、地元福岡から上京した大進。し かし、大学で再会した宝には冷たく突き放されてしまう。めげずに追いかける大進だが、 一方の宝も大進のまっすぐな瞳から目が離せなくなっていき……?

—志賀宝—

大学3年生。登山サークルに所属。誰もが認めるイケメン。クールで一見ぶっきらぼうに 見えるが、情に厚く優しい一面もあり、面倒見がいい。大学2年のある日、泣いている“大 進”を見つけなぐさめる。

志賀宝 × 岩瀬洋志

宝と僕は同じ一人っ子で、宝はおじいちゃんっ子、僕はおばあちゃんっ子。共通点がたくさんあって、共感できるところがとても多い役柄でした。幼少期に感じていたことが現在(いま)の人生に人一倍影響していることや、過去にとらわれている部分があることも理解できたので、役として自分に落としやすかったです。ただ、宝のクールで勘違いされやすい性格はあまり似ていないかな(笑)。

岩瀬洋志

言葉に強さがあり
勘違いされやすい宝ですが、
大進への言葉には、
強さと愛情が同居しているのを感じます。

宝にとって大進は、これまで出会ってきた人とは違うイレギュラーな存在なんだと思います。自分のためにここまでまっすぐアクションを起こしてくれる人がいなかったからこそ、『大進』という存在にとても大きな影響を受けているんじゃないかな、と。出会って間もない頃は警戒心を示している宝ですが、5話以降は宝の気持ちの動きがしっかりと表れる展開になっているので、大進への接し方の変化にも注目していただきたいです。

そんな大進との、
岩瀬さんお気に入りのシーンはどこですか?

僕がすごく好きだったのは、一話冒頭の大進と宝が出会うシーン。「あの瞬間がなかったら、ふたりの物語ははじまっていない」と言ってもいいほど大切なシーンなので、僕のなかでもとても大切にしていたシーンでした。3話で宝が大進の家へ行った時に、とあるハプニングで床に倒れたふたりが倒れた状態のまま話すシーンもお気に入りです。

岩瀬洋志

岩瀬洋志

『タカラのびいどろ』をはじめ、
2023年から数々の現場で
表現を深めてこられた岩瀬さん。
今の岩瀬さんが感じる、
芝居の楽しさと難しさは何ですか?

お芝居をやっていて「楽しい!」と感じるのは、自分で納得のいくお芝居ができた時。「今の良かったな」と思える〈達成感〉がすごく好きです。一方、タイムリーで難しさを感じているのは“3枚目”の役柄。ちょうど今『南くんが恋人⁉』というドラマの撮影中なのですが、僕が演じる江藤が3枚目のキャラクターなんです。僕自身は3枚目のキャラではないですし、これまで演じた役柄にも3枚目はいなかったので、初の表現を前にものすごく葛藤しています。

Dear LANDOER読者
TX『タカラのびいどろ』
From 岩瀬洋志

最終回に向かうにつれて、どんどんと変化する宝と大進の関係性に注目いただきたいです。これまでに見たことがないような宝が出てきますし、宝のほうからのアクションも増えていきます。ふたりの関係が近づくことで、「どうなっちゃうの?」といったハラハラドキドキ感が増していく展開になっているので、ぜひ心を揺さぶられながら観ていただけたら嬉しいです。

岩瀬洋志

岩瀬洋志

いわせ ようじ

1月6日生まれ。
〈志〉へと繋がる道を仕留める眼光と、
ふっとほどける笑顔のギャップが人の心を魅了するDOER

1st 写真集『LYRE(リラ)』
2024年9月3日(火)発売
定価:3,300円(税込)
判型:A4 ページ数:112頁
発行元:講談社

1st 写真集『LYRE(リラ)』
©SASU TEI(RETUNE REP)/講談社
TVドラマ『タカラのびいどろ』

TVドラマ『タカラのびいどろ』
各放送局は公式HPをチェック

出演:岩瀬洋志 小西詠斗 ほか
原作:鈴丸みんた『タカラのびいどろ』新書館ディアプラス・コミックス刊
監督:石橋夕帆 富田未来 こささりょうま
脚本:下亜友美 石橋夕帆 富田未来

テレビ朝日『南くんが恋人⁉』

テレビ朝日『南くんが恋人⁉』
テレビ朝日系にて火曜よる9時放送

出演:飯沼愛 八木勇征(FANTASTICS)
   武田真治 武田玲奈 岩瀬洋志
   / 沢村一樹 / 光石研 室井滋
   加賀まりこ 木村佳乃 ほか
原案:内田春菊『南くんの恋人』(青林工藝舎刊)、
『南くんは恋人』(ぶんか社)
脚本:岡田惠和
監督:宝来忠昭 小松隆志 竹園元(テレビ朝日)
主題歌:ゆず『伏線回収』(SENHA)

Staff Credit
カメラマン:興梠真穂
ヘアメイク:磯野亜加梨
スタイリスト:帆苅球
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:Mo.et