4つの
DOER’s Questions
LANDOERのDOERには〈実行者〉という意味があります。色彩豊かな思考を巡らせながら世界を楽しみ、表現の絵の具をどんどん精製してゆく柄本さんは、まさに〈実行者〉。そんなDOER・柄本さんに、LANDOER恒例の4つのマストクエスチョンをお伺いしてまいりました。
2022年5月19日配信記事はコチラ!

いま、闘っているもの
A,真っただ中の現場(2022年5月)
今は“何とも闘っていない”です。『光る君へ』の撮影も終わり(取材は12月後半)、年末に向けてゆっくりできています。強いて言えば、明後日からはじまる大掃除との闘いに備えて、嵐の前の静けさを感じているところです(笑)。


他人に共感されないところや、
独自のマイルール
A,「絵に描いたように“あはは”と笑うところ」
(2022年5月)
笑い方ですね!確かに少し恥ずかしくなっていた時期でした(笑)。今は前ほど気にはなっていません。最近共感されなかったことー…あ!ちょうど昨日、共感されないと思っていたら、意外と共感されて驚いたことがありました。僕、崖っぷちに立って下を覗くのは割と平気なのですが、ビルなどの屋上にある鉄格子でできた階段の上に立つのは本当に無理なんです。どうしてだろうと考えたときに、「階段は人が作ったものだからだ」という結論にいたって。もしそこに僕が上って、そのタイミングで階段が壊れて落ちたとしたら、それってたまたまそこに立っていた僕だけでなく、その階段に関わってきた誰かしらの原因である割合も結構大きい気がして。一方、もしそれが崖っぷちだったとしたら、「何百年、何千年という歴史の中で、僕が立ったタイミングがたまたま悪かっただけだ」と納得することができると思うんです。要するに人が作ったものを100%で信用できないんだと思います(笑)。



幸せを感じる時
A,映画館にいるとき(2022年5月)
今でも“映画館で映画を観ること”が幸せです。先日も娘と一緒に『はたらく細胞』と『モアナと伝説の海2』を観に行きました。最近は娘を送り出して、朝8時、9時台の上映回にも足を運んで映画を観ています。やっぱり映画館にいる時間は幸せなひとときですね。

実現したい目標・夢
A,言いません(笑)(2022年5月)
実はこの数年で夢を言う方向に変わりました。このとき言っていた実現したいことは、“長編映画を撮りたい”ということだと思います。昔からあまり具体的な夢をもつほうではなかったのですが、その夢だけはずっとあって、実は小学校の卒業文集にも書いていたんです。昨年、ようやく想いが実を結び、5年間かけて撮った3本の短編を一本の作品にした自主映画の公開をすることが叶いまして。そこからだんだん「次は長編を作らないと」という気持ちになってきたので、近い将来に向けて、プロジェクト始動のために水面下で動いているところです。


映画『野生の島のロズ』
2025年2月7日(金)劇場公開
監督・脚本:クリス・サンダース
本国声の出演:ルピタ・ニョンゴ、
ペドロ・パスカル、
キャサリン・オハラ、
ビル・ナイ、キット・コナー、
ステファニー・シュウ ほか
吹き替え版キャスト:綾瀬はるか、柄本佑、
鈴木福、いとうまいこ ほか
現代:THE WILD ROBOT
配給:東宝東和、ギャガ

Item Credit
ジャケット¥143,000/BOW WOW(BOW WOW)、
トップス¥19,800、パンツ¥48,400/AURALEE(オーラリー)、
その他/スタイリスト私物
*価格はすべて税込み価格
衣裳問い合わせ先
BOW WOW(TEL 03-6384-5811)
オーラリー(TEL 03-6427-7141)
Staff Credit
カメラマン:堀内彩香
ヘアメイク:廣瀬瑠美
スタイリスト:KYOU
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:Mo.et