『NOA 1st写真集 Youth』
& 新曲『between』
韓国で再会した〝あの頃の自分〟
冒険心満載の〈旅〉のはじまりはココから
私たちの〈旅〉には、どんな物語があるだろう。どしゃぶりの雨に濡れる夜や、最高の気分の朝、楽しくてたまらないときめきに、明日が見えないほどの悲しみ、人の数だけ・・・というより、その時々の自分の〝瞬間〟の数だけ、物語は存在する。今日、どんな場面を描きましたか?どんな台詞を選びましたか?無数にある選択肢から、彼だけが選んできた、彼だけの物語。〈夢〉に向かう「NOA」の特別な冒険譚を体験できる場所――待ち合わせは『Youth』で。
『NOA 1st写真集 Youth』(宝島社)
定価:2,640円(税込)
撮影:峠 雄三
詳細は公式HPにて
1st写真集の撮影地に選んだのは、思い出の場所・韓国。大手事務所YGエンターテインメントの日本人初練習生として過ごした韓国で、「ひとり旅」をテーマに素の表情を撮りおろしました。そのほか、ありのままの想いを語ったインタビューや、ファンにはおなじみの愛犬ラッフィーとの写真も!NOAが届ける韓国の景色と今の想いを、ぜひ受け取ってください。
写真集制作のはじまり
いつかは写真集を出したいと思っていたので、お話をいただけて嬉しかったです。韓国を撮影場所にする、というのはすぐに決まり、そこからテーマを決めていきました。大きなテーマとして謳われている「ひとり旅」と同時に、僕のなかではタイトルにもなっている「Youth(青春)」もテーマになっていて。韓国は僕の青春の場所。撮影を通して当時を思い出したり、思い出を新しく作ったりしながら、僕自身、発見のある旅を写真集として残すことができたと思います。
写真集は他の雑誌と違い、
ご自身が大きく関われるのも魅力のひとつ。
NOAさんがテーマとは別に、
大切にしたものは何ですか?
僕にとって韓国・ソウルは第二の故郷なので、“僕だからこそ紹介できる場所”や、“自分と景色が交わったときにだけ出せる空気感”が必ずあると思ったんです。それらを写真集に収めることを大切に、場所選びなどを行いました。
NOAさんだからこそ描ける韓国の姿ですね。
韓国へは定期的に行かれていましたか?
今年に入ってからお仕事で行く機会が多く、実は数週間前にも行ってきたんです(笑)。行くたびに違う気持ちにさせてもらえる場所で、特に写真集の撮影のときは特別な感覚になったのを覚えています。自分が練習生の頃によく使っていた最寄りの駅などで撮影をしていると、当時をパッと思い出すことが多くて。アーティストNOAとして同じ場所に立った瞬間に、当時との気持ちの変化をすごく感じられました。仕事を通して、というのも大きかったかもしれません。
具体的にどういった変化を感じられましたか?
当時はひとりで未来のことなどを考えながら、悩んだり楽しんだりして最寄りの駅を使っていたことを思い出したんです。その頃の気持ちと対面して、改めてソロアーティストとしてデビューした現在の自分を見つめることができたというか。表紙の写真を撮影した橋も、練習生時代、悩みごとがあったときにひとりでよく行っていた場所で。当時の自分がいろんなことを考えながら見ていた景色と、いまの自分から見える景色が明らかに違ったんですよね。〈変化〉という意味では、目に映る景色がより綺麗に見えた気がしました。
当時の自分との再会もありそうですね。
そうですね、それもものすごく感じられました。いままでひとりで行っていた場所にスタッフさんたちと行くことができて、そこで写真集に載る写真を撮っていただけて。自分自身の環境に変化を感じつつ、当時の自分を思い出したりもして。写真という“瞬間”をとらえる素敵なアイテムで、僕が当時を思い出しているたくさんの “瞬間”を切り取っていただいた一冊ができたと思います。僕自身、写真を見返して、カメラを意識していない自分の自然な表情を見ることができました。
ありのままのNOAさんの“瞬間”が
詰め込まれた一冊、素敵です。
お手元に写真集がある方々に
“コッソリ”教える楽しみ方はありますか?
今回の写真集は「ひとり旅」がテーマ、と謳われているのですが、実は「旅のしおり」のような作りにもなっているんです。ぜひ韓国に『Youth』を持って行っていただいて、楽しい旅をおくってくれたら嬉しいな、と思います。飛行機の中からはじまる、旅のスケジュールのような構成になっているので、僕と同じ順序で、同じ場所で、同じ写真の撮り方をしていただくのも楽しいかな、と(笑)。
そこでまた写真集の輪が広まるのも楽しみですね。
ご自身も〈夢〉に向かって
旅をされているNOAさん。
その旅で手放さずに
大切にしてきたものは何でしたか?
絶対に自分が手放さなかったのは〈音楽〉です。僕にとって音楽は、旅を思い出したり、当時の自分の感情を思い出したりできるアイテム。振り返っても、僕のそばにはいつも〈音楽〉があったと感じます。あとは、〈冒険心〉。もともと常に冒険していたいタイプの人間なので、これからもチャレンジし続けていくと思います。そしてその道中で、新しい場所や人に出会って、新しい景色を見たり話を聴いたりする。これからも大切にしていきたい、僕の旅に欠かせない時間です。
NOAさんにとって、
いままで作ってこられた曲たちは
どんな存在としてそばにいるのでしょうか?
僕にとっては“思い出の写真”のような存在です。部屋に飾ってあるような、いつも自分だけのスペースにある宝物のような。ただ、自分で眺めるだけの写真と違うのは、一曲一曲、披露するたびに思い出が更新されていくこと。最初はラブストーリーとして書いた曲が、みんなが各々の捉え方をしてくれることで、夢に向かっていく曲に変わったり、ライブで披露したときに見えた景色で自分が思っていた曲の印象と変わったり。面白いですよね。
聴き手のエッセンスが加わって、
新たな曲の〈色〉ができるんですね。
新曲の『between』は、
どんな〈色〉の楽曲になっていますか?
『between』は、New JeansやJong Kookさんの『Seven(feat.Latto)』などを通して、UKG(UKガラージ)、2-Step、ハウスというジャンルが再ブレイクしはじめたのを機に挑戦することにした楽曲。もともと好きなジャンルで、いつかはこういった曲を作りたいと思っていたんです。テーマに関しては、最近ラブストーリーを書いていなかったので「新曲はラブストーリーだな」と漠然と考えていて。ちょうど有明アリーナでのライブが控えていたこともあり「ダンサーチームの男性陣だけでパフォーマンスできる楽曲を」と思い、大人っぽい、男っぽいラブストーリーを書くことにしました。いろんなアイデアが連結していって完成した『between』。大人っぽいラブストーリーと、それに基づくパフォーマンス、すべてが綺麗にハマった一曲になったと思います。
いままでのNOAさんの魅力を残しつつ、
新たなジャンルに突入されていく
冒険心も感じる楽曲でした。
トリリンガルのNOAさんですが、
作詞をされるときの言語は何が多いのでしょうか?
まずは日本語で書くことが多いです。サビのフレーズは後々考えていくタイプなので、AメロやBメロは日本語で書きはじめます。僕の場合、最初から歌詞のような書き方はせず、どちらかというとポエムに近いような形で、思い浮かんだストーリーをバーッと書き出していくんです。それを整理しながら日本語のままにしたり、英語に変えたりして歌詞をつくっていきます。
「ここを英語にしよう」という部分は、
音ハメで考えられるんですか?
そうですね。あとは伝えたい言葉が日本語でしか表現できないものと、英語でしか表現できないものがあるので、その時々で合う言語を用いるようにしています。やっぱり、それぞれの言語に特徴があるんですよね。例えば日本語は、説明っぽくなってしまう反面、ロマンチックで“詩”のような表現ができたり、英語はシンプルなひとつのワードにいろいろな意味が含まれていたり。そういった意味では、英語と韓国語は似ている気がします。日本語で伝えたいことを伝えようとすると、めちゃくちゃ長くなってしまいがちなので、そこは苦戦するポイントです(笑)。
確かに英語を和訳すると長くなりますもんね(笑)。
では、写真集のお話に戻って…
なんと今回は、
待望の相棒「ラッフィー」も登場だとか。
そうなんですよ。「1st写真集には、絶対にラッフィーを出したい!」という願いがあったので、それが叶えられてとても嬉しいです。ラッフィーは僕にとって〈愛〉をたくさんくれる弟のような存在。本当に人が大好きで、例えごはんを食べていても、誰かが帰ってきたらすぐに駆け寄ってそばに行くんです。とにかく膝の上にいたがる子で、ずっとくっついていたいタイプのワンちゃんなんですよ(笑)。
撮影中はたくさんの方がいらしたと思うのですが、
ラッフィーの撮影はいかがでしたか?
普段よりは興奮していたのですが、撮影する、となったら意外とカメラ目線になってくれて(笑)。いままで見たことのないほど口角が上がっている表情の写真もあって、「なんでそんな表情を知っているの?」と、僕自身驚きました(笑)。僕の写真集であり、ラッフィーのデビュー写真集でもあるので、たくさんの方に見ていただきたいと思います。
Dear LANDOER読者
From NOA
『NOA 1st写真集 Youth』
&
新曲『between』
僕にとっての最初で最後の1st写真集、撮影の場所ごとに衣装からヘアスタイル、メイクまで変えていただいた、こだわりの一冊が完成しました。自然体でリラックスした表情をたくさん切り取っていただき、自分の〈本質〉を出すことができたと感じています。旅のページ、そしてインタビューページからも『NOA』という人間を感じていただけると思うので、是非、すみずみまで読んでいただきたいです。そして、新曲『between』は、ファンの方に喜んでいただけるような胸キュンポイント(照笑)がたくさんあると思います。季節問わず気持ちよく聴いていただける曲になっているので、たくさん観て聴いて楽しんでもらえたら嬉しいです。
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Staff Credit
カメラマン:興梠麻穂
ヘアメイク:富樫明日香(CONTINUE)
スタイリスト:菅沼愛(TRON)
インタビュー・記事:満斗りょう
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