【杢代和人×大倉空人×小泉光咲】ドラマフィル『熱愛プリンス』「王道アイドルって楽しい!」現実世界と物語がリンクするメンバー3人のわちゃわちゃ鼎談

杢代和人× 大倉空人×小泉光咲

ドラマフィル『熱愛プリンス』
「王道アイドルって楽しい!」
現実世界と物語がリンクする
メンバー3人のわちゃわちゃ鼎談

「最後にキュンとしたの、いつだっけ···?」日々のタスクに淘汰され、疲れ果てて眠りについたかと思えば、すぐに朝が来て学校や仕事に向かう毎日。そんな忙しない生活の中で、「キュンなんて後回し」になってしまっているすべてのプリンセスたちへ。あっちからもこっちからも恋の矢印が止まらない、夢のような胸キュンドラマが誕生しました。もはやこれは、ときめき指数を上げてくれる〝30分間のキュンサプリ〟♡ 溺れるほど熱い愛が交錯するこの世界で、あなたなら誰を選びますか――?

ドラマフィル『熱愛プリンス』

ドラマフィル『熱愛プリンス』
©青月まどか/「熱愛プリンス」製作委員会・MBS

-Introduction-

推しアイドルが義理の兄!?
国民的アイドルに溺愛される
“禁断のシークレットラブコメディ”♡

累計250万部突破の青月まどかの人気漫画「熱愛プリンス お兄ちゃんはキミが好き」(宙出版)が実写ドラマ化!三兄弟の次男でTerzettoのクールで大人かっこいい担当・梓役にはダンスボーカルグループ『原因は自分にある。』のメンバーであり「仮面ライダーギーツ」など俳優としても活躍している杢代和人が決定。TerzettoのライバルであるPRISMのメンバーで、まつりの幼馴染・昴流役は、7人組男性グループ『IMP.』のメンバーで映画『遺書、公開。』にも出演している松井奏が、みんなに溺愛されるヒロインの天宮まつり役は、「non-no」専属モデルで女優としても活躍する林芽亜里が演じる。また、Terzettoの元気で可愛い担当・遥役に『原因は自分にある。』の大倉空人が、おっとり癒し系担当・理人役には同じく『原因は自分にある。』の小泉光咲が決定!ライバルグループPRISMメンバーには『CLASS SEVEN』大東立樹、『Lienel』芳賀柊斗、『GENIC』の増子敦貴と、今大注目の若手俳優らのキャスティングに反響を呼んでいる。監督は、「タカラのびいどろ」、「ふったらどしゃぶり」で監督を務めた富田未来、脚本はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2冠を受賞した『私たちのハアハア』や「恋と弾丸」「来世ではちゃんとします」で脚本を務めた舘そらみのタッグで描かれる。

-Story-

親の再婚により、突如として憧れの三兄弟アイドル・Terzettoの遥(大倉空人)、梓(杢代和人)、理人(小泉光咲)の妹になった天宮まつり(林芽亜里)。夢のような状況に思えたが、三兄弟は仲が悪く喧嘩ばかりだった!本当は仲の良い兄弟に憧れる梓の思いを知ったまつりは、絆を深めるために奮闘。徐々に仲を深めていく3人だったが、ある日、梓に「もう妹として見れない」と告白されて―!二人の関係が進展する中、まつりは幼馴染である昴流(松井奏)と再会。憧れの幼馴染のお兄ちゃんだった昴流は、今や国宝級イケメン俳優になっていて―。しかも、Terzettoのライバル・PRISMとしてデビューするという。さらにはPRISMのメンバーである大和(増子敦貴)も登場し、恋の矢印はますます複雑に絡み合っていく。そして、PRISMのデビューによってTerzettoはトップアイドルの座、陥落の危機に―!?史上最強逆ハーレム設定で、“キュン♡の乱れ打ち”が止まらない!国民的アイドルに溺愛される、禁断のシークレットラブコメディ、開幕―!

梓役 杢代和人
×
遥役 大倉空人
×
理人役 小泉光咲

“個人の場”に心強い仲間の姿
初めて目にした、
三者三様の芝居の紡ぎ方

LANDOER:今までも『原因は自分にある。』として、オムニバス形式のドラマなどではご共演されていましたが、メンバーと一緒にドラマの撮影をすることは初めてだったかと思います。撮影現場でのメンバーの姿はいかがでしたか?

大倉空人(以下、大倉):ドラマの現場でメンバーのお芝居や現場での過ごし方を見るのは初めてだったので、そこで感じることはたくさんありました。たとえば「光咲さんはファンの皆さんの前でも、僕らの前でも、撮影の現場でも変わらないんだな」とか。どちらかというと僕は、ステージに立っているときとそれ以外で変わる人なので、常に自分を保って魅せ続けられている光咲さんはすごいなと。杢代さんは現場を楽しみつつも、真摯にお芝居に向き合っていて、大事な場面での切り替えがさすがだと感じました。2人とドラマの現場で一緒になるのは『イケメン・セブン・デイズ』(2023)や『沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call』(2023)以来だったので、それぞれの個人活動での成長を感じて、メンバーとしても嬉しい気持ちになりましたね。

大倉空人

杢代和人(以下、杢代):ありがとうございます(笑)!僕、グループ活動は“メンバーと共に歩む場”で、個人活動はいつも“一人の挑戦の場”という意識をもっているんです。それが今回は、個人活動の現場にも心強いメンバーがいるので、普段よりも緊張を解いて楽しむことができています。僕ら3人が楽しんでいることで、現場全体がより盛り上がってくれている実感もあって。メンバーとお芝居の話をするのも新鮮で、空人が監督さんと話し合いながら自分の演技を決めているのをみて「誠実だな」と感じたり、光咲の振る舞いに「現場を明るくする天才だな」と思ったり。これからも、メンバーと一緒に出られる作品があったら嬉しいです。

小泉光咲(以下、小泉):僕は2人の姿を見て「普段とあまり変わらないな」と思っています。ただ、集中しなくてはならないシーンでの佇まいや、監督やプロデューサーさん、原作者の先生との話し合いなど、今まで見る機会がなかった2人の一面もたくさん知ることができているので、僕自身、俳優として勉強になっています。

LANDOER:それぞれ、メンバーの新しい表情を現場で知る毎日ですね。原作者の先生とはどんなお話をされたのでしょうか?

小泉:ビジュアル撮影の日に足を運んでくださった際、各キャラクターの性格「なぜここでこのキャラクターは怒っているのか?」などの質問をさせていただき、漫画である原作と実写でのリアリティをどう突き詰めていくのかのお話しをさせていただきました。僕はあまり積極的に話せなかったのですが、空人は特にいろんなことを質問していてすごいと思ったことを覚えています。

小泉光咲

「行きたい!」と思えるような現場づくりを
その想いが実って、
“僕が僕らしくいられる現場”が実現

LANDOER:個人活動の現場でのあり方は、お互いになかなか見ることのない姿ですよね。先ほど小泉さんもおっしゃっていましたが、やはり勉強になるところがありますか?

大倉:杢代さんはものすごく現場を盛り上げてくれているように感じます。ヒロインの林芽亜里さん(まつり役)や、IMP.の松井奏くん(昴流役)、GENICの増子敦貴くん(大和役)をはじめとするキャストさんから撮影スタッフさんまで、とにかく現場全体が杢代さんを中心に笑顔になっているんです。その光景を見て「主演ってこういうことなんだな」と思いました。

杢代:ありがとうございます!

大倉:『原因は自分にある。』のFCブログでも書いたんだけどね(笑)。

杢代:あとでしっかりと読ませていただきます!

大倉:読んでないんかい(笑)。

杢代和人

LANDOER:メンバーならではの言葉の届け方ですね(笑)。杢代さんはいかがですか?

杢代:今回、初めてのダブル主演ということもあり、作品に携わるみんなが「行きたい!」「楽しい!」と思えるような現場を作ることを一番に意識しました。今まで、過酷な撮影もシリアスな撮影も経験してきましたが、どんなに大変な撮影でも、現場に笑いがあると「良い現場だな」と思うことができるんです。その現場の空気って、主演の方や先輩方の明るさが反映されていると感じていて。僕自身、そういった空気にすごく助けられてきたので、自分がダブル主演の立場になった今、これまで学んできた現場づくりを活かしていきたいと意識しています。今、空人にそう言ってもらえて報われた気がしました。

LANDOER:まさに、杢代さんのその想いが実りましたね。

小泉:先ほど空人が「光咲は撮影の現場でも変わらない」と言ってくれましたが、それこそ杢代さんがあったかい空気を作ってくれていたからこそ、「僕が僕らしくいられたな」と。

杢代:名言出た?「僕が僕らしくいられた」って(笑)。

大倉:カッコいい(笑)!光咲さんは最近名言出しがちだよね。最近の衣装合わせで静電気をまとってしまったときも、衣装さんに「俺に近づくな、怪我するぞ」と言っていて(笑)。衣装で発生する静電気なんて僅かなのに!

杢代:光咲の優しさだよね!ラブコメを撮影しているから王子様みたいになっちゃうのかな(笑)。

小泉:あはは。ちょっとカッコつけちゃうのかも(笑)。本当にあたたかい現場でお芝居しやすい環境でしたし、笑いがありながらも真剣に撮影ができているので、メリハリがある現場になっていたと思います。

ドラマフィル『熱愛プリンス』
©青月まどか/「熱愛プリンス」製作委員会・MBS

げんじぶのシリアスな世界観から一転、
超王道アイドルソング『僕だけのPrincess』
観測者とともに作り上げた感動のライブシーン

LANDOER:ライブシーンでは、実際にエキストラのファンの方の前で撮影されたと聞きました。役をまとってのライブはいかがでしたか?

大倉:僕の演じる遥は、ステージ上で可愛らしく振る舞うキャラクターなのですが、僕自身もステージ上でそういった立ち回りをすることが多いので、いつも通りの大倉空人でいられました。でもそれは、普段の僕を知ってくださっている観測者(ファン)の皆さんがいてくれたからこそ。いつものライブのような感覚で、とても演じやすかったです。撮影と撮影の合間に観測者の皆さんとお話させていただいたのですが、皆さんとても協力的でありがたかったですね。

杢代:ファンの皆さんのおかげで、素敵な景色を見ることができたよね。

大倉:そうだね。2話で、ファンの皆さんがスマートフォンのライトを使ってTerzettoを照らしてくれるシーンがあるのですが、それが本当に素敵な景色で。「こんなに綺麗なんだ!」と感動しましたし、おかげでより気持ちを込めて演じることができました。今でも忘れられないシーンです。

杢代:ライブシーンで披露した本作主題歌の『僕だけのPrincess』は、普段僕たちが活動している『原因は自分にある。』の姿からは想像できないようなキラキラ王道アイドルソングになっているのですが、個人的に、今回王道アイドルソングを歌えたことがとても嬉しくて。僕が小中学生のときに思い描いていたアイドルが、まさにTerzettoのようなアイドルだったので、芸能生活の中でこうして王道アイドルソングを歌うことができ、さらにそれがドラマとして放送されるというのは、小さい頃の自分の夢を叶えられたような気がして、感慨深いものがありました。参加してくださった観測者の皆さん、本当にありがとうございました。

杢代和人× 大倉空人×小泉光咲

大倉:僕たちが小さい頃に見ていたアイドルって、因果律を逆転させたりしないもんね(笑)。

杢代:因果律は逆転しないし、白昼夢にも招待しないよね(笑)。

小泉:ゲンジブの楽曲には難しい言葉が多いからね(笑)。僕はライブでの2人の姿を見て「役に合っているな」と思っていました。普段はあまりやることのないキラキラの王道アイドルソングの振付を前に「いかに手の振りだけでかっこよく魅せられるか」など、難しい課題はたくさんあったのですが、いつも応援してくださっている観測者の皆さんに向けての披露だったおかげで、普段通りの僕たちでいることができたように思います。しかも今回は『推論的に宇宙人』などの振付師の方が振付を担当してくださっていたり、久下真音さんが作曲してくださっていたりと、ゲンジブでいつもお世話になっている方々にパフォーマンスを作っていただくことができて。

LANDOER:まさに“チーム・ゲンジブ”で作ったシーンと言っても過言ではないですね。

小泉:そうですね。参加してくださった観測者の皆さんには、「ありがとうございました」と伝えたいです。

ドラマフィル『熱愛プリンス』
©青月まどか/「熱愛プリンス」製作委員会・MBS

「キラキラアイドルって楽しい!」
ファンの声援を受けて
より一層輝くアイドルのステージ

LANDOER:普段の皆さんの姿と王道アイドル姿のギャップに、観測者の皆さんも驚かれたのではないでしょうか?

大倉:そうですね。ゲンジブとはコンセプトが違いすぎて、初めて見た観測者の皆さんは「こんな僕らを見ていいの⁉」という気持ちになったと思います(笑)。

杢代:ライブシーンもめちゃくちゃ盛り上がっていたよね。ゲンジブはシニカルな世界観を得意としているので、いつもとはまた違った表情を魅せられたんじゃないかな、と。

LANDOER:きっと観測者の皆さんにとっても初めて観る3人の姿だったと思うのですが、対する皆さんは、初めて王道アイドルをしている自分たちを見た観測者の方々の反応を受けて、いかがでしたか?

杢代:「キラキラアイドルって楽しい!」って思ったよね。

ドラマフィル『熱愛プリンス』
©青月まどか/「熱愛プリンス」製作委員会・MBS

大倉:わかる!曲中のセリフパートで想像以上に盛り上がってくれて嬉しかったよね。原作を読んでいるときもセリフパートには注目していたものの、正直「そんなに盛り上がるのかな?」と思っていたんです。でもいざやってみると、ものすごい歓声をあげてもらえて。「さすが日本一のアイドル、Terzetto!」と、納得させられました!

小泉:特に初披露のときはすごかったよね。僕が演じる理人には「やっぱり大好きなんだ」というセリフパートがあるのですが、言い切らないうちに「きゃー!」と歓声が聞こえてきて…(笑)

杢代:「やっぱり…」くらいで、もうセリフが聞こえなかったもん(笑)。

小泉:本当に嬉しかったですし、楽しい撮影になりました!

ドラマフィル『熱愛プリンス』
©青月まどか/「熱愛プリンス」製作委員会・MBS

1話はまだまだLevel,1。
「キュン♡の乱れ打ち」に気をつけて!

LANDOER:1話を拝見しましたが、まさに「キュンの乱れ打ち」でした。これからPRISMメンバーも登場し、どう物語が展開していくのか楽しみです!

大倉:1話はまだキュンキュンレベル1ですよ。こないだの撮影なんて、すーごかったんだから(笑)!

杢代:確かに1話はまだレベル1。これでキュンキュンしていたら、6、7話くらいでは皆さんの心臓がとまっちゃうかも(笑)!

小泉:覚悟しないと、危ないぞ(笑)!

大倉:1話では僕ら3兄弟のシスコンっぷりを楽しめますが、2話からは、まつりちゃんを「妹」としてではなく「恋」の相手として狙っている昴流や大和が登場してくるので、ぜひ注目してほしいです。

小泉:僕らシスコンズも良い味を出しているので、そちらにもぜひ注目してください!

杢代和人× 大倉空人×小泉光咲

Dear, LANDOER読者
ドラマフィル『熱愛プリンス』

From 杢代和人

梓は本当にまつりのことが大好きで、「自分の武器は出し惜しみせず使うから」というセリフの通り、あらゆる手段を使ってキュンキュンさせにいく人です。ぜひその“梓節”を体感してほしいと思います。今までの青春ドラマとはまた違ったレベルのキュンキュンを描き出す、セリフ、表情、身体の使い方、その一つひとつを血眼になって観てほしいな、と(笑)。とにかく非日常感を味わえるドラマになっているので、この作品を通して皆さんが笑顔になってくださったら嬉しいですし、一週間の楽しみの一つになれるような、記憶に残る作品にできたらいいなと思います。

From 大倉空人

僕が原作者の先生ともお話しさせていただいたうえで、本作の台本から感じ取ったことは、ドラマの遥は“THE・シスコン”だということ。とにかく、妹・まつりへの愛情が溢れるキャラクターになっています。さらに、まつりという架け橋によって僕たち3兄弟の絆が深まっていくにつれ、「ドン!」と構える長男らしさも発揮されていくので、そんな遥の姿も楽しみにしていただけたら嬉しいです。

From 小泉光咲

僕の演じる理人は「おっとり癒し系美人担当」という設定のキャラクターです。演じるにあたって原作とリアルをどう突き詰めていくのかにこだわり、たとえば「笑顔で怒っているとき、実際の表情はどう見えているだろう?」など、不自然に感じない魅せ方を細かく話し合いました。ぜひ、リアルに体現されたドラマ版の理人を楽しんでいただきたいと思います。

杢代和人

杢代和人

もくだい かずと

5月20日生まれ。
その場の〈和〉を重んじながら、
決して同然になることなく無類の色を研磨してゆくDOER

大倉空人

大倉空人

おおくら たかと

4月12日生まれ。
内に抱く繊細さと、潔く纏うアイドル性が
唯一無二の表現となりパフォーマンスに現れるDOER

小泉光咲

小泉光咲

こいずみ こうさく

3月11日生まれ。
どこにいても「彼だ」と分かる不変の光彩を放ち、
様々な手法で物語を届けてゆくDOER

ドラマフィル『熱愛プリンス』
3月6日(木)よりMBSドラマフィル枠にて好評放送中!

原作:青月まどか「熱愛プリンス お兄ちゃんはキミが好き」(宙出版)
監督:富田未来 かとうみさと
脚本:舘そらみ
出演:杢代和人(原因は自分にある。)
   松井奏(IMP.)林芽亜里
   大倉空人(原因は自分にある。)
   小泉光咲(原因は自分にある。)
   大東立樹(CLASS SEVEN)
   芳賀柊斗(Lienel)増子敦貴(GENIC)
音楽:岡出莉菜
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
製作プロダクション:ホリプロ
製作:「熱愛プリンス」製作委員会・MBS

ドラマフィル『熱愛プリンス』
©青月まどか/「熱愛プリンス」製作委員会・MBS

Staff Credit
カメラマン:濱田茉莉
ヘアメイク:外山隼人
スタイリスト:北谷奈々
インタビュー・記事:満斗りょう
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