【堀田真由 × Chapters】
チャプターズのパーソナル選書で出逢う
「いまの私にぴったりなおすすめ5冊」
ロマンチックに
本と出逢っていますか ——?
書店に行ってポップを見たり、誰かに薦められて手に取ったり、友達がギフトしてくれたり。本を手に取る方法は無数にありますが、オンライン書店『Chapters bookstore(チャプターズ) 』が提供する〝本との出逢い方〟は一味違います。今回は、胸躍る読書の旅を愛する堀田さんにチャプターズのパーソナル選書を体験していただきました。自分の好きなジャンルや本の選び方、どんなときに本を読みたくなるかなど、ヒアリング内容に沿って質問に答えていくと「おすすめの 5 冊」を教えてもらえるチャプターズのパーソナル選書。堀田さんは一体どんな本との出逢いがあったのでしょうか——。
『Chapters bookstore(チャプターズ)』とは、 まだ見ぬ本・気の合う誰かとの素敵な出会いをお届けする月額制のオンライン書店。会員は、毎月並ぶ著者名・タイトルが伏せられた3作品のうち、「推薦文」をもとに一冊をセレクトし、今月の本として受け取ります。読了後には、同じ作品を読んだ人同士で感想を語り合えるサービスも。なかでも選書が高い人気を呼び、現在はチャプターズで蓄積した過去選書の中から、お客様一人ひとりへのヒアリングを通じてぴったりな本を提案する『パーソナル選書』を市ヶ谷のブックカフェで展開中(完全予約制)。今回は堀田さんにも、パーソナル選書をご体験いただきました。
チャプターズのサービス内容を
初めて聞いたとき、どう感じられましたか?
オンラインサービスのチャプターズは、
同じ本を読んだ人と
感想を語り合うことができます。
堀田さんは、読後に誰かと感想を
シェアしたくなることはありますか?
エッセイ本などは友人にシェアしたくなることが多いです。一方で「この本、映像化できそうだな」と思った作品の場合は、マネージャーさんなど仕事の方に共有したくなります。純粋に物語を楽しみながらも、「この作品は映像化して、もっと多くの人に知ってもらう価値がある」と意気込んだり、「この本の原作権空いていないかな」と知りたくなったり…(笑)。勝手に実写版の出演者を想像することも好きで、読書中、プロデューサーのような視点まで入れてしまうんですよね。受け身で読書をするというよりは、その作品に対して何かを提示しながら読み進めている気がします。
本を語る面白さは、映像と違ってそれぞれがどんな受け取り方をしているか、話してみないと分からないところ。感想をシェアした際、“自分にはない思考”に触れられることに魅力を感じます。
選書Questions.
「いまの堀田さん」に
おすすめの5冊を選書するためのQuestions.
選書ラインナップ5選
Chapters書店員が選ぶ、
いまの堀田さんにおすすめの5冊
おやすみ、東京
東京、午前一時。この街の人々は、自分たちが思っているよりはるかに、さまざまなところ、さまざまな場面で誰かとすれ違っている——映画会社で〈調達屋〉をしているミツキは、ある深夜、「果物のびわ」を午前九時までに探すよう頼まれた。今回もまた夜のタクシー〈ブラックバード〉の運転手松井に助けを求めたが……。それぞれが、やさしさ、淋しさ、記憶と夢を抱え、つながっていく。月に照らされた東京を舞台に、私たちは物語を生きる。幸福な長編小説。
「東京の深夜」を舞台に、すれ違う人々との素敵な出会いの予感をロマンチックに描いている物語。章ごとに話がつながっていく心地よさと、吉田さんが紡ぐ美しい言葉たちが読む人をやさしく包み込んでくれる一冊です。
東京物語
1978 年4 月。18 歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊……。バブル景気に向かう時代の波にもまれ、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。80 年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を鮮やかに描きだす、まぶしい青春グラフィティ。
舞台はバブル期の東京。携帯電話がない時代だからこその心の余白とノスタルジックな時間感覚を描いた、現代人が忘れがちな“心の余裕”を思い出させてくれる一冊です。一度絶版になりそうになったほどの掘り出し本で、読書家の話題にもたびたびのぼるファン多き希少な本でもあります。
スタープレイヤー
路上のくじ引きで一等賞を当て、異世界に飛ばされた斉藤夕月(34歳・無職)。そこで10の願いが叶えられる「スタープレイヤー」に選ばれ、使途を考えるうち、夕月は自らの暗い欲望や、人の抱える祈りの深さや業を目の当たりにする。折しも、マキオと名乗るスタープレイヤーの男が訪ねてきて、国家民族間の思惑や争いに否応なく巻き込まれていく。光と闇、生と死、善と悪、美と醜——無敵の力を手に、比類なき冒険が幕を開ける!鬼才・恒川光太郎がRPG的興奮と神話世界を融合させ、異世界ファンタジーの地図を塗り替える、未曾有の創世記!
子どもの頃「自分がもしアラジンの魔法のランプを使うなら…」と考えたことがある方ならば、きっとどんな願いを唱えるか想像しながら楽しめると思います。読み始めたら止まらない面白さがあり、ガッと一気読みできる読み応え十分の“大人の冒険ファンタジー物語”です。
グッド・フライト、グッド・ナイト
パイロットが誘う最高の空旅
雲の向こうは、信じられないほど感動に満ちている。パイロットが最も心動かされる上空からの眺めは?雲の中へ飛び込むのってどんな感じ?航空図に残された秘密のメッセージとは? 旅客機は離陸の前に"瞑想"する!?日々ボーイングを飛ばして世界をめぐる現役パイロットが、空旅の愉しみと飛行機の神秘、上空で見た絶景について語り尽くす。
パイロットであるマーク・ヴァンホーナッカー氏が書いたエッセイ。パイロットだけが見ることのできる“空の大パノラマがもたらすロマン”が詰まった一冊。深夜ラジオをゆっくりと聴くような感覚で、旅のお供として持ち歩くのにおすすめです。飛行機の中で読んだら、最高のシチュエーション!
禅が教えてくれる
美しい人をつくる「所作」の基本
心が穏やかで大きく、人から愛され、毎日が充実している人ほど、その"所作"はさりげなくて美しい。正しい所作は、人生を輝かせる基本。「呼吸と姿勢を整える」「美しい言葉を使う」「朝起きたら窓を開ける」「箸や器を大切に扱う」などシンプルなことから始めれば、正しい所作は身につくのです。世界で活躍する禅僧が説く、本当に役立つ禅の教え。
読みながら実践ができる、自己啓発本とは少し違うけれど、自己啓発の側面も備わっている一冊。姿勢と呼吸の大切さを学ぶことで内側から整っていく体験ができます。美しい所作の根源にある「禅」の智慧が日常に変化を生み、心のお天気を晴天へと導いてくれるはずです。
パーソナル選書を受けられてみて、
いかがでしたか?
選書を受けるタイミングや、そのときの心情によっておすすめいただける本が変わるのが面白いなと思いました。事前のヒアリングで「新ジャンルに挑戦したい」とお伝えしたのですが、パーソナルな部分を踏まえたうえで本を選んでくださるので、新しい扉が分厚いものではなく、軽やかに進んでいけそうな扉だったことも嬉しかったです。行ったことはないけれど、どこか馴染みがありそうな新世界といいますか。どの本も興味深かったので、おすすめいただいた本はすべて読ませていただきたいと思います。
堀田さんは、本を読むときの
ルーティンなどはもたれていますか?
新幹線や飛行機などの移動中に読むことが好きです。デバイスを使わずに物語に集中できる空間なので、台本なども移動中に読んでいます。乗っている時間が決まっているからこその「到着するまでに読んでしまいたいけど、読み切れるかな?」という密かなあそびも楽しくて(笑)。海外へ行くときは、行きと帰り用に必ず本を二冊買って向かうのですが、行きの飛行機で二冊とも読んでしまったときは「どうしよう…!」と焦ります(笑)。
電子書籍ではなく、紙の本派なんですね。
そうなんです。台本もタブレットではなく紙で持ち歩いています。読書中、もう一度読み返したい箇所にマーカーを引くタイプなので、紙の本が合っているんです。少し時間が経って本を開いたときにマーカーを引きたい箇所が変わっていたりするのも、自分の感じ方の変化を発見できて面白いんですよね。
「これは共感されないかも…」と
思うような読み方はありますか?
これは本当に良くないのですが、たまに最後から読んでしまうことがあります(笑)。本を選ぶときに冒頭と最後を読んで、ちゃんと読み切れそうかを自分なりに判断するんです。もともとネタバレは平気なタイプで、どちらかというと結末に行きつくまでの〈過程〉に興味があるんですよね。それは本に限らず、人生においても同じで。どうしてこの人は、いまのこの人になったのか——そこを知りたくなるんです。この間もお仕事の現場で共演者の方と「いまの自分の人格は何歳で出来上がったのか?」という話になって、自分のことを話したり相手のお話を聞いたりしていました。ものづくりが好きだからこそ、出来上がるまでの〈過程〉が気になるのかもしれません。
人を知っていくときと、
本との向き合い方が似ているんですね。
そうですね。初対面の印象が「たくさん笑う明るい人」だったとしても、どうしてそういった人格が形成されたのかは、その人の物語を読んでみないと分からない——そこが、人と本に共通する面白さだと思います。とにかく成り立ちを知りたいんです。
きちんと〈過程〉を知ろうとする丁寧さが、
堀田さんから感じる
心地よさに繋がっているのだと思いました。
そんな堀田さんが、もし同じ本が好きな人に
出逢ったとしたらどんな気持ちになりますか?
「分かります!」と深く頷くと思います(笑)。本に限らず、音楽や映画などのカルチャーは、私にとって“心の支え”となる大切なものなので、そこの〈好き〉が共鳴したときには「仲良くなれそう!」と感じる気がします。たとえそれが作品全体に向けての〈好き〉じゃなかったとしても、本の一文や映画のワンシーンなど「人生を変えてくれた」と思うものの感性が似ている人には興味が湧きますし、安心感も抱きやすいんじゃないかな、と。本来、誰かを信じることってすごく時間がかかるし、難しいことだと思うんです。でも「自分が信じたものを、同じように信じる人なんだ」と思うことで、その人自身を信じられる。そして、好きになった経緯や価値観が少し似ているのかな、とも思える。そう考えると、他の人よりも仲良くなるスピードが速くなる気がします。
堀田さんが体験した
『パーソナル選書』は、
チャプターズのお店でどなたでも
体験することが可能!
住所:東京都新宿区市谷田町2‐20 司ビル1F
営業時間:11時30分~17時
営業日:完全事前予約制。営業日は予約フォームをご確認ください。
- 内容:3ヶ月プランが330円オフ+ビデオチャットのチケット3枚付
- 招待コード:LNDR2608
- 期間:2026年8月31日まで
読売テレビ『一次元の挿し木』
毎週日曜よる10時30分~
和田正人 笠原秀幸 /
松下由樹 吉原光夫 正名僕蔵
堀田真由 / 小手伸也 鈴木保奈美 佐々木蔵之介
原作:松下龍之介『一次元の挿し木』(宝島社)
脚本:高田亮 清水匡
監督:城定秀夫 頃安祐良 日髙貴士
Staff Credit
ヘアメイク:小笹博美
スタイリスト:小林新(UM)
インタビュー・記事:満斗りょう
アシスタント:Asaka.T Suzu
ページデザイン:Saori GOKO
コーディング:Ryosuke Shimomura


