自分なりのラブストーリーを紡いでいる貴方へ
－Introduction－
彼女たちが、〈超越した所。〉で見つけた
自分だけのハッピーエンドとは？
原作・脚本は、異能の劇作家・根本宗子。“映像化不可能”と言われた伝説の舞台を自ら大胆なアレンジで表現。クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルを痛快に描く。めんどくさい感情とキレッキレの本音をさらけ出しながらも、強くたくましく生きる姿に、奮い立つようなエネルギーと爽快感を得られるはず。彼女たちは、自分なりの幸せをつかみとれるのか？！驚きの仕掛けが待ち受ける、ブチ切れ&ブチ上がりの恋愛バトルが爆誕！
－Story－
それなりに幸せな日々を送る4組のカップルに訪れた、別れの危機…。ただ一緒にいたいだけなのに、今度の恋愛も失敗なのか？それぞれの“本音”と“過去の秘密”が明らかになる時、物語は予想外の方向へと疾走していく！
伊藤さとり’s voice
恋愛なんて別にしなくても生きていける。
その逆で“恋愛がないと自分に自信が持てない”という考えもある。
それもおかしなことではない。だって少なからず人間は何かしらに依存して、小さな喜びを感じながら呼吸しているんだから。
だけど好きになる人がことごとくダメ人間だとしたら、果たして原因はどこにあるのか？
この問いに答えてくれたのが根本宗子の伝説の舞台を山岸聖太監督が映画化した『もっと超越した所へ。』だ。物語に登場する４組のカップルを演じるのは前田敦子と菊池風磨、趣里と千葉雄大、伊藤万理華とオカモトレイジ（OKAMOTO’S）、黒川芽以と三浦貴大という組み合わせ。
“自分はクズ男と付き合っている”、頭の中ではわかっているけれど別れられない原因はなんなのか？彼は浮気しているわけではないし、自分を必要としている、だけど間違いなく難ありのダメ男だ。
映画では４カップルの日常をコミカルに見せながら“一体、どこがクズ男なのか？”“果たして自分に原因はあるのか？”といった課題について、観客は時に笑い、時に自分の胸に手を当てて、観賞後は自己分析してしまう現象まで引き起こす。
そうだ、恋愛は楽しいけれどややこしい。
自分が望むような展開にはなかなかならない。
けれど、そもそも人をコントロールしようとするのがおかしなことで、他者との心のセッションで自分なりのラブストーリーの一編を作り上げるのが恋愛だ。
前田敦子さんにインタビューした時に彼女はこう言っていた。
「恋愛は誰と付き合っても一緒」。
確かに恋愛とは、付き合った相手によって自分が変わるというより、様々なことを経験して自分の考えが変化する中で、他者との関わりに何を求めているか、だけなのだ。
映画『もっと超越した所へ。』
2022年10月14日（金）公開
出演：前田敦子 菊池風磨／伊藤万理華 オカモトレイジ／
黒川芽以 三浦貴大／趣里 千葉雄大
監督：山岸聖太 脚本：根本宗子 音楽：王舟
主題歌：aiko「果てしない二人」（ポニーキャニオン）
