【佐藤寛太】大川家具×Team LDHプロデュースアイテム香りが生み出す自分の空間で〈冒険譚〉を堪能して

佐藤寛太

大川家具×Team LDH
プロデュースアイテム
香りが生み出す自分の空間で
〈冒険譚〉を堪能して

霞みの中で響く鳥の声、ツンと身体を刺激する朝の冷気、のぼりゆく朝日とともに目覚める世界。私たちは自然の姿を、そこで生きる生物たちの姿を、きっと一生知り切れることはない。それほどに壮大なこの土地と〈共生〉してゆくということ――それはすごくシンプルで、全知できないフィールドの中、ワクワクの詰まった宝さがしをするようなもの。これは、自然とたわむれ、空と遊ぶ、佐藤さんが見つけた“宝もの”と、創り出した“Kagu”の話。

「大川家具×Team LDHプロデュースアイテム」

大川家具×Team LDHプロデュースアイテム

家具の生産高・日本一の大川市で“職人MADEの100年愛せる家具”として家具を生み出している大川家具と、LDHがコラボ。大川家具のスペシャルアドバイザーとして、EXILE・MAKIDAIをリーダーに、福岡出身の劇団EXILE・佐藤寛太とTHE RAMPAGE・藤原樹が就任。「こども達の未来を育む“チャイルド家具”」「地球環境の未来を育む“サステナブル家具”」「大川の街の未来を育む“パブリック家具”」の3つのテーマを軸に、全6アイテムが誕生。11月24日より福岡県・大川市の「ふるさと納税返礼品」としても登場している。

-佐藤寛太プロデュース『Kagu Kagu』-

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端材生まれの“嗅ぐ家具”。お香立てとしても、コースターとしても使用可能なサステナブル家具。キャンプなどのアウトドアのお供にも。

佐藤寛太

自然 × 佐藤寛太

以前から山登りは始めていたのですが、やっと「趣味です」と言えるほど、自分の生活の中に定着してきました。最近は実家へ帰る時も、撮影で地方へ行く時も登山用のリュックを背負っています(笑)。普段からいくつか登りたい山の目星をつけておいて、休みの日には日帰りでその山に登ったりして。だんだんとどこかへ自分が行く時の選択肢のひとつに「山登り」が入ってくるようになりましたね。

Instagramなどで、山登りライフを拝見しています。
何か“山”や“自然”から
教えてもらったことはありますか?

大きなテーマだな~(笑)。僕の場合、日常では味わうことのできない刺激を求めて山登りへ向かうことが多いんです。自分がいつもいる環境から離れて、別の場所へ行く。そんな非日常に〈冒険心〉がくすぐられる感覚があって。その中で、山々から教えてもらっているのは“瞬間的に変わってゆく自然の姿”と、“人間も自然の一部である”ということ。自然って、同じ一日でも気温や見え方がどんどん変化していくんです。季節単位で考えると、同じ山でも夏山と冬山でまったく見え方が違っていて。そういった変化を肌で感じると、僕たち人間含めて、「生きることに体力を使っている」と実感するんですよね。日々、様々な環境や変化に警戒心を働かせ、神経をとがらせながら生きてゆく。そういった生き物の姿を再認識させられますし、学ばせてもらうことができます。

佐藤寛太

その感覚は、
まさに人生の“冒険”にも必要なものですね。

そう思います。僕、山で冒険譚の本を読むことが多いんです。先人たち、いわゆる探検家・冒険家の方たちが残した文章を読んで、実際にその土地や環境を自分が歩むことで、本の文章だったものが血肉化されていく気がして。もちろん現代は、昔の自然環境や装備とは違うけれど、旅先で冒険譚を読むのが好きで、いつも連れて行っています。

自然と遊び、自然を慈しむ佐藤さん。
エンターテインメント×大川市の
共創プロジェクトはいかがでしたか?

昨今、様々なブランドや企業が環境問題のためのプロジェクトに取り組んでいる中、僕は真のサステナブルとは「物を買わない」ということだと思うんです。もともとある物で人間が生活を営んでゆく、その〈工夫〉をすることこそサステナブルなんじゃないかな、と。そういった意味で、今回、“端材”を利用して家具を作るというのは、廃棄物を新たなアイテムに変えて使用する〈工夫〉に近いと感じましたし、これから先、大川市が家具の生産を行う過程で必ず出てくる“端材”を生まれ変わらせることにやり甲斐を感じました。

佐藤寛太

佐藤寛太

実際に大川市の方ともお話されましたか?

ちょうど今日、大川市の市長さんがいらしていて、「こういった商品が注目されて経済が回ることで、市として環境問題に対する取り組みにお金を使うことができたり、子供たちのためにお金を使えたりする、それがありがたいです」と仰ってくださって。大川市のようなケースが、もっとグローバルに広がって欲しいと思いましたし、自分が仕事を通してそういった取り組みに関われたことが嬉しかったです。やり甲斐と満足感を感じました。

佐藤さんだからこそ、
できる取り組みだとも思います。

完成したアイテムもすごくあたたかくて素敵でした。

僕はアウトドアに持っていける家具を目指して制作していたんですけれど、普通に家に置いてあっても可愛いですよね。最初のアイデアから二転三転しながらも、プロの方々の助けを借りて満足のいくアイテムが完成しました。こんな風に、ゼロから100までモノづくりの過程に携わらせていただく機会は初めてだったので、僕のこだわりにプロの方たちが真剣に向き合ってくださる環境がすごく楽しかったです。

佐藤寛太

Dear LANDOER読者
From 佐藤寛太
大川家具×Team LDHプロデュースアイテム
『Kagu Kagu』

今回、このアイテムを手に取ってくださる方に提案したいのは「アウトドアでも、自分の好きな香りを楽しめるんだよ」ということ。僕自身、アウトドアが大好きなのですが、外に行くことでより「香りって空間を作るものなんだ」と感じることが多いんです。家と同じ、とまではいかずとも『Kagu Kagu』を使うことで、アウトドア中の自分の空間づくりを楽しんでいただけたら嬉しいです。デザイン的に、家に置いてあってもすごく可愛いと思うので、是非、家でもガンガン使ってください!

佐藤寛太

佐藤寛太(26)

さとう かんた

1996年6月16日生まれ。
描かれた物語、説かれた智恵、
手のひらに広がる〈言葉〉に恋し、吸収するDOER

Staff Credit
カメラマン:作永祐範
ヘアメイク:KOHEY 
スタイリスト:平松正啓
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:吉田彩華