「私へ」あなたの〈現在〉を〈未来〉の自分へ届ける場所東京都台東区・自由丁

東京都台東区『自由丁』

「私へ」
あなたの〈現在〉を〈未来〉の自分へ届ける場所
東京都台東区・自由丁

これは、貴方に贈る貴方のための物語。

これは、貴方に贈る貴方のための物語。

東京都台東区『自由丁』

日曜日の陽気に包まれて目が覚めたのは目的地から遠く離れた蔵前。「やば!」と急いで電車を降りた。
蔵前…来たことはなかったけれど、昔読んだ雑誌に美味しいコーヒースタンドがたくさんあるって書いてあったな。打ち合わせまでまだ時間もあるし、ちょっと散策してみようかな。

そうして地下鉄の階段を登ってゆく。

蔵前という街は、静かで優しいのに、無理には話しかけてこない場所だった。何だか自分に対して無関心な場所にいると“考える”ことをしたくなる。
大人になればなるほど、他人の声には敏感になり順応が早くなるけれど、その分自分の声には耳を貸さなくなるな、と思う。楽しくないわけじゃない。心が浮き立つ瞬間だって確かにある。
けれど、日々のいろんな雑踏に消されてしまった自分の声には手が届かない。

「ほんとはわたし」ふと、その文字だけが視界に入ってきた。
遠くからでは何が書かれているのかも分からないほど、びっしりとチョークで埋め尽くされた2枚の黒板は、他人に無理強いしないこの場所で唯一「書いてみる?」と私にイタズラに微笑みかけてきた。

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趣を纏う建物の一階。丸いライトの柔らかな灯りに照らされている『自由丁』の看板。サッシ窓を引いた先は、本当の自分に会える場所だった――

東京都台東区『自由丁』
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東京都・台東区『自由丁』

一年後の自分に手紙を送れる場所。具体的な答えや正しいことが求められる世界・社会の中では「答えを見つけること」を是とします。しかし、『自由丁』ではそれが“求められない”。ここですべきは「考えること・悩むこと」。〈現在〉の自分の声を〈未来〉の自分に届けてみませんか?

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一年後の自分へ、手紙を書く

【TOMOSHIBI LETTER】

その時考えたいこと、感じていること、書きたいことに合わせたエッセイやドリンク、未来へお手紙を書く前に自分のことを考えるきっかけとなるような質問が書かれたカード(リフレクションカード)などが含まれた自由丁オリジナルのレターセットが用意されており、最大2時間、心ゆくまで未来へ宛てて手紙を書きながら、自分の素直な気持ちと共に過ごすことができる唯一無二のレタータイム。最後にシーリングスタンプで〈現在〉の自分を彩って。(店頭のみのサービスとなります。)

TOMOSHIBI LETTER

ひと月の日々を振り返る

【Calendar Letter】

毎月のカレンダーがあしらわれた大きめのポストカードや、月々のことを振り返るための質問カード、定期購入者限定オンライン振り返り会『月詠倶楽部(つくよみクラブ)』等、忙しない日々の中でも無理なく気軽に毎月日々を振り返るきっかけとして利用できる手紙の定期便。各月ごとに書いた手紙を自由丁宛に返送することで、定期便開始から1年後に、届いた手紙を1冊にまとめたアルバムとなって手元に届く。

Calendar Letter

東京都台東区『自由丁』
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一篇の言葉たちと今日を楽しむ

【A Cup of Letter】

『自由丁』は「カフェで一杯のコーヒーを楽しむように、一篇の文章を楽しむ文化があってもいいじゃないか」そんな文化のあるイメージタウン。エッセイや詩を気軽に楽しめるようにと、生まれたメニューが「A Cup of Letter」。自由丁オーナーである小山さんが毎日書くエッセイ『今朝の落書き』の中からの優しい言葉たちとドリンクを店頭・オンライン共に販売。プレゼントとして贈ることも可能で、五種類の中から相手に合った言葉の贈り物を選ぶことも。

A Cup of Letter
ギフト用

【繋がる本棚

自由丁内にある「繋がる本棚」と呼ばれている大きな本棚。そこに置いてある本は、過去に誰かが置いていったものや、おすすめの書籍。多くの本にはその本を繋げた持ち主からのお手紙が。(詳細は公式HPにて)

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