【市原隼人】4つのDOER’s Questions

市原隼人B

4つの
DOER’s Questions

LANDOERのDOERには〈実行者〉という意味があります。様々な人生に身を重ね、“芝居”を通して新たな感情を届けてくれる市原さんは、まさに〈実行者〉。そんなDOER・市原さんに聞いた4つのマストクエスチョン。

市原隼人B
Duel:決闘

いま、闘っているもの

闘っているものは、自分自身への甘えや葛藤です。自分のやっていることは“ワガママ”なのか“こだわり”なのか、妥協をしていないか、「これでいいや」が増えすぎていないか、などの想いと常に闘っています。相手への敬意や礼はもちろん、「“人”が居てこその自分だ」ということを忘れずにあり続けられる自分でいたいです。

自分で思う、
または他人に言われる「変わっているトコロ」

基本的に役者はアウトローですから、全部変わっていると思います。常識も非常識も理解しなければならない。昔からの友達にも「ぶっ飛んでるな~」とよく言われます(笑)。具体的な例を挙げるとすれば、作品によってテンションがガラッと変わるのは、周りから見ると風変わりに見えるかもしれないです。それこそ甘利田のような役がまわってきたら、すごくハイテンションになりますし、気持ちがローな役がくると役を外した同じ感情を引きづってしまいます。役に寄り添うとのめり込んでいってしまうので、変わっていく自分が怖い気持ちもあります。これは自分が勝手に考えているだけかもしれないのですが、必然的にその役と自分の人生が重なっていく気がするんですよね。「あ、この役じゃない時に感じた想いや境遇は、この役の為に映画やドラマの神様が感じさせたんじゃないか」と思うことがよくあって。それは役者という仕事において、怖くもあり楽しいところでもあります。

Odd:風変わり
市原隼人B
Eupholia:幸福

幸せを感じる時

芝居をしている時です。本当に恐ろしいほど何も考えなくなるので、その時間が幸せなんです。これは役者にしか分からない感覚だと思うんですけど、いろんなビジョンの交差点で長い時間を過ごしながら毎回ある程度の緊張感を味わえる日常が役者にはありますし、そんな時間を知ったうえで意識しながら「時間の無駄遣い」をする日常にも幸せを感じます。

実現したい夢・目標

写真の個展を開きたいです。写真を撮ることがすごく好きで、いろんな国や地方で撮った写真がたくさんあるんです。是非、それをいろんな方に見ていただきたい。その写真から感じたものを皆さんの経験にしていただいて、人生をより楽しむキッカケが生まれるようなイベントがやりたいんです。役者の仕事は応援してくださる方と面と向かって話す機会がすごく少ないので、観に来てくださったお客様と色々な観点から話し合えるような場を作りたいです。

Realize:実現
市原隼人B

市原隼人(34)

いちはら はやと

1987年2月6日生まれ。
滾る〈情熱〉を芝居に託し、
自身の“役”の届く先に最大の愛を差し出してくれるDOER。

ドラマ『おいしい給食 Season2』

ドラマ『おいしい給食 season2』

テレビ神奈川、TOKYO MX、BS12 トゥエルビほか放送中。
GYAO!、Amazonプライム・ビデオ、
TSUTAYA TV、Paraviにて見逃し配信中。

各放送情報はこちら

出演:市原隼人
   土村芳 佐藤大志 
   勇翔(BOYS AND MEN)山﨑玲奈
   いとうまい子 直江喜一 木野花 酒井敏也
監督:綾部真弥 田口桂 企画脚本:永森裕二

Staff Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:大森裕行(ヴァニテ)
スタイリスト:小野和美
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:吉田彩華