4つの
DOER’s Questions
LANDOERのDOERには〈実行者〉という意味があります。どんな未知にも好奇心を昂らせ、持ち前の素直さでハートフルに芝居と向き合い続ける中川さんは、まさに〈実行者〉。そんなDOER・中川さんに、LANDOER恒例の4つのマストクエスチョンをお伺いしてまいりました。
いま、闘っているもの
“オーディション”です。普段生きているなかで、オーディションほど緊張する瞬間はないんです(笑)!ドラマなどと違ってオーディションは一発勝負。もしセリフが飛んでしまったらそこでもう終わり。これはまさに決闘だな、と。数年前、相手のセリフまで言えるほど完璧にセリフを覚えて行ったのに、オーディションの本番になった瞬間すべて飛んだことがあって。頭が真っ白になりました…。オーディションほど“自分の心の振れ幅が大きくなる場所”はないですし、人生が変わるといっても過言ではない時間なので、オーディションに向かう度に「生きているな」と実感します。
他人に共感されないところや、独自のマイルール
何かあるんだろうけれど…自分だとあまり分からないですね…。(マネージャーさんに)何かあります?(マネージャーさん「人に対して腹を立てないところ。何か理不尽なことがあったとしても、全部自分のなかで受け止めて消化できるのは、他の人にはなかなかない部分だと思います」)とても良い言い方をしてくださいましたが、正直に言うと感情が長続きしないだけなんです(笑)。お腹がいっぱいになったり、寝たりしたら忘れてしまうという…(笑)。そういうタイプなので、苦手な人もまったくいないんです。
幸せを感じる時
“ラジオを聴いている時”です。ラジオが大好きで、ちょうど先日も『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』に行ってきました。ラジオは普段何か作業をしながら聴くことが多いのですが、ベッドに横になってラジオだけを聴いている時間は「なんて贅沢なんだろう」と思わず浸ってしまいます。耳だけを研ぎ澄ませているあの感覚は、本当に幸せです。
実現したい目標・夢
“京都に行きたい”です!『鴨川ホルモー、ワンスモア』で、僕が演じる安倍が通っている京都大学周辺の景色を実際に肌で感じたくて。稽古開始まであとわずかですが、一泊でもいいので、劇中に登場する京都のスポットを観光がてら見てみたいです。
ニッポン放送開局70周年記念公演
『鴨川ホルモー、ワンスモア』
東京(サンシャイン劇場):2024年4月12日(金)〜4月29日(月・祝)
大阪(サンケイホールブリーゼ):2024年5月3日(金・祝)・5月4日(土・祝)
原作:万城目学(『鴨川ホルモー』『ホルモー六景』/角川文庫 刊)
脚本・演出:上田誠(ヨーロッパ企画)
出演: 中川大輔 八木莉可子 鳥越裕貴
清宮レイ(乃木坂46)佐藤寛太
石田剛太(ヨーロッパ企画)
酒井善史(ヨーロッパ企画)
角田貴志(ヨーロッパ企画)
土佐和成(ヨーロッパ企画)
中川晴樹(ヨーロッパ企画)藤松祥子
片桐美穂 日下七海 ヒロシエリ
浦井のりひろ(男性ブランコ)
平井まさあき(男性ブランコ)
槙尾ユウスケ(かもめんたる)
岩崎う大(かもめんたる)
Staff Credit
カメラマン:小川 遼
インタビュー:満斗りょう
記事:満斗りょう、小嶋麻莉恵
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