【赤澤遼太郎×高橋健介】映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』2杯目の〝おいしい絆〟で結ばれたお茶目なゼロ距離対談

赤澤遼太郎×高橋健介

映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』
2杯目の〝おいしい絆〟で結ばれた
お茶目なゼロ距離対談

世界はちょっぴりイジワルだから、傘を差すほどでもない小雨を心に降らせたり、立ち止まるほどでもない小石を靴の中に入れたり、些細な試練を与えてくる。家までの帰り道、「おなかすいた・・・」と呟く頃には、心が少ししぼんでいたりする。明日もこの道をちゃんと歩くため、必要なのはおいしい栄養とあたたかな笑顔。だから皆さんご一緒に!大きな声で「ごはんを食べたい!」

映画
『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』

映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』
©たじまこと/竹書房・「アキハル2杯目!」製作委員会

―ごはん×ゼロ距離男子 二人のおいしい毎日が帰ってくる!―

ごはんものの新鋭・たじまことによるBL漫画「アキはハルとごはんを食べたい」。周りから“ゼロ距離”と言われるほど仲の良い大学生のアキとハル。暖かみのある一軒家でルームシェアをする二人のほのぼのとした日常と誰でも簡単に美味しく作れるレシピで、読者の心と胃袋を掴んだ話題作の実写映画が帰ってくる!前作に続き、料理担当のアキ役を演じるのは、「マッシュル-MASHLE-」THE STAGEやMANKAI STAGE『A3!』など2.5次元舞台・ミュージカルを中心に活躍する、赤澤遼太郎。片付け担当のハルは、初主演のテレビドラマ「ウルトラマンX」以来、ドラマや映画だけでなく、ミュージカル『刀剣乱舞』や『ワールドトリガー the Stage』など2.5次元作品に出演し話題の高橋健介が演じる。就職活動に奔走する二人。大学生活も残りわずか。愛おしく心温まる“おいしい毎日”は卒業とともに終わってしまうのかー。

-あらすじ-

高校の同級生の秋吉純太(アキ)と藤城春継(ハル)は別々の大学に進学するも、静かな住宅街にある一軒家でルームシェアをしていた。大学4年生になり、就職活動に勤しむ二人。写真家の道に進むことを決めたハルは写真スタジオに、アキはインテリア雑貨の会社に内定が決まる。米山と麦田、あずさ、雪乃を招いた就職祝いの「たこ焼きパイ」パーティで盛り上がったその夜、アキに一通のメールが届く。それは、勤務地が大阪に決まったという知らせだった。一緒に暮らせるのも卒業まで残りわずか。寂しい気持ちとモヤモヤを抱える二人の間には、どこかよそよそしい空気が流れていた。そんなある日、ハルの姉・立夏が結婚報告をしに会いに来る。結婚の決め手になった話を聞いたアキは、ハルに友情とは別の感情を持っていることに気付く。しかしアキは、ハルにはこの感情を打ち明けないことを心に決める。一方、大阪への勤務が決まったと聞いた時から、ハルは心ここにあらずだった。このまま4年間暮らした一軒家を引き払い、穏やかで幸せだった同居生活は終わってしまうのか…。そして、社会人を迎えるアキとハルの行く末は…?

アキ(秋吉純太)役
赤澤遼太郎
×
ハル(藤城春継)役
高橋健介

赤澤遼太郎×高橋健介

アキとハル、それぞれの説明書

アキ × 赤澤遼太郎
by 高橋健介

高橋健介(以下、高橋):ハル目線で言うと、アキは料理をいっぱい作ってくれます(笑)。自分が食べることより、作った料理を食べた人が「おいしい!」と、喜んでくれることに幸せを感じる“人のために尽くせる人”。あと、髪は癖っ毛服装は年齢よりも少し若めリュックは両手で持つタイプで…(笑)。

赤澤遼太郎(以下、赤澤):ビジュアル面多くない(笑)!?

高橋:見た目に性格が出るかなと思って(笑)。

赤澤:確かに原作を読んで、アキについて「リュックを片手で持つのも、手に持たないのも違うな…」と、研究したけども…!

LANDOER:作中で、背負っているリュックを両手で握りしめている姿に、アキらしさを感じました。

赤澤:本当ですか!原作のイメージとビジュアルが合っていたら嬉しいです。

映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』

ハル×高橋健介
by 赤澤遼太郎

赤澤:ハルは、“器用に見えて案外不器用な人”。器用すぎるがゆえに、大切なことを言わなかったり、「相手もこう思っているだろう」と思って行動したりしてしまうタイプなんです。何も言わず、マイペースに行動していくハルにアキがドギマギさせられて…。天性の人たらしだと思います(笑)。あとは、几帳面で片付けが得意なのに、料理はちょっと苦手。映画を観て気づいたのですが、あるシーンでハルがトマトの匂いを嗅いでいて…(笑)!「トマト、匂いしないやん!」と面白くなってしまいました(笑)。

LANDOER:それは、あまり料理をしないハルの役柄を考えて、高橋さんが入れられた動きですか?

高橋:いえ、気付いたら匂いを嗅いでいました!トマトって匂いしないんだ(笑)!

赤澤:そんなところもハルっぽくて可愛いですよね(笑)。天然だけれど、優しくて器用で、頼りがいのあるハルの性格は、兄貴肌な健介くんと重なる部分だと思います。

LANDOER:お互いに補い合う、素敵なコンビですね!

映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』

赤澤遼太郎×高橋健介

2作に渡り作品を共にし、
信頼を重ねるふたりが見つけた、
お互いの演技の好きなところ

LANDOER:お互いのお芝居で、好きなところや素敵だと思ったところはありますか?

赤澤:健介くんは「アドリブ能力がすごいな」と、思います!頭の回転がとても早くて、スッと的確なツッコミが出てくるんです。

LANDOER:それを信頼して、赤澤さんも積極的にアドリブを?

赤澤:そうですね。1杯目の現場で、川野(浩司)監督の「カット!」の声がかかるまで、アドリブでお芝居を続けることが多かったので、今作では台本を読んでいる段階から「このシーンはカットがかからず、アドリブを求められるだろうな」と、アドリブ予想をしていたんです(笑)。信頼する健介くんなら、「アキがこう言えば、こう返してくれるだろう」と、安心してお芝居をさせていただきました。

LANDOER:1杯目から共演が続くお二人だからこそ飛び出すアドリブ。今作の見どころのひとつですね!高橋さんから見た、赤澤さんのお芝居はいかがですか?

高橋:太郎(赤澤遼太郎)は、目のお芝居が素敵だなと思います。本人の目の綺麗さが、しっかりとお芝居にも反映されているな、と。

LANDOER:映画を拝見して、ハルが見ていない時のアキの目線のお芝居が素敵だなと思いました。

赤澤:ありがとうございます。目線のお芝居を強く意識していたわけではないのですが、確かに、「アキとして、ハルの一挙一動はずっと見ていよう」と思っていました。

赤澤遼太郎×高橋健介

Dear LANDOER読者
映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』
From 赤澤遼太郎×高橋健介

LANDOER:2023年6月公開『アキはハルとごはんを食べたい』に続き、2杯目となる今作。1杯目からのファンの方、そして2杯目から初めて観る方へ、メッセージをお願いします。

赤澤:冒頭に1杯目のダイジェストがあるので、2杯目からでも充分に楽しんでいただける作品になっていると思います。

高橋:そう考えると、1杯目って2分で説明できちゃう内容なんだね(笑)。

赤澤:あはは(笑)。1杯目は、大きな事件が起きていない「エピソード0」のようなお話ですから(笑)。2杯目からでも充分楽しめるけれど、1杯目から観ていただければ、アキとハル、2人の関係が進んでいく様子をさらに楽しんでいただけるはずです。

高橋:逆に、2杯目から観ていただいた方は、1杯目も観たくなるような作品になっているんじゃないかな。

赤澤:うんうん。他にも、2杯目は1杯目に比べて外ロケが多く、画力もパワーアップしているので、そこにも注目していただけたら嬉しいです!

赤澤遼太郎

赤澤遼太郎

あかざわ りょうたろう

1月11日生まれ。
世界の色がころころと変わる〈秋〉のように、
心に生まれた多彩な色を鮮烈に魅せてくれるDOER

高橋健介

高橋健介

たかはし けんすけ

12月24日生まれ。
穏やかさと鋭い存在感を包容する〈春〉のように、
予測不能な“ユーモア”で人の心を魅了するDOER

映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』
2024年6月14日(金)より2週間限定公開

出演:赤澤遼太郎 高橋健介
   佐奈宏紀 櫻井佑樹 竹内星菜 伊織いお
   青山ひかる 永山たかし 鎌苅健太 柴田理恵
監督:川野浩司
脚本:川崎龍太
原作:たじまこと「アキはハルとごはんを食べたい」(竹書房「bamB!」刊)
配給:クロックワークス

映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』
©たじまこと/竹書房・「アキハル2杯目!」製作委員会

Item Credit
(赤澤)
ジャケット/57200円/Ohal(オーハル)/JOYEUX(ジョワイユ)
シャツ/30800円/SOL(ソル)/JOYEUX(ジョワイユ)
パンツ/23100円/MAISON SPECIAL
その他スタイリスト私物

(高橋)
カーディガン/39600円/ANEI/JOYEUX(ジョワイユ)
その他スタイリスト私物

JOYEUX
東京都港区南青山6-6-22 LUNA ROSSA南青山3階
03-4361-4464

Staff Credit
カメラマン:興梠麻穂
ヘアメイク:SUGA NAKATA(GLEAM)
スタイリスト:小野魁人
インタビュー・記事:満斗りょう
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