【天海祐希】4つのDOER’sQuestions. 

天海祐希

4つの
DOER’s Questions

LANDOERのDOERには〈実行者〉という意味があります。誰よりも自分を理解し、誰よりも自分自身と闘う、その姿を通して私たちの人生にエンタテインメントを響き渡らせてくれる天海さんは、まさに〈実行者〉。そんなDOER・天海さんに、LANDOER恒例の4つのマストクエスチョンをお伺いしてまいりました。

Duel:決闘

いま、闘っているもの

自分のダメなところや、不甲斐ないところは自分がいちばんよく知っているからこそ、ふと出てくる「これでいっか」と闘っています。「これでいっか」と思った瞬間に、「いや、それじゃいけない」と、どんなに小さなことでもやり直すようにしていて。人間、「いっか」で失敗することって割と多いじゃないですか(笑)。例えば、飲み物をコップに注いで、容器のふたをある程度まで締めて「これでいっか」と思って置いていたら、何かのはずみに倒れてこぼれてしまっていたり。「いっか」ではダメだということを経験を経て学んだので、そのまま放置しないように闘っています。

天海祐希

自分で思う、
または他人に言われる「変わっているトコロ」

仕事が込み入ってきて、帰宅時間が遅く翌朝は早いといったスケジュールが続くときは、朝、洗面台のところにその日のパジャマを用意しておいて、帰宅後、そのままお風呂に入ってパジャマを着た状態でリビングに向かうようにしています。お風呂に入らず、リビングで翌日のセリフの復習をはじめようものなら、動けなくなってしまうので(笑)。それこそ先ほど言った「いっか」が続くと、あっという間に時間が経ってしまうことに気づき、この方法をあみ出しました。これを皆さんに言うと驚かれることが多いので、Oddな部分なのかな、と思います。

Odd:風変わり
Eupholia:幸福

幸せを感じる時

何かをしているとき、ではなく、いつも幸せです。日常にある些細な「これ良かったな」「ありがたかったな」と思うことを探していくと、幸せだと思えることがいっぱい出てくる。自分の周りには、たくさんの「嬉しい」や「ありがたい」があると知っているから、毎日幸せなんですよ。それにこの仕事を始めた頃は、こんなに多くの方に観ていただけるようになるなんて思っていなかったのに、それがいま、これだけたくさんの方々に観ていただけている、それだけでも私の人生は本当に幸せです。

天海祐希

実現したい夢・目標

舞台『レイディマクベス』に関わる人みんなが揃って、無事に初日から千穐楽を走り切ることを絶対に実現したいです。個人的な野望としては、たくさんの方に喜んでいただける舞台にしたい。観てくださる皆さんに楽しんでいただいて、舞台を観たあとに『マクベス』を読んでいただけたら嬉しいですね。そうすると、マクベス夫人がどうしてこうなったのかの肉付けがされて、さらに舞台を面白く感じていただけるんじゃないかと思います。

Realize:実現
天海祐希

天海祐希

あまみ ゆうき

8月8日生まれ。
荒波、細波、変わりゆく〈海〉のような世界で、
芸事たる珠を磨き続け、観る者の今に光を照らしてくれるDOER

舞台『レイディマクベス』

舞台『レイディマクベス』
よみうり大手町ホール(東京都):2023年10月1日(日)―11月12日(日)
京都劇場(京都府):2023年11月16日(木)—27日(月)

作:ジュード・クリスチャン 演出:ウィル・タケット
出演:天海祐希 アダム・クーパー
   鈴木保奈美 要 潤 宮下今日子
   吉川愛 栗原英雄

Item Credit
・ブラウス、スカート/2点共に
(ル フィル/LE PHIL NEWoMan 新宿店/TEL:03-6380-1960)
・イヤリング、リング/2点共に
(グロッセ/グロッセ・ジャパン/TEL:03-6741-7156)

Staff Credit
カメラマン:田中丸善治
ヘアメイク:林 智子
スタイリスト:東 知代子
インタビュー・記事:満斗りょう
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