4つの
DOER’s Questions
LANDOERのDOERには〈実行者〉という意味があります。人間の不可思議さ、面白さを探求し、さまざまな〝愛〟のカタチを届けてくれる佐藤さん、松居監督は、まさに〈実行者〉。そんなDOERであるお2人に、LANDOER恒例の4つのマストクエスチョンをお伺いしてまいりました。
いま、闘っているもの
佐藤寛太(以下、佐藤):僕は“怠ける心”と闘っています。理想は朝早く起きてヨガでもやって、プールへ行って、昼はジムに行って、途中で本を読んで…といった生活をしたいのですが、いまのところ達成率は50%くらいです…。
松居大悟監督(以下、松居監督):僕、毎朝体重計に乗るのが日課なのですが、前日に飲んでいたりすると、当然体重が少し増えているわけです。そこですごく落ち込んで「今日はあまり食べないようにしよう」と意識して、一駅長めに歩いて、夜もそんなに飲まずに帰ってきて「さあ、これで体重落ちているでしょう!」と思って体重計に乗ったら、なぜか200gほど増えていて「何でだよ!」と、また落ち込んで…。かと思えば、よく分からないタイミングで1㎏落ちていることもあって(笑)。毎朝、“体重計で一喜一憂している自分”に闘いを感じます(笑)。
お互いに思う風変りなところ
佐藤:松居監督の風変わりなところは“冬でも雪駄”なところです!足先、冷たくないですか?
松居監督:冬場は寒いので、取材などがない限り普段は靴です(笑)。基本、雪駄は3月からかな。僕、くつ下が好きじゃないんですよ。キュッと包まれるので、指が「出してくれ!」と言っているような気がして(笑)。
佐藤:それは分かります!
松居監督:僕が思う寛太の風変わりなところは、彼のパブリックイメージや所属している事務所などと寛太自身のメンタリティがずっと繋がらずに続いているところ。それって、すごく良いことだと思うんです。どこに行っても良い意味で染まらないんだろうな、と。
佐藤:僕、わりとすぐ染まりますよ?
松居監督:染まったらもう、連絡とらないから(笑)。
佐藤:えぇ!「あいつ染まったらしいよ」って話が、松居監督の耳に入ったらブロックされちゃう(笑)。
幸せを感じる時
2人:“サウナ”です(笑)!
佐藤:僕、「ととのう」の境地までは到達できていたのですが、最近、ととのいを達成できる頻度が上がってきたんですよ。前までは日によって、ととのえない日もあって…
松居監督:うん、あるある。
佐藤:あ、これあるあるなんですか!そろそろ「サウナー」を名乗ってもいいんじゃないか、と思えるようになってきました。
松居監督:いいね。僕はもう完全に、自分には“物語”と“サウナ”しかないと思っているので(笑)。
LANDOER:サウナのどのタイミングがいちばん幸せですか?
松居監督:もう、サウナに入った瞬間からずっと幸せです。スマホも持ち込まないので、デジタルデトックスもできますし、何より、何も考えずにいられる時間があるって最高じゃないですか。「お風呂入ろっかな、水風呂もいいな、サウナ終わったら整体も行っちゃうか!」と、ワクワクしながらサウナを味わっています(笑)。
実現したい目標・夢
松居監督:サウナーの聖地と呼ばれている、『サウナしきじ』に行きたいです。水風呂がとても気持ちいいらしく、平日の昼に行けたらいいな、と。
佐藤:僕は、去年インドに行ったので、今年、スケジュール的に行けそうだったらネパールに行きたいと思っています。
松居大悟
まつい だいご
1985年11月2日生まれ、福岡県出身。劇団ゴジゲン主宰。12年、『アフロ田中』で長編映画初監督。枠に捉われない作風は国内外から評価が高く、活動は多岐に渡る。「バイプレイヤーズ」(TX)シリーズを手掛けるほか、J-WAVE「RICOH JUMP OVER」ではナビゲーターを務める。映画『ちょっと思い出しただけ』(22)は、男女のほろ苦い恋愛模様が多くの観客の共感と反響を呼び、大ヒットを記録。ファンタジア国際映画祭2022で部門最高賞となる批評家協会賞、第34回東京国際映画際にて観客賞とスペシャルメンションを受賞した。
映画『不死身ラヴァーズ』
2024年5月10日(金)より、
テアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:見上愛 佐藤寛太
落合モトキ 大関れいか
平井珠生 米良まさひろ
本折最強さとし 岩本晟夢 アダム
/青木柚 前田敦子 神野三鈴
監督:松居大悟
原作:高木ユーナ『不死身ラヴァーズ』(講談社「別冊少年マガジン」所載)
脚本:大野敏哉 松居大悟
音楽:澤部 渡(スカート)
主題歌:「君はきっとずっと知らない」スカート(PONYCANYON / IRORI Records)
製作幹事:メ~テレ ポニーキャニオン
配給:ポニーキャニオン 製作プロダクション:ダブ
Staff Credit
カメラマン:作永裕範
ヘアメイク:KOHEY
スタイリスト:平松正啓
インタビュー・記事:満斗りょう
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