映画『宝島』高輪学園全校上映会レポート& 学生インタビュー監督・大友啓史と原作者・真藤順丈が日本の未来を担う中高生に問いかける|「いまをどう生き、未来に何を託すのか」

映画『宝島』高輪学園イベント

映画『宝島』高輪学園全校上映会レポート
& 学生インタビュー
監督・大友啓史と原作者・真藤順丈が
日本の未来を担う中高生に問いかける⸺
「いまをどう生き、未来に何を託すのか」

アメリカ統治下の沖縄の史実を背景に、若者たちの葛藤と友情を圧倒的熱量で描く映画『宝島』。19日の映画公開まで2週間ほどに迫った9月3日(水)、原作者・真藤順丈の母校であり今年創立140周年を迎えた高輪学園にて、映画『宝島』全校上映会が開催され、大友啓史監督、真藤順丈、司会を務めるジョン・カビラが登壇した。

映画『宝島』

映画『宝島』

-Introduction-

ある夜、一人の英雄が消えた。
アメリカ統治下の沖縄で、自由を求め駆け抜けた若者たちの
友情と葛藤を描く感動超大作。

戦後沖縄を舞台に、史実に記されてこなかった真実を描き切った真藤順丈による傑作小説『宝島』。審査委員から満場一致で選ばれた第160回直木賞をはじめ、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞し栄えある三冠に輝いた本作を実写映画化。監督を務めるのは、時代劇からアクション、SF、ドラマ、ミステリーやファンタジーまで、常に新たな挑戦をし続ける大友啓史(NHK大河ドラマ「龍馬伝」、『るろうに剣心』シリーズ、『レジェンド&バタフライ』)。主演には妻夫木聡を迎え、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら日本映画界を牽引する豪華俳優陣が集結。日本に見捨てられ、アメリカに支配された島、沖縄。全てが失われ、混沌とした時代を全力で駆け抜けた“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちの姿を、圧倒的熱量と壮大なスケールで描く、サスペンス感動超大作が誕生!2019年に企画が動き出してから、6年の歳月を経て遂に公開となる本作。当初開発は順調に進み2021年にクランクイン予定だったが、度重なるコロナ禍に二度の撮影延期を経て実際にクランクイン出来たのは2024年2月。スタッフ・キャスト全員が「どうしても今の時代に届けたい」という強い情熱を持ち進んできたからこそ実現した奇跡のプロジェクトがついに公開。沖縄戦や、本土復帰後を描いた沖縄に関連する映画は過去にも多く製作されてきたが、本作は名匠・大友監督のもと<沖縄がアメリカだった時代>を真正面から描き切るかつてない“本気作”。実際に起きた事件を背景に進行する物語に、当時の状況を徹底的に調べ尽くし、リアルな沖縄を再現。クライマックスのシーンでは、延べ2,000人を超えるエキストラが投入され、その群衆一人一人にまで演出を加えていく大友監督により、当時の息遣いまで再現されたリアルな感情の爆発シーンなど、想像を遥かに超えたインパクトで描かれる。東映とソニー・ピクチャーズによる共同配給のもと、ハリウッドに拠点を置くLUKA Productions Internationalも製作に参加して日米共同製作で挑む、今までの常識を覆す、革新的なエンターテイメント超大作。

-あらすじ-

英雄はなぜ消えたのか?
幼馴染3人が20年後にたどり着いた真実とはー。

1952年、沖縄がアメリカだった時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼馴染のグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)の3人。そして、彼らの英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上のオン(永山瑛太)だった。全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは“予定外の戦果”を手に入れ、突然消息を絶つ…。残された3人は、「オンが目指した本物の英雄」を心に秘め、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、オンの影を追いながらそれぞれの道を歩み始める。しかし、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境では何も思い通りにならない現実に、やり場のない怒りを募らせ、ある事件をきっかけに抑えていた感情が爆発する。やがて、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出す――。消えた英雄が手にした“予定外の戦果”とは何だったのか?そして、20年の歳月を経て明かされる衝撃の真実とは――。

映画『宝島』高輪学園イベント

高輪学園の全生徒約1600人の前に
大友啓史監督、原作者・真藤順丈が登壇!
司会のジョン・カビラも沖縄の記憶を語る。

映画『宝島』上映終了後、興奮冷めやらぬ中学1年生〜高校3年生の男子生徒たち約1600人の前に司会のジョン・カビラが登場すると、たちまち大歓声が!カビラは「なぜにジョン・カビラが?と、皆さんの頭上にクエスチョンマークが浮かんでいますね」と生徒たちの様子を伺いつつ、実は映画『宝島』に声の出演をしていたことを明かす。驚きの声を上げる生徒たちに、「どこに出演しているかは2度目の映画鑑賞で探してくださいね!」と巧みに再鑑賞を促して笑いを誘った。さらに、作品のクライマックスに圧巻のスケールで描かれた“コザ暴動”にも言及。戦後もアメリカ統治が続き、基本的な自由や権利さえも理不尽に奪われていた沖縄の人々が、米兵による交通事故をきっかけについに感情を爆発させた出来事だ。当時沖縄に住んでいたカビラは、大人たちから『コザで大変なことがあったらしい』と耳にしたことを思い返す。「父は『沖縄の人々は虐げられている。いつかは爆発するかもしれないと思っていた。』と、基地で教師をしていたアメリカ人の母は『これはいずれ起こるかもしれないと危惧していた。』と言いました。そういう想いがあったわけです。私もこの映画を観て涙しました。新しい世代の皆さん、心に刻んでくださいね。」と、映画の中の物語と体験を重ね合わせ真剣な眼差しを向けると、生徒たちにも緊張の空気が漂った。雰囲気を一転させるように「さぁ、皆さん準備はいいですか?」と声をかけ、再び会場の熱を引き上げると、生徒たちのエネルギッシュな歓声に合わせて、大友啓史監督と原作者・真藤順丈が登壇。

生徒たちの前に登壇した監督は「これだけの人数に本作を観ていただけるのは、これが初めて。どんな感想が出るのか楽しみです。そして、高輪学園140周年おめでとう!」と笑顔で祝辞を贈る。続いて、高輪学園出身である真藤は「僕は皆さんの30年先輩なんです。当時は皆さんと同じような制服を着ていました(笑)。」と照れくさそうに笑い、「僕も映画を2回観たけれど、すごい映画だったね!」と後輩たちに呼びかける。「学校で映画を観るなんて、なかなかない体験だと思います。どんなイベントになるか楽しみです!」と続ける先輩の挨拶に、大きな拍手で応えた生徒たち。そんな熱気に包まれた会場に、あるサプライズが待っていた──。

原作者・真藤順丈
ジョン・カビラ

「過去を描くことは、未来への問いかけ。」
主演・妻夫木聡からのサプライズメッセージ!

会場が暗転すると、スクリーンに主演・妻夫木聡の姿が!「高輪学園の皆さん!映画はいかがでしたでしょうか?」の呼びかけに、生徒たちから大きなどよめきが。「この映画を通して僕は、過去を描くことは、未来への問いかけだと思いました。過去は変えられないけれど、未来は変えられる。一人ひとりの想いが、希望ある未来を作っていくのだと僕は思います。私たちは、先人たちの想いと一緒にいまを生きています。“いまがある”ということは当たり前ではありません。何を思い、生きていくのか。そして、未来に何を託していくのか。そういったことを、この映画を通して皆さんに感じていただけたら嬉しいし、僕も皆さんと一緒に考えながら生きていきたいと思います。」と熱いメッセージを伝えた。

映画『宝島』高輪学園イベント

圧倒的スケールと熱量で魂を揺さぶる映画『宝島』。
そこに宿るのは“沖縄の声”を裏切らない覚悟─

クロストークが始まると、まずは真藤の母校でもある高輪学園の話題に。高輪学園の生徒は中学3年生の平和学習で沖縄へ行くと聞き、「僕のときは行けなかったんですよ。沖縄行きたかったな〜」と羨ましげに声を上げた真藤。さらに、学生時代は自主映画を制作しており、小説家になる前は映画監督を志していたとのことで、「だから映画の現場が大好物なんです。」と明かす。大規模なスタジオセットで行われた、本作の “コザ暴動”の撮影現場を見学した際にも、『こんなにすごい現場を見たことがない!ずっとここにいたい!』と目を輝かせたそう。ところが、編集者に『原作者がいると周りのスタッフに気を遣わせてしまうから』と急かされ、早々に現場を離れてしまったんだとか。「あの時もっと粘っていればよかった。なんならエキストラとして加わりたかったのに…!」と悔しさをにじませると、監督はあっけらかんと「全然いけたよ!なんでいなくなっちゃったの。」と一言。「しまった〜」と心底無念そうに顔をしかめた真藤は、「皆さんもちゃんと自己主張しましょうね!」と生徒たちにアドバイスを贈り、笑いを誘った。

続いて、原作を読んだときの感想を訊ねられた監督。本土復帰後の沖縄を描いた連続テレビ小説『ちゅらさん』を手掛けてから20年──復帰前の沖縄を描きたいと思っていた折に原作に出逢ったことを振り返り、「原作の熱量に負けない作品を作るのはきっと大変だけれど、ぜひ挑戦したいと思った。」と当時の心境を明かした。一方、映画化が決まった際の感想を問われた真藤は、「最初にお話をいただいたときは、上下巻に渡るほど長く、なおかつ基地問題というセンシティブな話でもあるので『どうやって撮るのだろう』と思ったのですが、見事に1本にまとめていただいて。しかも、コザ暴動や飛行機墜落事故などの史実からもまったく逃げずに描き切っています。」と声を弾ませた。

そんな、史実から逃げない映画作りに粉骨砕身した監督。「僕もメインキャストも沖縄出身ではないんです。そんな僕らが沖縄の出来事を描くにあたって譲れなかったのは、そこで生きた方々の声に耳を傾け、その声を裏切らないように、その声に嘘をつかないようにすること。そのために僕らができる精一杯のことを、ギリギリまでやりました。」と作品に込めた信念を語った。俳優たちが“嘘をつけない”状況を作るべく、可能な限り沖縄で撮影。現代とは景色が違う60年代の沖縄を妻夫木ら俳優陣の目に映すため、知恵と想像力を注いで、セットや美術を何度も作り直すというこだわりをみせたそう。「そこにどれだけ感情がこもっているかが大事なんです。あの時代の魂が届くように。」と熱を込めると、カビラも「まさに、その想いが作品に結実していましたね。」と力強く頷いた。

監督・大友啓史

僕らの世代が僕らのカタチで、
過去を紐解き未来へ繋ぐ。
二人が『宝島』に託した“未来への想い”

コロナによる撮影延期を経て、奇しくも戦後80年のいま公開となった今作。作品を通して伝えたい“未来への想い”を聞かれると真藤はこう語った。「沖縄にルーツをもたない自分は、戦果アギヤーという存在に自分を仮託して、沖縄のリアリティに基づいたお話を描きました。戦後80年のいま、もしグスクやヤマコが生きていたらきっと80歳くらい。戦争を知っている世代がどんどん少なくなっていくなか、どのように語り継いでゆくかが問われてゆくわけですが、僕は『“語り継ぐ”ということを当事者に頼りすぎてしまっていたのかな』と思っていて。これからは僕らの世代が、僕は小説というカタチで、または映画というカタチで──それぞれの方法で日本を紐解いて未来へ引き継いでいけるよう、頑張っていかなければならないのだと思います。」

続いて監督も、「実は僕、学生のときは歴史の授業が嫌いだったんです。知識として詰め込もうとすると、歴史って面白くなくて。でも、どうやって“自分ごとにするか”で見え方が変わってくる。もし自分だったら、自分の家族だったら、自分の恋人だったら。そうやって、歴史上のどんなすごい人も『自分と同じ人間だ』と思えば、生き生きとした〈人間の感情〉が見えてくるはずです。だから、過去を追体験する感覚で歴史を捉えてみてほしい。この映画でもグスクやヤマコやレイと一緒に沖縄の歴史を追体験しながら、自分とっての〈宝物〉ってなんだろうということを考えてみてほしいです。『宝島』は、そんな想いを託した映画です。」と映画に込めた想いを熱く語り、未来を担う生徒たちへ「みんな、頑張りましょうね。」と優しくエールを送った。

映画『宝島』高輪学園イベント

静かな強さを持つ、青春と革命の島を描いた二人。
中高生の素直な問いが引き出した、
“想いが共鳴する”映画作りの裏側

イベントは質問コーナーへと移る。最初の質問は、「皆さんにとって、沖縄とは?」。監督は「いきなり難しい質問がきたな〜!」と高校生の切り込みに感嘆しつつ、こう答えた。「静かな強さをもった場所。“なんくるないさ”の裏に、やさしくてあたたかい強さをもっているんです。その強さにいまこそ目を向けるべきだと思います。」続いて真藤は「青春と革命の島。『宝島』で描いた沖縄返還までの20年間は、戦後日本のどこを見渡してもないような熱い時代でした。我々が忘れてしまった青春、熱さが凝縮された場所だと思います。」と慎重に言葉を選びながら語った。

続いて生徒からは、「映像化にあたって、表現したいことの食い違いや衝突はあったのでしょうか?」と素直ながらも鋭い質問が飛ぶ。真藤は「改変など不安もあったが、歴史映画の名手である大友監督の挑戦心に、安心して任せられた。」と話し、監督もすかさず「もちろん、真藤先生に脚本を読んでいただき、意思疎通を図りながら撮影していきました。」と補足。『どうしても撮りたかった』という“グスクがカチャーシーを踊るシーン”を、映画の時間の都合上泣く泣くカットしてしまったことも悔しそうに明かしつつ、監督は意外にも「あえていうならば“衝突ウェルカム”なんですよ。」と続けた。「原作に“忠実に”ではなく、 “誠実に”という思いをスタッフ全員が共有して向き合うものなんです。原作の『宝島』はものすごい熱量のある作品ですから、僕らもその熱量に負けない熱さをもって映画化に挑んでいました。そうしていると、当然スタッフ一人ひとりの『こうしたい』『ああしたい』がぶつかることもあるのですが、その想いが共鳴することによってより大きな熱量を生むことができるんですよね。それこそが、集団芸術である映画作りの面白さなのだと思います。」その後も、生徒たちから「嘉手納基地を舞台にしたシーンはどのように撮影したのか?」や、「沖縄の方々もエキストラで参加したのか?」など、撮影の裏側に興味津々な様子で質問が飛び交った。

映画『宝島』高輪学園イベント

不屈の魂が繋いだ奇跡の物語『宝島』。
これからを担うあなたの心に響きますように─

最後に未来を担う中高生たちにメッセージを送った2人。真藤は「『宝島』は、歴史に語られない沖縄を描いた作品です。中学・高校の歴史の授業ではあまり触れられませんが、“現代史”という科目があってもいいのではないかと思うほど、いまの日本に繋がる大事な話。僕はこの世の中を変えるつもりでこの作品を書きましたし、映画の製作陣も“世の中に何かを響かせる作品”を作ってくださいました。けれど、実際にこれから世の中を変えていくのは、皆さんの世代です。皆さんも自分の大事な“宝”を探すような人生を歩んでください。」

続いて大友監督も呼びかける。「この映画は、コロナ禍による2度の中断を経つつも、俳優もスタッフも誰一人諦めることなく完成に辿り着いた、奇跡の映画なんです。途中で諦めてしまったら、あの大変な時代に粘り強く生きたグスクやヤマコやレイに『お前に任せるべき作品じゃなかった』と言われてしまうような気がして、必死にしがみつき続けた結果、導かれるように戦後80年という節目に公開を迎えることができました。諦めずに一生懸命続けていたら、きっと誰かが光を当ててくれます。皆さんもぜひ『宝島』を観て少しでも心が動いたら、SNSなどでたくさんの方に共有していただいて、同じ感動を分け与えていただけたら嬉しいです。」

監督・大友啓史

映画『宝島』を目の当たりにした生徒たちの声

「戦争が終わった後も、
平和を望みながら必死に生きていたんだ」

生徒(中学2年生):総製作費25億円という大規模な映画で、コザ暴動のシーンは特に迫力がありました。ヤマコが働く小学校に米軍の飛行機が墜落し火事になるシーンでは、当時の沖縄でも同じようなことが起こり、小さな子どもの命が失われていたということに、心が痛くなりました。 上映会を通して、戦争が終わった後も沖縄はアメリカに支配され続けていて、沖縄の人々は平和を望みながら必死で生きていたのだと知りました。戦争は何十年も人の心を傷つけ、その人の人生を狂わせてしまうもので、絶対にしてはいけないと改めて感じました。

「人が人を大切に思い、
島の全部を愛する気持ちこそが宝物」

生徒(中学3年生):僕は映画『宝島』を観て、沖縄の“美しさ”を体感しました。地上戦の痛々しい傷跡や米軍による支配などの眼を背けたくなる暗い歴史のなかで、理不尽なことや受け入れられないことに立ち向かい、前を向こうとする沖縄の人々からは、苦しみと“本当の強さ”を感じました。人を大切に思い、島の全部を愛する人々の気持ちは、沖縄がもつ美しい自然や華やかな文化に負けないくらいの〈宝物〉だと思いました。
上映会を通して、命とは尊いものであり、人の手によって失われてよいものでは絶対にないのだと、改めて感じました。また、今まで自分が何の気なく練習していた三線という文化の歴史、重みを実感し、三線や曲についてより深く知りたいと思うと同時に、命をなくされた方々に顔向けができる姿勢で沖縄の文化を学びたいと考えました。

映画『宝島』高輪学園イベント

「沖縄の過去を知った一人として、
自分にできることからしていきたい」

生徒(高校一年生):私は今回映画『宝島』を観て、強く心を動かされました。特にコザ暴動のシーンで、グスクがいままで我慢してきた“アメリカに抑えつけられてきた沖縄の怒り”を爆発させる姿に感動し、その様子が強く印象に残っています。
多くの人は沖縄に対して、南国のリゾート地であり、癒しの場所だというイメージをもっています。しかしこの上映会を通して、あたたかさの奥に、戦争を経験し、いまでも米軍基地のある場所で生きている沖縄の人々の“静かな強さ”があると再確認できました。私は沖縄の過去や現状を知った一人として、自分にできることからしていきたいと思います。

映画『宝島』
全国公開中
出演:妻夫木 聡
   広瀬すず 窪田正孝
   中村 蒼 瀧内公美 / 尚玄 木幡竜
   奥野瑛太 村田秀亮 デリック・ドーバー
   ピエール瀧 栄莉弥
   塚本晋也 / 永山瑛太
原作:真藤順丈『宝島』(講談社文庫)
監督:大友啓史
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

映画『宝島』
©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会

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記事:Suzu
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