ドラマ『低体温男子になつかれました。』
心の温度をちょっぴりあげる
恋と挑戦の物語
「どうせ私なんて」「今のままで十分」――大人になればなるほど、過去の傷や現実の重みが邪魔をして、心の歩みにブレーキをかけてしまうもの。でも、そんなふうに心に降り積もった不安や痛みは、ほんの少しの勇気とぬくもりでふいに溶かされることがある。おせっかい女子のあたたかさと、グッと近づいてくる低体温男子のアプローチ、そして初主演ドラマに挑む曽野さんのキラキラしたまなざしが、大人になった私たちの背中を押してくれるはず。じれったくて、でもまっすぐな、やさしい二人のラブストーリーで、あなたの心の温度もちょっぴり上げてみませんか?
ドラマ『低体温男子になつかれました。』

寒がり&塩対応な低体温男子 × 平熱高めな世話焼き女子
ピュアでもどかしい、じれキュン溺愛ラブストーリー♡
原作は、国内最大級の電子書籍配信サイト「コミックシーモア」発、累計450万DLを突破している大人気コミック。寒がりで塩対応=“低体温”な年下イケメンと、恋に奥手な世話焼き女子が繰り広げる、じれキュン溺愛ラブストーリーが実写ドラマ化!主演を務めるのは、『コスメティック・プレイラバー』(フジテレビ)や『スメルズ ライク グリーン スピリット』(MBS)など多くの作品に出演し、5人組ダンスボーカルユニット『M!LK』としても活動中の曽野舜太。本作がドラマ初主演となります。ヒロインを演じるのは、『9ボーダー』(TBS)や『マイ・セカンド・アオハル』(TBS)などの話題作に出演するほか、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)では「出川ガールズ」に大抜擢されるなどバラエティ番組でも存在感を放つ箭内夢菜。箭内演じる琴里は、過去のトラウマが原因で体型にコンプレックスを抱いているキャラクター。年下の相馬から繰り出される“距離感バグ”なアプローチに、恋愛経験の少ない琴里はオーバーヒート寸前!?ピュアでもどかしい二人の恋の行方は─?
-あらすじ-
どら焼きが大好きで、ぽっちゃり体型がコンプレックスの緒方琴里(箭内夢菜)は職場で愛想がなく、“塩対応”だと囁かれている年下の同僚・相馬亮介(曽野舜太)になぜかなつかれている。その理由はきっと、ある雨の日…寒さで凍えていた相馬をお節介で温めたこと。その日を境に、相馬は琴里に甘えてくるようになった。寒くなると、手を握ってきたりして、恋愛ご無沙汰の琴里にとっては戸惑うこともしばしば。いつものように上司が琴里の体型いじりをしてきたときは、相馬が声を上げて助けてくれた。そんなある日、仕事の帰り道を二人で歩いていると、琴里は相馬から思いがけない提案をされて─!?
-相馬亮介-

入社2年目のエンジニア。
周囲にはクールで塩対応なのに、
ある雨の日の出来事がきっかけで
会社の先輩・琴里(箭内夢菜)にだけなついている。
『低体温男子になつかれました。』
×
曽野舜太
原作の世界観を大切にしつつ、監督や箭内(夢菜)さんと話し合いながら「どうしたら視聴者の方にキュンキュンしてもらえるのか」「どうやったら作品の世界観を一番美しく魅せられるか」を研究しました。アーティスト活動をしていることもあって、“キュンキュン”を魅せること自体にはもともと抵抗がなくて。もちろん、相馬としての演技とアーティストとして発信しているキュンキュンはまったく違うものなのですが、「役を通しているから難しい」ということもなく、あまり悩まずに演じることができたのでやりやすかったです。監督としっかりコミュニケーションをとれたことも大きかったと思います。
クランクイン動画でも
「監督と相性が良いかもしれない」と
お話しされていましたね!
監督とはどのようなコミュニケーションをとりながら
役を築かれたのでしょうか?
監督とは「今回は〈挑戦〉がテーマだね」という話をしました。自分のやりたいと思ったことは「監督、これやりたいです!」と提案したり、逆に監督からも提案をいただいたり、とにかくなんでも「じゃあやってみよう!」と、どんどんチャレンジさせていただける現場でした。本作ではロケシーンがたくさんあったため、撮影の順番がストーリーの順番と異なっている部分も多かったのですが、監督が毎回「このシーンの前にはこんな出来事があって、こんな心情になっているんだよ」と、撮影シーン前後の説明をしてくださっていたおかげで、頭を整理することができてとても助けられました。

撮影の順番と物語の順番が異なると、
心情を作り上げるのも難しそうですね。
〈挑戦〉をしていくなかで、
特に難しかったことや
印象に残っていることはありますか?
特に印象に残っている挑戦は、琴里さんの弟と絡むシーンでのアドリブ。ごはんを一緒に食べるシーンなど、とにかくアドリブが多くて(笑)。監督にははじめから「曽野くんの好きにやっていいよ」と言われていたので、試行錯誤しながら楽しんで演じさせていただきました。琴里さんの弟役の藤本洸大くんとは、ドラマ『スメルズ ライク グリーン スピリット』(MBS)で共演していたこともあり、お互いのテンポ感が掴めていたので、息ぴったりで演じられた気がします。
共演経験のある方とのお芝居となると、
アドリブも安心して挑戦できそうですね。
高峰を演じる草川直弥さんとは
同じEBiDANとしても活躍されていますが、
ご共演はいかがでしたか?
共演者の方々をお聞きしたとき、直弥くんがいるのを知ってとても安心したのを覚えています。人柄も知っているし、信頼できるし、優しいし…と、すごく嬉しくて!実際に役として対峙したときには、直弥くんにものすごく余裕を感じました。僕演じる相馬は、直弥くん演じる高峰に対して敵対心をむき出しにする役どころなのですが、相馬の敵対心を受けたときの高峰の余裕そうな笑顔が「さすがだな」と。高峰の余裕感に腹が立っちゃうくらい(笑)。そのおかげで、相馬として良い感じに敵対心を出せたと思います。あ、もちろんプライベートでは仲良しですよ(笑)!本番前と本番の切り替えもとても上手で、さっきまで一緒に楽しい話をしながら笑っていたのに、「よーい、スタート!」でグッと真剣モードに入るんです。きっとすごく器用な方なんだろうな、と思いながら、勉強させてもらっていました。


お二人の信頼関係と草川さんの余裕が
相馬の役にも活きているんですね!
所属グループM!LKの皆さんも
俳優として活躍されていますが、
今回初主演ということで、
メンバーの皆さんに相談したり、
メンバーの演技を参考にしたり
したことはありますか?
メンバーには初主演ドラマが決まったことを報告して、「おめでとう」と言葉をもらいました。一方で「メンバーに頼らずに自分の力で頑張ってみたい」という気持ちがあったので、あえて相談はしないようにしていて。ただ“キスシーン”の撮影だけは、メンバーを参考にさせてもらいました。僕にとって初のキスシーンだったので、「みんなはどうやっているんだろう?」と気になり、はやちゃん(佐野勇斗)のキスシーンを観てみたんです。「わー!ちゃんと目をつむっているんだ!」など、アクションや表情を参考にしたのを覚えています(笑)。
視聴者がキュンキュンしながら観ているシーンは、
俳優さんにとっては
「アクションを撮っている感覚」だと
よくお聞きします。
たしかに。僕も最初は小学生の頃に妄想していたようなドキドキを想像していたのですが、実際はそんなことはなく、本当にアクションを魅せるような感覚でカメラや角度を気にしながら機械的に撮影が進んでいきました。

キュンキュンシーンが盛りだくさんな本作ですが、
撮影していて「これをされたらキュンとするな」と
思ったことはありますか?
相馬としてキュンとしたのは、琴里さんが大好きなどら焼きをおいしそうに食べながら、こちらに微笑みかけてくれるシーン。人がおいしいそうに食べているところを見るのが好きなのですが、それにプラスして自分だけに笑顔を向けてくれるなんて…(笑)!“あざとテクニック”すぎて、現実でやられたら逆に警戒してしまうかもしれませんが、相馬としてとてもうれしかったです。
人がおいしいものを食べている姿って、
見ていて幸せが伝わってきますよね!
曽野さんとしては、
人のどんな瞬間にキュンとしますか?
僕自身は知的好奇心が旺盛なタイプなので、何かについて熱心だったり、好きなものに熱中している方にキュンとします。男女関係なく、知的好奇心をくすぐられたときにどんな人なのかが気になりますね。


Dear LANDOER読者
ドラマ『低体温男子になつかれました。』
From 曽野舜太
ときめき間違いなしの作品になっているので、是非、キュンキュンしたい方に観ていただきたいです。話が進んでいくにつれて、相馬と琴里さんの関係性がどう変化していくのか、それぞれの家族とどう関わっていくのか、キュンキュンだけではない背景も見えてくるので、そこも楽しんでいただけると思います。まっすぐ想いを伝えるだけじゃうまくいかず、じれったさやむずがゆさも生まれてくる…そういった場面の細かい表情にも注目していただけたら嬉しいです。


ドラマ『低体温男子になつかれました。』
TOKYO MXにて毎週木曜22:00~
テレビユー福島にて毎週木曜24:59~、
テレビ金沢にて毎週火曜25:42~放送中
TVerにて最新話無料配信
FODにて全話見放題配信
原作:三星マユハ『低体温男子になつかれました。』(シーモアコミックス)
オープニング主題歌:宮川愛李『仮、おとぎ話』(NiM RECORDS/B ZONE)
エンディング主題歌:ガラクタ『キミに似合うワタシ』
監督:藤澤浩和
脚本:金杉弘子
制作プロダクション:ビデオプランニング
製作・著作:TOKYO MX
出演:曽野舜太 箭内夢菜
草川直弥 藤本洸大 ゆいかれん
ニクまろ 窪田彩乃 古賀勇希
佐藤瑠雅 ほか
ハッシュタグ:#低体温男子
Staff Credit
カメラマン:YURIE PEPE
ヘアメイク:小林麗子
スタイリスト:平松彩希
インタビュー・記事:満斗りょう、Suzu
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