DOER・小関裕太の〈作り出す〉話

小関裕太×PLASTICITY

小関裕太 × PLASTICITYの記事はこちらから

小関裕太×PLASTICITY

『ハンサムゼミ』などでもSDGsのことを
発信されていた小関さん。

今回、ビニール傘の現状を聞いてみて、
どう感じられましたか?

今回のPLASTICITYさんとご一緒させていただく前から、ビニール傘については普段から思うところがありました。実際、僕自身も以前は使っていましたし。ただ、環境うんぬんの前に自分の部屋の中に物がたくさん溜まっていくことが嫌で、いろいろと整理しているうちに折りたたみ傘一本になっていたんです。物が生産されること、そこからお金が生まれて商売が成り立っていることは理解していますし、その循環はあるべきものだと思っているからこそ、お金を払う場所を考えるようになった気がします。

小関裕太×PLASTICITY

小関裕太×PLASTICITY

生産されることでの循環、確かに大事ですよね。
一方で、海外では主流の
ヴィンテージなどの文化も素敵だなと思ったり。

そうですね。フィンランドに行った時に『SAANA JA OLLI(サーナヤオッリ)』というブランドをされているサーナとオッリ夫婦のお家に伺う機会があったんですけど、そこのお家がソ連時代からある学校を買い取って少しずつ自分たちの手を加えながら作り上げていったお家だったんです。それ自体も素敵だと思ったと同時に、お家に置いてある物がすべて物語を秘めているのも素敵だと思ったのを覚えています。お2人が「必ず誰かの物語が入っているものを買うようにしている」と仰っていて、ユーズドのアイテムに魅力を感じて買っていらっしゃるんだな、と。なんだか浪漫がありますよね。