4つの
DOER’s Questions
LANDOERのDOERには〈実行者〉という意味があります。自身の多面と対話し続けながら、周りの声を優しく受け取り“笑顔”を生み出そうとする福崎さんは、まさに〈実行者〉。そんなDOER・福崎さんに聞いた4つのマストクエスチョン。
いま、闘っているもの
A,あえて闘うようにしている
福崎那由他(以下、福崎):ちょっと質問の趣旨とは変わってしまうかもしれないんですけど、僕はいろんなことに疑問を見つけて、その疑問とあえて闘うようにしています。ある時、自分の生活の流れが固定化されているような気がしたことがあって。そこであえて「本当にこれでいいのか?」と、いままでと違う見方をするようにしたんです。例えば「朝からカップラーメンを食べるのは違うんじゃないか」とか。
細田佳央太(以下、細田):待って?ちょっと待って(笑)?
福崎:やっぱりね、朝のカップラーメンは僕には違うかなって。
細田:そりゃそうだよ(笑)!それは那由他じゃなくても疑問に思うことなのよ(笑)。
福崎:あははは(笑)。なので最近は、朝、サンドイッチなど健康的な物を食べるようにしています。
自分で思う、
または他人に言われる「変わっているトコロ」
A,睡眠時間を削ってゲームをするところ
By 細田佳央太
細田:寝る時間を削ってゲームをするところは、ちょっと分かんないかもしれない。ゲームしてて眠くならない?
福崎:いや~、そもそも睡眠時間を削ってると思ってないのよ。ゲームはゲームでやってるけど、寝る時間はキープできてると思ってるから。ゲームをすることで寝る時間の総量は確かに変わってるけど、寝る時間はある!
細田:なるほどな~。じゃあ例えばさ、夜中2時までゲームする日が一週間続いたとしたら、だいたい3時くらいに寝る体内時計になるじゃん。で、急に次の日「朝6時起きです」で言われたら3時間しか寝れないわけじゃん。それは辛くないの?
福崎:その時はさすがにセーブできる!基本、寝るのが大好きだから、ゲームさえしてなかったらいつでも寝れるのよ。
幸せを感じる時
A,(自分で買ったものではない)何かを貰った時
福崎:日常の中で、ふと何かを貰った時に幸せを感じます。最近でいうと大阪のお土産が嬉しかったな。
細田:誰に貰ったの?
福崎:それは母親なんだけど、僕の舞台の大阪公演を観に来た時に大阪でお土産をたくさん買ってたみたいで、家に帰ったら大阪のお土産がいっぱいあったんだよ。それを食べてる時は幸せを噛みしめてたな~。
細田:舞台の疲れもあるしね。
福崎:そうそう。あ、そう考えると疲労感とセットで幸せがくるかも。何かをやりきった後の対価としての幸せ。その幸せが一番嬉しく感じますね。
実現したい夢・目標
A,エンタメで〈今〉を楽しくしたい
福崎:今って暗いニュースが多いじゃないですか。楽しいニュースがあっても、暗いニュースの方がどうしても目につきますし。役者だけじゃどうにもならないかもしれないけれど、そういった暗い気分を明るい気分に変える力が演劇や芝居にはあると思うんです。だからこそ、僕が関わらせていただく全ての作品、仕事においては「勇気を与えられるものを作りたい、届けたい」と常に意識をしています。そういったものの積み重ねが、きっといろんな場所の変革に繋がるとも思うので。役者という一つのピースとして、誰かを明るくできる作品を作れたらいいな、と思ってお仕事をさせていただいています。
細田:自粛の期間中はエンタメの力をすごく感じたよね。何かを伝えるパワーを本当に持っているからこそ、一人ひとりが頑張っていかなきゃいけないって僕も改めて思いました。
Staff Credit
カメラマン:YURIE PEPE
ヘアメイク:谷口里奈
スタイリスト:森流星
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:吉田彩華