【長谷川慎×古屋呂敏】4つのDOER’ｓQuestions.

いま、闘っているもの

長谷川慎（以下、長谷川）：セリフ…かな（笑）。今回『恋をするなら二度目が上等』で初めて主演を務めさせていただいているのですが、10シーン以上のセリフを覚えて朝から晩まで撮影、という日々と闘っています。一日撮影を終えて帰宅してからも「明日も早いけれどセリフを覚えないといけない！」と。その時間がやってきた瞬間「決闘だ！」といった気持ちになります（笑）。

古屋呂敏(以下、古屋)：基本、宮田（長谷川さんの役名）に関してはずっと出ているもんね。

LANDOER：まさに闘いですね。ふたりで闘っている心強さも？

古屋：そうですね。まさに共闘している気分です。僕の闘っていることは…現場にいる時間が長いので、家がぐちゃぐちゃになってしまうことと闘っています（笑）。

LANDOER：それは避けられない闘いですね（笑）。

古屋：まだ僕はなんとか頑張って綺麗にしているのですが、まこっちゃん、やばいらしいね（笑）。

長谷川：やばいです（笑）。家に服がたくさんあるのですが、どんどんぐちゃぐちゃになってきています（笑）。

古屋：いまは僕もまこっちゃんも、一日のうちに自分がしたいことができる時間は30分くらいしかないんです。朝5時に起きて、家に帰ってくるのが22時半みたいな生活なので、寝る時間を考えたら、30分間でいかに自分の心を整えるかが大切で。僕にとって大切な30分間を、なんとか闘って捻出しています。

LANDOER：勝率はいかがですか？

古屋：いまのところ100％です！音楽を聴いたり、お香を焚いてぼーっとしたり、自分軸で物事を考える時間を確保することを意識しています。

お互いが思う“風変わり”な点

古屋：僕たち価値観や興味のあるものがすごく似ているんです。僕からしたらそれがOdd（風変わり）。割といままで興味やマインドが自分と違う方が多かったので、違和感すら感じます。

長谷川：確かに似ていますよね。

LANDOER： お互いに「分かる！」といった瞬間が多い？

古屋：そうですね。表現者としての見られ方や身なりを気をつけるところ、自分のこだわりを強くもっているところなど、大事にしてるものが似すぎていて。ちょっと不思議だな、と思うほど似ている気がします（笑）。

長谷川：僕は…何だろうな…呂敏さんの風変わりなところ、なんかこの間あったんだよな…

古屋：なんだっけ？なんかさっき、まこっちゃんひとりでケラケラ笑っていなかったっけ？

長谷川：面白いこと…そうだ！昨日、ふたりで一緒に僕のオススメのサウナに行ったんですよ。呂敏さんは初めて行くサウナだったので、施設の設備なども分からないだろうと思って、僕が使い方を説明しようと考えながら着替えていたら、いつの間にかいなくなっていて。「トイレに行ったのかな？」と思って待っていたら、もうサウナに入っていたんです（笑）。

古屋：あははは（と、そのままお2人とも笑いのツボへ…）（笑）。

長谷川：いろいろと順序があるのに勝手に行くもんだから、サウナの中にひとりでポツン…と、手持ち無沙汰になってしまっていて。僕が「一旦出てください」と言ったら、「ああ、ごめんなさい」って（笑）。もう、その姿が本当に面白くて…！ダメだ、いま思い出しても笑ってしまいます…（笑）。

古屋：はじめて連れて行ってもらったのにね（笑）。

長谷川：勝手にどんどんひとりで行っちゃって、ちゃんとアテンドさせてほしかったです（笑）。

古屋：ごめんごめん（笑）。

実現したい目標・夢

長谷川：作品の打ち上げをしたいです！この作品は監督や制作陣の皆さんも含めて、みんなで闘ってつくっている作品なので。

古屋：ずっと話しているよね。僕は『恋をするなら二度目が上等』の映画版が撮りたいです。

長谷川：それもずっと話していますね。

古屋：この作品がたくさんの人に愛されて、イベントが開催されたりしたら嬉しいな、と。自分たちが頑張った作品に対して、波が作られて、夢が広がっていったら本当に幸せです。