【浅香航大】木ドラ24『花嫁未満エスケープ』「僕にとっての挑戦」と語る〝深見一〟のもどかしいほどの一途さに共感して

浅香航大

木ドラ24『花嫁未満エスケープ』
「僕にとっての挑戦」と語る〝深見一〟の
もどかしいほどの一途さに共感して

青空の下、何も考えることなく落ちた〈恋〉は、どんなに年月を重ねてもキラキラと心の奥で綺麗な音を鳴らし続ける。大人になるにつれ被せられてゆく記憶の中でも決して忘れない、毎日会っていた校舎、一緒に歩いた道、放課後の生徒たちの声の響き、そして彼女の眩しすぎた輝き。もう一度彼女に会えたのなら、あの頃に言えなかった想いを伝えたい――と思っていたら、憧れの彼女が花嫁未満をエスケープ(脱出)して来た!彼女は?彼女の彼氏は?俺は?トライアングルが奏でる恋に、浅香さんはどんな音を加えるのか――?

木ドラ24『花嫁未満エスケープ』

木ドラ24『花嫁未満エスケープ』
©「花嫁未満エスケープ」製作委員会

-STORY-

彼氏の尚紀(中川大輔)と付き合って7年、同棲して5年目を迎えマンネリ気味の日々を過ごしているゆう(岡崎紗絵)は、結婚になかなか踏み切らない尚紀にモヤモヤしていた。ゆうの誕生日にちょっとしたことがきっかけで怒りを抑えきれず、ゆうは家を飛び出してしまう。そして勢いで帰省した先で高校時代の元カレ・深見(浅香航大)と偶然再会してしまい…。今カレと元カレ、幸せな結婚をするためにゆうが選ぶのは…?“結婚適齢期”を迎えたアラサー主人公のリアルすぎる、トライアングル・ラブストーリー。

-深見一(ふかみはじめ)-

ゆうの高校時代の元カレ。都内の建設会社に勤務しており、10年ぶりに再会したゆうに「特別な存在だった」と伝える。

浅香航大

深見一 × 浅香航大

台本を読んだ限りだと、深見は素敵な男性のイメージ。ゆう役の岡崎紗絵さんと現場の空気を感じながら、より人間味のあるキャラクターに育てていきたいと思っています。正直、台本の字面だけ見ると自分としては照れくさい役なんですよ(笑)。こんなにストレートな理想的な男性の役っていままで演じたことがなかったので、僕にとっては挑戦でもあって。表面的な魅力だけを演じるのではなく、共演者の皆さんとお互いにどんな表情を作っていけるか、といったところを現場では大切にしたいと思います。

“THE・理想の男”に見える深見ですが、
浅香さんとの共通点や
「ここは違うな」といった部分はありましたか?

僕も深見と一緒で女性に合わせるタイプなので、そこは共通していると思いました。違うと感じたのは彼のクールな部分。台本上の深見からは“ビシッと決めることを言うクールな男性”という印象を受けたのですが、僕はあまりそういったことは言わないタイプなので、そこは違うのかな、と思います。だからこそ深見の言葉をしっかりと自分の中に落とし込んで、役を作っていきたいと思いました。

浅香航大

浅香さんが演じる深見、楽しみです。
ゆうの存在が変化した尚紀と
ゆうへの憧れを不変的に持っている深見。
浅香さんが共感を抱いた感情はありましたか?

深見は学生時代、ゆうに対して想いを伝えられなかった過去の葛藤を抱えている人なので、ゆうと一緒にいられる今の時間を大切にしたい、という想いが強いと思うんです。その想いがゆえの行動が結構あると思っていて。僕自身も女性の前では口下手だったり不器用だったりするところがあるので、そういったところは過去の深見に共感しましたし、自分とリンクさせながら等身大に近づけて演じていきたいと思いましたね。

では、深見と尚紀、
浅香さんとしてはゆうの選択を
どう予想していますか?

僕、友人にこの作品のような状況の相談をされた時や自分がそういう状況になった時って、意外とドライに「どちらも手放したほうがいい」と思うタイプなんですよ(笑)。なので「どちらを選択するか」というのは難しいですね。ただ、作品内で尚紀の元に簡単には戻らないゆうのリアルな行動は、世の女性たちの共感を生むんじゃないかと思っています。このドラマならではのリアリティさを深見としても形にしていければいいな、と思います。

浅香航大

浅香航大

ドラマを観ていると、
現実では分からない男女の感情を知ると思うのですが
作品を通して
「女性ってこんな風に思っているんだ」などの発見を

されることはありますか?

どうなんでしょう…。でも、この作品はいろいろな女性に共感を呼んでいる作品だと伺っているので「そうなんだ、女性はこんな風に思っているんだ」と思うことはありますね。同時に「もっとこうすればいいのに」と思うこともありますし(笑)。発見とは違うのですが、個人的にゆうに向き合えなかった時代の深見に対して共感しつつも、もどかしさを感じる部分が多くて。深見ってセリフだけを見ると、ゆうにストレートな言葉を投げかけているように見えるんですけど、実は「過去に伝えられなかったから、いま伝えたい」という一生懸命さから発言している人なんですよ。だからこそ深見をナルシストな人物には絶対にしたくないんです。一生懸命に想いを伝える大切さを知っているからこそ、深見の言葉が生まれていることを表現していきたいと思っています。

ゆうのことを10年経っても忘れられなかった深見。
深見にとってゆうは
理想の女性像になっていたのかな、と思ったのですが

浅香さんの理想の女性像はありますか?

明るくてよく笑う方が好きですね。どちらかと言うと、僕は積極的にリードしたり話したりするタイプではないので、その場の空気をその人色に染められるような人がいいな、と思います。あとは品のある方が好き。最低限のマナーがきちんとできている人は「ちゃんとしているんだな」と思います。

浅香航大

Dear LANDOER読者
about『花嫁未満エスケープ』

原作ファンの方が多いからこそ、その世界観を崩さずにリアリティのある純度の高いラブストーリーにしていきたいと思っています。作品がどう展開していくかはまだ分からないですけど、ささやかな日常と自分を大切にしたくなるドラマになると思うので、是非、共感しながら観てください。

浅香航大

浅香航大(29)

あさか こうだい

1992年8月24日生まれ。
檣楼から見える広い視界で情報を掴み、
追求心をくすぐる未知の波に向かって一途に航海するDOER

木ドラ24『花嫁未満エスケープ』
2022年4月7日(木)スタート
テレビ東京系:毎週木曜深夜0時30分~1時

出演:岡崎紗絵 浅香航大 中川大輔
   美山加恋 小林涼子 松村沙友里 ほか
原作:『花嫁未満エスケープ』小川まるに(ライブコミックス)

詳しい放送日は公式HPをチェック

木ドラ24『花嫁未満エスケープ』
©「花嫁未満エスケープ」製作委員会

Item Credit
コート¥93,000/APOCRYPHA.、ジャケット¥46,000、シャツ¥33,000、パンツ¥35,000/
すべてSEVEN BY SEVEN(Sakas PR)、その他スタイリスト私物

(問い合わせ先)
Sakas PR
東京都渋谷区神宮前3-15-21 ヒルトップ原宿301
03-6447-2762

Staff Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:泉脇崇(Lomilia) 
スタイリスト:根岸豪(THE Six)
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:吉田彩華