イベントでは
それぞれのショートフィルム作品を観られるとか。
ショートフィルムの見どころは？
細田：僕、いままでは20歳というものがすごく特別に感じていたんですけども、最近になって何が特別か分かんなくなってきたんですよ。というのも、20歳になったからって急に大人になるわけじゃないじゃないと思っていて。そんな風に少しひねくれた僕自身の考え方を、今回の作品に投影させていただきました。いろんな大人を見て「20歳って何なんだろう？」という疑問を考えていきながら、でも結局は「大人っていいんだな」と思ってもらえる作品になっています。
LANDOER：これから20歳になる方、もうすでに20歳を越えている方にも是非届けたいですね。
細田：そうなんです。せっかく映像作品として届けるのなら、観た方に何かを伝えられるような「メッセージ性を強く込めたい」と、打ち合わせの時点でお願いしていたんです。今回の作品を観て「20歳って何なのか」「自分が20歳の時はどうだったかな」など、いろんなことを考えていただけたら嬉しいです。
福崎：僕は、大人になるって「何かを捨てること」や「何かから解き放たれること」だと思っていて。20歳はそういった変化の時期だと19歳の僕は思っていたんです。いざ20歳になってみたら、そんなことはなかったんですけど(笑)。今回の作品にはそんな僕の想いを入れていただいて、「変化の時期を迎えているけれど、変化を迎えたくない主人公の駄々っ子さ」を描いた作品にしていただきました。想像していた大人にはなりきれなかった大人、要するに大人らしくない駄々っ子の話です(笑)。
細田：すごい駄々っ子って出てくる(笑)。
福崎：その駄々っ子の話に、僕がやってみたかったSF作品の要素を少しだけ織り込んで。本当に人生によくある場面の一部分を切り抜いただけの話なんですけど、そこに主人公の持っている能力が絡んできて物語が揺れ動く作品になっています。
LANDOER：お2人とも違った視点から「20歳」を表現されているんですね。実際にもう作品は観られましたか？
福崎：実はお互いのものも、自分の作品もまだ観ていないんです。イベントで初めて観ることになるのでちょっと恐怖もありつつ…(笑)。
細田：いや、それ！ドキドキするよね。もうどうなっちゃうんだろうね(笑)？
福崎：ね、どうなっちゃうんだろう～(笑)。
細田：視聴後に感じたことを本当にそのままイベントで話すことになるので、そこも楽しみにしていて欲しいです。
福崎：いま言ってることが合ってるといいね(笑)。
細田：本当だね(笑)。でも「那由他、こんなこと言ってたけど全然違くない？」みたいになるのも面白い(笑)。
Dear LANDOER読者 about
『福崎那由他 ＆ 細田佳央太
20th BIRTHDAY EVENT』
福崎：今回、“なゆかな”バースデーということで2人でオンラインイベントをやらせていただくことになりました。珍しいですよね、2人で一緒のバースデーイベントなんて。
細田：そうだね～。
福崎：人生に一度しかないといわれている20歳という大きな節目に…
細田：そりゃそうでしょ！20歳はみんな一度だよ(笑)！
福崎：あはは(笑)！こういう感じで2人で楽しく祝えそうっていうのがすごく嬉しいです。今回はオンラインでのイベントなので、遠くてなかなか来られないという方々にも届けることができると思います。グッズも自分たちで考えて出させていただいたので、もしよかったらチェックしてみてください。僕たちの誕生日を祝ってくださるのは本当に嬉しいんですけども、何よりも「みんなで楽しみたい！」という気持ちなので、みんなお祝い気分で楽しみましょう！
細田：以前から「“なゆかな”で何かしませんか？」と、いろんな方からお声を頂いていることはマネージャーさんからお聞きしていたんです。それでも僕らとしてはやっぱり2人だけのイベントが不安で。皆さんが僕らの応援を積み重ねてくださったおかげで、ようやく今回イベントをすることができます。それは当たり前のことではないですし、本当にすごいことだと思うので、僕らも感謝しつつ精一杯皆さんと一緒に楽しみたいと思います！
0時を越えるオンラインイベント。
イベントを終えた自分に一言！
細田：次の日、かなり朝早めの集合だと思うけど、頑張って寝坊せずに行ってください。それにつきます(笑)！
福崎：もう終電はないと思うのですが…
細田：あははは(笑)。
福崎：ホテルに泊まるのか、タクシーに乗るのか分からないですけど、ちゃんと家まで帰ってくださいね(笑)。
細田佳央太（19）
ほそだ かなた
2001年12月12日生まれ。
人が何気なく生んだ言葉や仕草を自身に浸透させ
内在する経験値から〈役〉を素直に創造してゆくDOER。
Staff Credit
カメラマン：YURIE PEPE
ヘアメイク：谷口里奈
スタイリスト：森流星
インタビュー・記事：満斗りょう
ページデザイン：吉田彩華
