【池田エライザ】4つのDOER’sQuestions.

池田エライザ

【池田エライザ】
4つの
DOER’s Questions

LANDOERのDOERには〈実行者〉という意味があります。外から取り入れるさまざまな世界と、うちから生まれ出る繊細な感情を一本の糸にして、自分の輪郭を編んでゆく池田さんは、まさに〈実行者〉。そんなDOER・池田さんに、LANDOER恒例の4つのマストクエスチョンをお伺いしてまいりました。

Duel:決闘

いま、闘っているもの

“怠惰を愛する自分と、成長を愛する自分、その両極端のせめぎ合い”と闘っています。今でこそ周りから「いろんなことが出来るね」と言っていただけることもありますが、それは怠惰な自分をなんとか奮い立たせ続けてきた結果であって、根っこの部分にはどうしても変わらない自分がいるんです。人間、上手な生き方なんてないから、結局ずっとせめぎ合いながら、うまいこと平均台を渡るように生きていくしかない。それはそれでいいと思う反面、最近は「もう少し自分の根っこにある怠惰な部分も愛してあげていいのかな、許してあげてもいいのかな」と思うようになってきました。だからといって成長はやめられないので、これからも怠惰と成長の闘いをずっと繰り広げていくのだと思います。(LANDOER:怠惰か成長か、一日のなかで何度も選択してこられた結果、今の池田さんがあるのですね。)よく「人は無意識に選択している」と言われますが、私の場合は無意識なことがほとんどなくて、たとえば「右に曲がるか、左に曲がるか」といった些細なことでも意識的に選択してしまうんです。きっと良い方向にも悪い方向にも考えすぎなんでしょうね。「THE INFP」といったところでしょうか(笑)。

他人に共感されないところや、
少し変わっているところ

たくさんありますが、特に自分で風変わりだと思うのは “しゃべり方“です。「もっとテンポよく手短に話せるようになりたい」と思い何度も練習したのですが、どうしても習得できませんでした。(LANDOER:池田さんのお話を聞いていると、先に結果を伝えてくださるなどとても論理的に話される方という印象を受けます。)本当ですか?でも、話がすぐに寄り道してしまうし、雑談も苦手だし…。「相手に誤解を与えたくない」という思いから、つい話しすぎてしまう自覚があるんです。もっと(解釈を)相手に任せるくらいに手放して、自信をもって話したいのですが、どうしてもできなくて。いまでは文章や言葉選びを褒めていただけることが増えたので、もう無理に矯正しようとは思っていないものの、やはりちょっと変わっていると思います。話すときだけでなく、LINEなども考えすぎて返せなくなってしまう性格なので、日々スタンプ機能に助けられています(笑)。

Odd:風変わり
池田エライザ
Eupholia:幸福

幸せを感じる時

日常の“生活”が好きです。洗濯物、床掃除、モップがけ、雑巾掛け、猫、換気、散歩…。仕事から離れて、「生きていること」を実感できる瞬間にとても心動かされます。朝日を見るだけで、泣きそうになるくらい感動してしまうんです。

池田エライザ

実現したい夢・目標

“スイスに行きたい”です。自然が身近にある田舎育ちなので、今までは山に特別興味がなかったのですが、最近「(地元とは)また違う規模の大自然に呑まれてみたい」と思いはじめて。抗うことのできない自然の迫力を感じて、その感覚を仕事に活かせたらいいなと思っています。自然に興味をもちはじめたキッカケはYouTube。日々、よそのお宅の猫や、便利グッズの紹介、ご夫婦で旅行されている方などの動画を観て栄養補給をしているんです。動画で観た「エアビーに泊まって、自転車を借りて辺りを巡って、ツアーバスで山を登って…」というコースを実際に自分で巡って、大自然を浴びたいと思います。

Realize:実現
池田エライザ

池田エライザ

いけだ えらいざ

4月16日生まれ。
ゆらぎも余白も慈しむ 純な瞳で世界を見つめ、
“アンバランス”さえも〈光〉に変えて 表現へと昇華するDOER

映画『リライト』
全国の映画館にて公開中!

監督:松居大悟
脚本:上田 誠
原作:法条 遥『リライト』(ハヤカワ文庫)
出演:池田エライザ
   阿達 慶 久保田紗友 倉 悠貴
   山谷花純 大関れいか 森田 想 福永朱梨
   尾美としのり 石田ひかり
   橋本 愛
配給:バンダイナムコフィルムワークス

映画『リライト』
©2025『リライト』製作委員会

Staff Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:RYO(TRON)
スタイリスト:髙橋美咲(Sadalsuud)
インタビュー・記事:満斗りょう
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