日本テレビZドラマ『沼る。港区女子高生』
愛ある〈声〉が届く場所で
学び、知り、経験し、今日も前に進む
ある人が笑っているだけで心があたたかくなり、忙しそうにしていたら心配でギューッと胸が締め付けられる。「会える」と分かった時には、それが何か月先だろうと幸せで胸がいっぱいになるし、同じ時代に生まれて、たくさんの人の中からあなたを見つけ出せたことが、本当に嬉しくてありがたくて、思わず涙が溢れてくることもある。自分のことを好きになることが難しい時だって、あなたと出逢えたことを思えば「自分で良かった」と思える。そう、“推し”は生きる〈力〉。そして貴方は、紛れもなく“推し”たちにとってのかけがえのない〈力〉。
日本テレビZドラマ『沼る。港区女子高生』
-Story-
主人公の 倉石えな(桜田ひより)、港区女子高生。彼女は生まれながらに色が普通の人の100倍見える色覚を持つギフテッドな女の子。故に、幼い頃から絵を描く才能に満ち溢れる一方、異常なまでに絵を描くことに執着する子供だったがあるできごとから絵を描くことを封印している。しかし、完璧男子のタレント園宮蓮(八木勇征)(第5弾 恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」)に初めて推しを見つけた時の色なのか特別な色を感じ、絵を描くことを始めてしまう。それは同級生の彼氏 高森悠真(豊田裕大)にも秘密で。えなの推し活の切っ掛けを作った斎藤麻里香(吉田美月喜)は仲間ができて喜ぶが・・・そんな中、とある秘密を知ってしまう柚月琴奈(矢吹奈子)。
-山﨑 翼(やまざき・つばさ)-
えなのクラスメイトで、
女の子に優しくされると好きになっちゃう男の子。
山﨑 翼×山下幸輝
翼はあざとくて可愛い男の子。そんな翼の“可愛い”をちゃんと見せようと、少し誇張して演じることを意識しています。ドラマ本編とTVer配信分(放課後編)の監督が分かれているのですが、撮影前からTVer配信分の監督が「自由に発散して演じて欲しい」と、おっしゃってくださっていて。僕の思う翼の面白い部分だったり、「そこ抜けているんだ!」と思う部分だったりを、思う存分表現しています。
オリジナル作品である『沼る。港区女子高生』。
どのように翼を作り上げていかれましたか?
実は撮影前にあまり突き詰めて考えないようにしていて。もちろん、台本を読んで「こんな子だな」とイメージはしていたのですが、基本的には現場でみんなと作り上げている部分のほうが大きいです。本編で翼は賑やかしのような男の子なので(笑)、周りのみんなの動きを見ながら、どうすればそれぞれの魅力が立つのかを考えるようにしています。とは言え「ここの表情どうしようかな?」など、翼の見せ方もしっかりと考えながら作っている最中です。やっぱり、翼のことも皆さんに愛していただきたいので(笑)。
役に向き合われている山下さんだからこそ見える
『山﨑 翼』について教えてください。
とにかくあざとくて、周りにいそうでありながら、あまりいない子だと思います。あざとい子って割といると思うのですが、翼は優しくされた相手に「それはダメだよ」と言われたら、一気に「あー!言われた…」とネガティブになってしまうんです。あざとさのある子で、そんな風に素直に落ち込んでしまう子ってなかなかいない気がしていて。演じていて、そのふり幅がすごく楽しいです。
しかも「優しくされたら
すぐに好きなっちゃう」という設定も
現実ではなかなかないもので、
面白いと感じました。
そうなんですよね。翼って「世の中に悪い人はいない」と思って生きてきたタイプで、本当に人が大好きなままに成長した子なんです。だからこそ、優しくされると疑うことなく好きになっちゃうんだろうな、と(笑)。本編に先駆けて配信されているTVer限定配信の「放課後編」では、翼のもっと人間的な部分を観ていただけると思うので、是非、ドラマと一緒に楽しんで欲しいです。撮影の段階からかなり弾けた楽しい作品になっています。
翼のふり幅はもちろん、
山下さんのふり幅も観られそうで楽しみです。
ちなみに、山下さんご自身が
人として「素敵だな」と惹かれる行動はありますか?
何かに対して一生懸命にのめり込んでいる姿は、すごく魅力的だと感じます。そういう方にものすごく惹かれますね。勉強でも部活でも仕事でも、頑張っている方は眩しいです。
ドラマHPに書かれている
「好きなものにまっすぐ」という言葉が素敵でした。
〈推し〉と呼ばれる場所に
立っている山下さんにとって
「好き」が溢れるファンの皆さんは
どんな存在ですか?
どんなに大変な時でも、僕を元気にしてくれる存在です。TGCに出演した際にも体感したのですが、チケットをとることが難しい状況の中でも頑張って会いに来ようとしてくださったり、配信で見守ってくださったり、僕のことをどうにかして「応援したい」と思ってくださる皆さんの想いが本当にあたたかくて。皆さんがくださるエネルギーが僕の元気の源であり、僕にとってファンの皆さんは心強い〈活力〉なんです。
応援をダイレクトに受け取れる場所は
一段とエネルギーに満ちていそうですね。
本当にそう思います。アーティスト活動って、パフォーマンスをこちら側が発信して、それを観ている方が楽しんでくださって、その喜びや応援がこちらに返ってきて…といったキャッチボールができることが魅力の一つだと思うのですが、俳優の仕事だと皆さんと直接キャッチボールをできる機会が少ないじゃないですか。だからこそ、イベントなどで皆さんと生でお会いして、反応が返ってくることがすごく楽しいんです。
立て続けに作品に出演されている山下さんですが、
お芝居を始めた当初と、経験を重ねてきた今、
お芝居に対する考え方や
向き合い方は変わりましたか?
変わりました。お芝居を始めた当初は「クラスメイト役」のような、名前のない役もあったんです。正直、その役の時ってどんな表情をしていればいいのかすら分からなくて。「カメラがここにあるから、こっちを向いておいた方がいい」などの技術的なことも分からない中、とにかく勉強しようと思って必死で現場を観察していました。『君の花になる』で8LOOMメンバー・小野寺宝を演じることになり、現場でカメラマンさんが技術的なことを教えてくださったのですが、僕にとってはそうやって教えていただけること自体がすごく嬉しかったんです。「視聴者の方にもみんなの顔を観て欲しいから、リアルでいうと目線はここだけど、ちょっと気持ち右を見てみよう」など、細かい調整をしながらワンシーンを作り上げていく場所にプロの力を感じました。現場で学べること、新しい発見に囲まれる〈芝居〉が、今はすごく楽しいです。
Dear LANDOER読者
From 山下幸輝
日本テレビZドラマ『沼る。港区女子高生』
今回の『沼る。港区女子高生』は、Z世代の役者たちが集まって作品を作るZドラマという枠で放送されます。今までにない切り口のドラマになっていると思うので、そういった〈新鮮さ〉まで楽しんでいただけたら嬉しいです。現役の学生の方はもちろん、大人の方にも“若い頃の青春のテンション”を思い出しながら楽しんでいただける作品になっていると思います。僕の見どころは、演じるうえで意識した“今までにないくらいのハイテンションやパッションのふり幅”。きっと、新しい山下幸輝を観ていただけるはずです。受け取ってくださった皆さんに、シンプルに「面白いな」と感じていただける作品になるよう撮影に臨みました。是非、楽しんでください!
山下幸輝(21)
やました こうき
2001年11月7日生まれ。
ときめきを紡ぐ〈愛情〉を生成し、
幸せの花束を惜しみなく差し出し続けるDOER
日本テレビZドラマ『沼る。港区女子高生』
毎週土曜14:30~15:00(関東ローカル)
第1話は2月25日放送
※第3話は報道特番のため放送時間が変更になります。
3月11日(土)16:30~17:00放送
配信メディア:TVer、Hulu、日テレTADAほか(第1話は2月25日15時配信)
出演:桜田ひより 豊田裕大 吉田美月喜 矢吹奈子 中川大輔 山下幸輝
松本怜生 横田未来 山口綺羅 らん 八木勇征/遊井亮子 丸山智己
4月スタートドラマ『ガチ恋粘着獣』(ABCテレビ・テレビ朝日)
人気動画配信グループCOSMICのメンバー・コスモ役で出演が決定!
ABCテレビ(関西) 4月9日スタート 毎週日曜よる11:55
テレビ朝日(関東) 4月8日スタート 毎週土曜深夜 2:30
※TVerで見逃し配信あり
『第36回 マイナビ東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER』
3月4日(土)国立代々木競技場 第一体育館にて開催
ゲスト出演決定!
Staff Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:吉井めぐみ
スタイリスト:岩田友裕
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:古里さおり