【岸谷五朗×寺脇康文】4つのDOER’s Questions.

岸谷五朗×寺脇康文

4つの
DOER’s Questions

LANDOERのDOERには〈実行者〉という意味があります。固く結ばれた、お互いと芝居との“絆”。そんな運命的な“絆”をもとに、地球人たちに愛と幸せを注いでくださるお2人は、まさに〈実行者〉。そんなDOER・岸谷さんと寺脇さんに、LANDOER恒例の4つのマストクエスチョンをお伺いしてまいりました。

Duel:決闘

いま、闘っているもの

寺脇康文(以下、寺脇):闘っているものは完全に“台本”です。覚える作業はもちろん、台本に描かれている世界観をどのように表現しようか、と考えることも含めて。もう常に闘い過ぎていて、台本を覚えている最中は他の活字を見たくなくなるんです(笑)。

LANDOER:文字に追われてしまいますよね(笑)。とはいえ、その闘いは、やはり楽しいものなのでしょうか?

寺脇:楽しいです。「どうすればいいかな?」と、考えることも楽しいですし、何かを思いついたときも、「観てくださる方が楽しんでくれるといいな」と思う時間も、すべてが楽しいです。

LANDOER:役者の方が楽しんでいるから、私たちも観ていて楽しいのですね。

岸谷五朗(以下、岸谷):そう。演じる側とお客さんって一緒なんですよね。僕もいま大河ドラマの撮影をしているので、台本を読んでいないタイミングはないほど常に持ち歩いています。何度も何度も繰り返し読んでいると、何度目かに「あ、これだったな」と気づくこともあるよね。

寺脇:そうそう。最初に読んであとは覚えるだけ、ではなく、ストーリーをずっと追って流れを読んでいると、ある日突然思いつくことがあって。それがすごく嬉しいんです。

岸谷:あと僕が闘っているのは、毎日ランニングをするときに立ちはだかる、“通称・心臓破りの坂”

寺脇:あははは(笑)。

岸谷:その坂の間は絶対に走りきると決めているのですが、体調や天候によって「今日は歩きたいな」と思う日もあるわけですよ。でもこれは自分との闘いですから。自分に負けないよう、日々、走りきることを続けています。

岸谷五朗×寺脇康文

他人に共感されないクセや、
変わっているところ

寺脇:五朗ちゃんはどうしてトマトが嫌いなんだろう、と思います。それが僕から見た五朗ちゃんの謎なところ(笑)。あんなに美味しいのに!

岸谷:幼稚園のときに食べたトマトが酸っぱくてスロウアップした記憶があって…「よくもみんなの前で恥をかかせたな」という、トマトへの恨みから「一生食べないぞ」と決めたんです(笑)。寺ちゃんの変わっているところは…

寺脇:どうして酔っぱらうと目が離れるんだろう、とか?

岸谷:あはは、そうそう(笑)。寺ちゃんは酔っぱらうと目がラクダみたいに離れるんですよ(笑)。僕らは2人とも本当にお酒が強いので酔っぱらうことはほぼないのですが、打ち上げなどでキャパを超えて呑んだ際に、ふと寺ちゃんを見ると、目が横についているんです(笑)。

寺脇:180度見えるからね(笑)。

岸谷:あはは、それは便利だね(笑)。

Odd:風変わり

Eupholia:幸福

幸せを感じる時

岸谷:間違いなく幸せなのは、仕事などすべてが終わった後に呑む“一杯目のビール”。不思議なことに、良い仕事をしたり、大変なスケジュールをこなしたりした後に呑むお酒って、本当に味が違うんですよ。何もしなかった日に呑むお酒も美味しいけれど、頑張った日に比べると全然なんだよね。

寺脇:お酒の味は、その日の頑張りに比例しているのかもしれないですね。僕も五朗ちゃんと同じで、“一日の終わりにお酒を呑む時間”が幸せなひとときです。

岸谷五朗×寺脇康文

実現したい夢・目標

寺脇:“戦争をなくしたい”。これはずっと変わらない大きな目標です。何とかしてなくなってほしい、僕はそのために芝居をしていきたいな、と。あとは…ドジャースに入りたい。

岸谷:入れないよ(笑)。だったら僕は、大谷翔平が小学校に贈ったグローブをもらいたい(笑)。

寺脇:あはは(笑)。

岸谷:僕がいま一番実現したいことは、“舞台の初日を迎えること”かな。映画やドラマの現場もそうなのですが、僕にとっては演劇ができること=特別なご褒美をもらっているって感覚なんです。寺ちゃんといることも、演劇という親友と肩を組んでいる感じがして。演劇と寺ちゃんと一緒に生きている、といいますか。大切で可愛い作品を努力して作ってゆく、そうしてみんなと迎える初日はどうしようもないほど幸せなんです。もはや〈快楽〉と言っても過言ではないほど。『儚き光のラプソディ』でも、初めて作品が世の中に出ていく喜びと、自分たちが真っ白カラカラ状態になるほどの快楽を目指したいと思います。

Realize:実現
岸谷五朗

岸谷五朗

きしたに ごろう

9月27日生まれ。
思い巡らす地球の姿と自身の声を、
朗らかな〈愛嬌〉と〈愛情〉で包み届けてくれるDOER

寺脇康文

寺脇康文

てらわき やすふみ

2月25日生まれ。
笑い声が響く安康な地球を願い、
たっぷりの〈愛〉をもって私たちの心に声がけをくれるDOER

Daiwa House Special 地球ゴージャス三十周年記念公演 『儚き光のラプソディ』

Daiwa House Special 地球ゴージャス三十周年記念公演
『儚き光のラプソディ』

明治座(東京):2024年4月28日(日)~5月26日(日)
SkyシアターMBS(大阪):2024年5月31日(金)~6月9日(日)
作・演出:岸谷五朗
出演:中川大志 風間俊介 鈴木福 三浦涼介
   佐奈宏紀 保坂知寿 / 岸谷五朗 寺脇康文 他
チケット等、詳細は公式HPにて

Staff Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:大野彰宏(ENISHI)
スタイリスト:中川原寛(CaNN)
インタビュー・記事:満斗りょう
ページデザイン:古里さおり